《完成まであと少しです》
天候も落ち着いたので、晴れていて、湿度の低い日を選び、光沢塗装の仕上げに移ろうと思います。
塗装と湿度には気を使います。
湿度の高いときに「エアブラシ塗装」すると、湿気を巻き込んで白っぽくなってしまう事があるのです。
「カブリ」と呼ばれる現象で、光沢感を損なう原因ですので、ここは天候と相談して作業します。
<仕上げ塗り (光沢塗装について)>
「ホワイト」で塗装した外部装甲の塗装はすでに乾燥していました。
ここからは、テーマである「F-1のような美しさ」を表現する為に仕上げの塗装を施します。
仕上げの塗装は…
・パールコーティング
・クリアーコーティング
の順に行います。
仕上げの塗装を2段階に分けて行うわけです。
今回の記事では、「パールコーティング」の工程をご紹介します。
対象のパーツはこちら。
<パールコーティング>
いよいよ、「パールコーティング」を行います。
当初は、本塗装のまま「クリアコート」でも良いと思ったのですが、QUBELEYの外部装甲パーツは美しい曲線で構成されていますので、光が当たったときに、ほんのりと「パール色」があったほうが立体感が出て、よりテーマに近づくのではないかと考え、「パールコーティング」の実験もかねてやって見ることにしました。
目指す色合いは「なとなく パープル」です。
光が当たった所がうっすらと「パープル」に輝くような塗装表現をします。
パールコートに使用するのは、「パール顔料」と「クリア塗料」です。
「パール顔料」とは非常に細かい粉末状の顔料で、そのまま塗り付けるのではなく、「クリア塗料=透明な塗料」に混ぜて吹き付けます。
「パール顔料」には色もいくつかあり、今回は「パープル」を使用して美しさを際立たせます。
パーツにいきなり吹付けるのは危険だと思いましたので、テストをします。
テストに用意は#3-3記事でも登場した100円ショップで売っている「使い捨てスプーン」です。
材質がプラモデルと同じ「スチロール樹脂」で出来ているので、塗装のテストにはもってこいです。
私の場合あらかじめ、まとめてサーフェイサーを吹付けてあり、テスト塗装に使用しています。
今回は外部装甲の「ホワイト」塗装の時についでに何本か塗装しておきました。
「クリア塗料」をビンに移して「パール顔料」を適量添加してよく撹拌すると、貝殻細工のような色になります。
よく撹拌したらエアブラシで塗りムラが起らないように、均一に吹き付けます。
微妙ですが、光が当たった時にうっすらと「パープル」に輝いています。
これならうまく行きそうです。
さっそく、外部装甲のパーツに「パールコート」をして乾燥をまちます。
「パールコート」前と後で効果の違いを比較してみました。
こちらは「パールコート」前の状態。ふつうに光っている感じですね。
そして「パールコート」後の状態です。光のあたっている所の周辺が「パープル」っぽく光っています。
いかがでしょうか?「なんとなくパープル」感が出てませんか?
「パールコート」は薄めに吹き付けたので、遠くから見ると、青みがかかったホワイトに見えますが、近づいて光が当たっている所をみてみると「パープル」に輝く不思議な色になりました。
「なんとなくパール」の完了です。
「パールコーティング」にはクリア塗料を使用しました。この後の「クリアーコーティング」で塗装面に影響が出てしまわないようにしっかりと乾燥させて次の工程に移りたいと思います。
このあとは、この上からさらにクリア塗料を吹き付け、最終仕上げの「クリアーコーティング」をします。
手持ちのクリア塗料は何種類かあるので、どれを使用するかはパーツの乾燥を待ちながらじっくりと考えたいと思います。
というわけで、今回はここまで。
次回は乾燥した外部装甲に「トップコート=クリアーコーティング」を施す作業をご紹介します。
お楽しみに。
天候も落ち着いたので、晴れていて、湿度の低い日を選び、光沢塗装の仕上げに移ろうと思います。
塗装と湿度には気を使います。
湿度の高いときに「エアブラシ塗装」すると、湿気を巻き込んで白っぽくなってしまう事があるのです。
「カブリ」と呼ばれる現象で、光沢感を損なう原因ですので、ここは天候と相談して作業します。
<仕上げ塗り (光沢塗装について)>
「ホワイト」で塗装した外部装甲の塗装はすでに乾燥していました。
ここからは、テーマである「F-1のような美しさ」を表現する為に仕上げの塗装を施します。
仕上げの塗装は…
・パールコーティング
・クリアーコーティング
の順に行います。
仕上げの塗装を2段階に分けて行うわけです。
今回の記事では、「パールコーティング」の工程をご紹介します。
対象のパーツはこちら。
<パールコーティング>
いよいよ、「パールコーティング」を行います。
当初は、本塗装のまま「クリアコート」でも良いと思ったのですが、QUBELEYの外部装甲パーツは美しい曲線で構成されていますので、光が当たったときに、ほんのりと「パール色」があったほうが立体感が出て、よりテーマに近づくのではないかと考え、「パールコーティング」の実験もかねてやって見ることにしました。
目指す色合いは「なとなく パープル」です。
光が当たった所がうっすらと「パープル」に輝くような塗装表現をします。
パールコートに使用するのは、「パール顔料」と「クリア塗料」です。
「パール顔料」とは非常に細かい粉末状の顔料で、そのまま塗り付けるのではなく、「クリア塗料=透明な塗料」に混ぜて吹き付けます。
「パール顔料」には色もいくつかあり、今回は「パープル」を使用して美しさを際立たせます。
パーツにいきなり吹付けるのは危険だと思いましたので、テストをします。
テストに用意は#3-3記事でも登場した100円ショップで売っている「使い捨てスプーン」です。
材質がプラモデルと同じ「スチロール樹脂」で出来ているので、塗装のテストにはもってこいです。
私の場合あらかじめ、まとめてサーフェイサーを吹付けてあり、テスト塗装に使用しています。
今回は外部装甲の「ホワイト」塗装の時についでに何本か塗装しておきました。
「クリア塗料」をビンに移して「パール顔料」を適量添加してよく撹拌すると、貝殻細工のような色になります。
よく撹拌したらエアブラシで塗りムラが起らないように、均一に吹き付けます。
微妙ですが、光が当たった時にうっすらと「パープル」に輝いています。
これならうまく行きそうです。
さっそく、外部装甲のパーツに「パールコート」をして乾燥をまちます。
「パールコート」前と後で効果の違いを比較してみました。
こちらは「パールコート」前の状態。ふつうに光っている感じですね。
そして「パールコート」後の状態です。光のあたっている所の周辺が「パープル」っぽく光っています。
いかがでしょうか?「なんとなくパープル」感が出てませんか?
「パールコート」は薄めに吹き付けたので、遠くから見ると、青みがかかったホワイトに見えますが、近づいて光が当たっている所をみてみると「パープル」に輝く不思議な色になりました。
「なんとなくパール」の完了です。
「パールコーティング」にはクリア塗料を使用しました。この後の「クリアーコーティング」で塗装面に影響が出てしまわないようにしっかりと乾燥させて次の工程に移りたいと思います。
このあとは、この上からさらにクリア塗料を吹き付け、最終仕上げの「クリアーコーティング」をします。
手持ちのクリア塗料は何種類かあるので、どれを使用するかはパーツの乾燥を待ちながらじっくりと考えたいと思います。
というわけで、今回はここまで。
次回は乾燥した外部装甲に「トップコート=クリアーコーティング」を施す作業をご紹介します。
お楽しみに。