The Tsinghua Way !! (中国MBA報告)

中国北京の清華大学で06年9月より奮闘した知られざる中国MBAの体験記。08年7月に卒業しました!

参院選在外投票

2007-07-13 | 北京生活
今回の参議院選挙から比例代表・選挙区選挙ともに在外投票ができるようになったことから、早速北京の投票所に足を運んで投票してきた。場所は北京三元橋近くにある日本領事館(日本大使館とは違って普通のオフィスビルの2階にある)。午後4時に行ったが、平日でもあったためか私以外に投票する人はなく、選挙管理人・選挙立会人の4人、受付・警備の5人に見守られながら物々しい雰囲気の中での投票だった。日本の投票所であれば . . . 本文を読む

テニス

2007-07-11 | 北京生活
ここ1年間スポーツといってもジムに少し通う程度だったが、やっと授業の重圧から解放されて久しぶりにテニスをした。昼間は炎天下でとてもテニスができる状態ではないため、夕方5時過ぎからとなった。正直ラケットを握るのが怖かったが、何とか体がテニスを覚えていてくれて少しほっとした。が、、この1年間の影響か、スタミナが全然足りず体が着いていかない。愕然とした。。ボールに当てるのが精一杯で、とてもテニスを楽しむ . . . 本文を読む

深夜の騒音(2)

2007-07-10 | 北京生活
以前このブログの中で自宅近くでビルの突貫工事が始まり、騒音で夜も眠れないことがあると書いたが、約9ヶ月が経ち建設中のビルの下半分が現れてきた。工事現場ではクレーンで資材を吊って移動させている様子が見えるが、そのクレーンのワイヤーがいつか切れるかのではないか、重心がずれて資材が下に落ちるかと見ているだけでひやひやさせられる。「安全第一、人命重于泰山」と安全に関するスローガンは掲げられているものの、資 . . . 本文を読む

最後の晩餐

2007-07-09 | 北京生活
先週金曜日のことになるが、清華大学IMBAに通う日本人でお別れ会をした。現在清華大学IMBAに通う日本人には、早稲田大学アジア太平洋学科MBAコースからの交換留学生が2人と清華大学IMBAの本科生が1年生(私)と2年生の2人、あわせて4人いる。交換留学生2人がこの夏で帰国、さらに清華大学IMBA本科生の1人が今年卒業で派遣先の企業に復帰する。ということで私以外、全員北京から離れることになる。 最 . . . 本文を読む

ビザ問題(3)

2007-06-22 | 北京生活
無事「臨時住宿登記表」(外国人が中国に居住している証明書)の問題も解決し、入念に提出資料を揃えて東直門の公安局簽証処(ビザセンター)に向かった。ビザセンターには既に長い行列ができていて1時間待ちの状況。外国人対応の部局とあって非常にきれいな建物だが、職員はやはり昔ながらの対応。ここで事を終えるには大概2-3時間を見ておかなければならず、毎回授業を1コマ休まなければならない羽目になる。 そしてやっ . . . 本文を読む

ビザ問題(2)

2007-06-13 | 北京生活
昨年10月と今年4月に家族のビザに関して様々な問題が発生していることを書いたが、再び家族の帯同ビザを取得しようと書類を整えている。前回は入国時のビザが香港で取得した6ヶ月間有効のFビザ(商務ビザ)だったが、公安局の指導に従いLビザ(観光ビザ)を国外で取得しなおした。そして近々再び公安局へ向かおうとしていた矢先のこと。外国人が中国に滞在する場合に必要な「臨時住宿登記表」(外国人が住んでいるという証明 . . . 本文を読む

食品と医薬品の安全性

2007-06-04 | 北京生活
やはり起きたかという事件が起きた。中国製練り歯磨きにジエチレングリコールが入っていて、健康被害が海外で続出している事件である(下記は2007年6月2日Nikkei Netからの引用)。 「中国製練り歯磨きは使用回避を」米FDAが異例の警告  【ワシントン=藤井一明】米食品医薬品局(FDA)は1日、中国製練り歯磨きの使用を避けるよう全米の消費者に警告した。使用中でもラベルなどの確認を促し、中国製 . . . 本文を読む

