水曜日の「Principle of Financial Engineering」は導入編が終わって、授業がだんだんと数学になってきた。授業は「金融工程原理」(宋逢明著、清華大学出版社)の内容に沿って英語で行われている。中国人学生からすればこの教科書を予め中国語で読んで授業に臨めば理解が深まるのだが、やはり日本人にとってはデリバティブのバイブルといわれる「Options, Futures And O . . . 本文を読む
北京はオリンピックに向けて町並みがすごい勢いで変わってきているが、何も新しいビルばかりが建とうとしているのではない。80年代以前に建てられた比較的古い建物の「化粧直し」も目立つ。こういったビルは相変わらず中身はぼろぼろのままだが(トイレは超汚い!)、まず壁面がガラスで覆われたり(ガラスがでこぼこで改装後も何か格好悪い)、壁面の色が塗り替えられたりする。さらに低層階部分が大改装されテナントが入居する . . . 本文を読む
清華大学内を歩いていると、ここが一体どこなのかわからなくなる時がある。清華大学東門付近の清華科技園には高層ビルが林立しているが、現在進行中の学内の道路工事では中国でよく見る小汚い労働者の光景。経済管理学院には週末EMBA(Executive MBA)に通う企業トップが高級外車で「登校」するが、その隣には普通のMBA学生のぼろぼろの自転車の駐輪場。しかし実はこのアンバランスさが現在の中国を象徴する最 . . . 本文を読む
張幃(Zhang Wei)副教授による創業管理(Entrepreneurial Management)の授業が昨日開講した。同副教授はちょうど06年MBAオリエンテーションセレモニー(06年9月)で「創業」に関するテーマを取り上げたことから、当初から印象深かった。背がやや低く、一見中国南方の小僧風でとても大学教員には見えないが、清華大学中国創業センターの中心的教官の一人である。この授業が今学期私が . . . 本文を読む
春学期のMarketing Managementの授業で韓国人、中国人、タイ人、フランス人、日本人による混成チームを作ったと以前このブログで話したことがあったが、この中の唯一の交換留学生(フランス人)のお別れ会を授業の合間を縫って開いた。既にインターンシップで昼間働いている学生もいるため、私を含めて3人のささやかなものだった。この交換留学生は夏の間中国全土を旅行していたせいか、すっかり日焼けしてい . . . 本文を読む
水曜日は朝8:30から晩21:45まで「金融漬け」の日にあてているが、3コマとも女性教官による授業である。午前中の「Debt Instruments and Markets」と晩の「Principle of Financial Engineering」は朱英姿(Zhu Yingzi)副教授による授業(写真)。特に夜の金融工学に関する授業(初回)はMBA以外の学生も興味があるのか立ち見が出るほどだっ . . . 本文を読む
今年2月にこのブログで自分自身の恥ずかしいメタボ(?)写真を公開してから、有言実行で減量に取り組んできたが、着実に効果が現れてきている。(1)週5回は有酸素運動(1時間)を入れる、(2)1日の摂取カロリーを1,500キロカロリー以下に抑える、(3)体重・脂肪率と食べたものを毎回克明に記録するという、あの岡田斗司夫氏がとった方法を忠実に行った結果だ。その過程は後ほど減量達成後に公開したいと思っている . . . 本文を読む
先週は北京以外の都市を転々としていたのでブログを一時休止していたが、今週から秋学期が本格的に始まった。あらためて自分の選択した授業時間を見ていると、歪な時間帯に偏っている。水曜日から金曜日までがいずれも夜の授業(18時半から22時まで)。水曜日は朝8時半から夜22時までびっしりとつまっている。
しかもMBA1年目の学生と異なり、MBA2年目は全ての授業がMBA校舎ではなく、清華大学の学部生が学ぶ . . . 本文を読む
北京には北朝鮮政府直営のレストランは多数あり何回か行ったことがあったが、北朝鮮政府直営カフェがあると聞きつけ行ってきた。望京(韓国系の人が多く住む地区)の阜通西大街にあるビルの2階に「平壌珈琲吧」の文字。午後4時頃に行ったところ誰も客はおらず店内はがらがら。店は中国に最近よくあるような喫茶店だが、壁には一面北朝鮮の映画の一シーンと思われる写真が飾ってある。
メニューには普通のコーヒ . . . 本文を読む
07年新入学のMBA学生に対するオリエンテーションが始まった。ちょうど1年前のブログを読み返してオリエンテーションがどんな感じだったか思い出しているところだが、2年目のMBA学生のうち約40人はオリエンテーションにコーチとして参加している。経済管理学院の入り口にも写真のような横断幕(清華大学経済管理学院-君の夢に翼をつける)が掲げられて、新入生歓迎ムードが漂っている。一階のロビーは新入生らしき人ば . . . 本文を読む
以前このブログの中で学内の留学生寮の近くに大規模なゴミ処理場があり、夏場気温が高くなる頃に異様な臭いが流れてくるということを書いたことがあるが、今日学費を払うために寮近くを通りかかった時、写真の通りそのゴミ処理場がなくなっていることに気づいた。やはりこのゴミ処理場、周りの校舎や寮から相当な苦情が出ていたようで、校内北東の人影少ないところに移転されたようだ。さすがにこのゴミ処理場は露天ではなくなった . . . 本文を読む
何の時間と思われるだろうか?日中間の航空所要時間?いいえ、これは私が昨日銀行で並ばされた時間。いわゆる四大銀行(中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行)でさえ、北京ではまず1時間以上並ばないと窓口業務をやってくれない。サービス業とは思えないひどい状況である。
昨日4時間20分も待たされたその銀行は、中国銀行安貞橋支行。秋学期開始前に1年分の学費6万元(約96万円)を支払わなければなら . . . 本文を読む