
↑このエンジンブロワー以降ブロワーは滅茶苦茶調子が悪いんです、
エンジンは普通に始動しますが、アクセルレバーを一杯引いても
エンジンが完全に吹けないから、、ブロワーの命と言える風量が本来の
三分の一程度なんですよ



↑先ずは燃料タンクのストレーナーを取り出して、清掃しましたが
ここは問題ないですね、そしてエアークリーナーを清掃して、キャブレターも問題なしでした。


↑プラグはご覧のように大変汚れていますが、今でも普通にエンジンは
始動しますが、念のために新品

一通り点検して、プラグも交換しましたから、試運転しましたが、やはりだめでした。


↑あと考えられるのは、排気系のどこかが詰まっているんでしょうね

赤丸印をした、シリンダーとマフラーの間の排気ポートを点検してみます。
[排気ポートとは、爆発が終わった混合気(煙)を出す穴の事です。]

↑マフラーを取り外して、赤丸印をした、排気ポートの中を、よく見たらカーボン及び
燃えきれなかったオイルが付着して熱で固まり、こびりついてしまっていました。

(フライパンの黒くこびりついた汚れのようなものを想像してください。)

↑奥の突き当りに見えるのがピストンです、そのピストンを
傷つけないように、こびりついた汚れ(すごく硬い)を削り取り綺麗になりました。

↑マフラーを取り付けました、赤丸印をした箇所が排気口です。(可愛いですね)

↑組立完了しまして、、さぁ~試運転で~す・・・・・
凄い風圧、風量にビックリです、石ころもすっ飛ばす勢いです、

これが本来の力なんですね、少しずつ汚れが溜まり、徐々に力が無くなって
いきましたから、本来の力を見失っていたんですね

余談
知り合いの造園の仕事に従事して機械に詳しい(工業高校卒)人に
今回ブロワーが不調になった、経緯を話したら、
燃料の比率は25:1で使っているのと聞かれましたから、
バイク用の2ストオイルを使い説明書通りに25:1と云いましたら
バイク用の2ストオイルは性能がいいから50:1で充分と言われました。
25:1ではオイルが濃いから完全に燃えきらないから今回みたいになるそうです。
早速50:1の混合ガソリンで使用して見たら、排気の色もきれいで
完全燃焼されているようです、Oさんアドバイスありがとうございました。