バナナをめぐるデマ

2007-05-29 | 北京生活
最近、中国農業部(日本の農林水産省にあたる)がバナナを巡って広まっているデマを打ち消そうと躍起になっている。その噂とは「バナナの中にSARSに似たウィルスが入っている」というもの。携帯電話のショートメールで送られたデマの全文を記載すると「近期不要吃泛青的不熟香蕉,目前海南的香蕉中発現了一種病毒類似于人類的SARS病毒,請転告毎个你珍惜的人!(青くなったまだ熟していないバナナを食べない . . . 本文を読む

士力架

2007-05-23 | 北京生活
「お腹が空いたらスニッカーズ!」のコピーで有名なSnickers(士力架)が北京五輪の公式チョコレートに選ばれ、最近清華大学などの学生街のあちこちにSnickersの広告が出ている。実はオリンピック公式チョコレートなるものが存在していたことも驚きだった。 中国語のコピーも日本語と同じように「餓了就吃!」と出ている。「お腹が空けば麺か何かを食べればいいじゃないか、なぜ今さらチョコレート?」と思うの . . . 本文を読む

新光天地

2007-05-14 | 北京生活
新光三越の北京店が4月19日にオープンし、先週末早速行って来た。場所は北京CBD(Central Business District)の東にある大望橋の北東角。SOHO現代城の斜め向かいといったほうが早いかもしれない。北京ではここ数年でカルフール、セブンイレブン、イトーヨーカドーといった流通大手が進出してきたが、本格的な外資デパートがなかった。太平洋そごうが北京店を持っていたが、中の生鮮食料品スー . . . 本文を読む

煎餅(ジエンビン)

2007-04-26 | 北京生活
今週は試験が続いていて、春の陽気さとは反対に張り詰めた毎日が続いている。今日も先ほどOperation Managementの試験が終わったところだが、内容が難しすぎたためか、学生の口々から「できなかった」と溜め息が漏れていた。そんな中大学内のスーパーマーケットで、小腹が減ったので久しぶりに煎餅(ジエンビン)を買った。 煎餅はお好み焼き風のスナックのこと。クレープのように伸ばした生地に、卵と5セ . . . 本文を読む

柳絮と春天

2007-04-25 | 北京生活
先週北京では柳絮(りゅうじょ、liuxu)というヤナギの実が非常に多く舞っていた。十円玉くらいの綿ぼこりがふわふわと空を舞うのだが、風のきつい日は外を歩いているだけで口にこの柳絮がくっついてくる。教室から外を見るとまるで季節外れの牡丹雪が舞っているようだ(写真ではあまりよく見えないが、道路の下にたまった柳絮がわずかに見える)。華北では柳絮が舞えば本格的な春の到来を意味するが、北京の春は短くあと2週 . . . 本文を読む

ビザ問題

2007-04-19 | 北京生活
昨年10月に家族のビザの問題で香港に出ざるを得なくなった話をこのブログで書いたが、またこのビザ問題が発生した。前回の事件以降、帯同ビザを家族が取得できるようにと考えていた。「学生の帯同ビザは認められない」などというデマに惑わされながらも、清華大学の留学生オフィスの協力も得てひとつひとつ問題を解決し今週ようやく必要書類を取り揃えた。その上で昨日北京市公安局に出向いたが、1時間半並ばされた挙句、「帯同 . . . 本文を読む

美容整形

2007-04-18 | 北京生活
中国語の授業で新聞を読んでいるため、最近中国国内の話題に敏感になってきた。経済情報を読んでもいいのだが、普段自分は読まない類のニュースを読むようにしている。歌手の劉徳華に惚れ込んで中学校からずっと教育を受けずひたすら「追っかけ」をやっていたが、父親の自殺で初めて自分のこれまでの間違いに気づいた楊麗娟という女性の話(実話)。工事現場で働いていた出稼ぎ農民が労働災害に遭い鉄筋が胸に突き刺ささったが、奇 . . . 本文を読む

パイナップル売り

2007-03-27 | 北京生活
先週は授業に力が入りすぎていたので、今週はちょっと肩の力を抜いて勉強している。いくらなんでも先週のペースをずっと続けていると体が持たない。授業は必修の最小限の科目数になり、空いた時間はできる限り本を読んで理解を深めようとしている(選択科目は今学期後半からまた始まる)。 ところで春分を過ぎたあたりから北京は急に春の陽気になってきた。最高気温も15度以上になり、街を行く人々の服装も変わってきた。変化 . . . 本文を読む