The Tsinghua Way !! (中国MBA報告)

中国北京の清華大学で06年9月より奮闘した知られざる中国MBAの体験記。08年7月に卒業しました!

公衆トイレ

2008-02-22 | 北京生活
昨日の元宵節で正月休みがとうとう終わったが、すっかり暖かくなった北京市内を久しぶりに散歩した。昼間は10度を超える気温で歩けば汗ばむ位の陽気。主にまだ胡同(フートン)の残る市中心部を散策。農産品を持ち寄り自由に売り買いできる農貿市場を覘いたり、突貫工事の進むビル建設現場を通ったり。そんななか急に便意をもよおし慌てて駆け込んだのが、胡同(フートン)の中の無料の公衆便所。覚悟して入ったが、久しぶりに入 . . . 本文を読む

賠償責任

2008-02-16 | 北京生活
北京へ帰ってくるなりタクシー運転手といきなり喧嘩になった。空港で重い荷物をトランクに入れる際に、その荷物がテールランプの部分にあたり、そのカバーがほんの少し割れたため、損害を賠償しろという。そのテールランプにあたった荷物は私が担いでいたが、「本来荷物は運転手が出し入れを補助すべきで運転手はその補助を怠ったことから、私には何の賠償責任もない」と一蹴していた。16時ごろ空港から自宅に着いた後もその運転 . . . 本文を読む

STEP第7日目 最後に

2008-02-15 | Stanford-Tsinghua
今回のSTEPではあまりにも感じることが多すぎてうまくまだまとめ切れていないが、確実に言えるのは、(大げさに聞こえるかもしれないが)STEPが私の人生を変える大きなきっかけになりそうだということ。STEPを通じてスタンフォード大学と清華大学という二大国の一流大学のビジネススクールを経験できて非常にラッキーだったと感じている。この感覚は単に欧米または日本のビジネススクールだけに通っていてもわからなか . . . 本文を読む

STEP番外編(5) 地元華人新聞

2008-02-12 | Stanford-Tsinghua
今回のSTEPがサンフランシスコの華人系新聞に掲載された。やはり清華大学の学生が地元のスタンフォード大学のビジネススクールの学生と交流しているということが大々的に掲載され、清華大学側の班長であるSherring Shiのインタビューが引用されている。新聞に掲載された写真はフィッシャーマンズワーフでスタンフォード大学の学生と共に撮った写真。筆者も右のほうに小さいながらも出させてもらった。 . . . 本文を読む

STEP番外編(4) サンフランシスコの春節

2008-02-11 | Stanford-Tsinghua
STEPの後そのまま米国に滞在し続けているが、旧正月をサンフランシスコで過ごした。ここは一瞬中国の街の一画かと思わせるほどの華人の混みよう。あたりは爆竹が鳴り響き非常に賑やか。正月から街の店は大賑わい。在サンフランシスコの華人の友人と飲茶をしたが、その飲茶の店は旧正月早々すごい人の入り。商売繁盛、恭喜發財、万事如意。やはりここ米国でも華人の友人との強い絆を感じた。しばし米国で休憩。。。 . . . 本文を読む

STEP番外編(3) 手段としての英語

2008-02-08 | Stanford-Tsinghua
今回スタンフォードGSBの学生と10日間時を共に過ごして学生について感じたのは、一人ひとりの優秀さもさることながら、未来を作り出していこうとする一人ひとりのタレント。米国東海岸のビジネススクールをあえて選ばなかった理由として、やはりこの要因を挙げたスタンフォードGSBの学生が何人かいた。そして類は友を呼ぶではないが、そういう人たちがまた集まってきて新しいものが創造されていく。シリコンバレーのエコシ . . . 本文を読む

STEP第6日目 パーティー

2008-02-07 | Stanford-Tsinghua
時の経つのは早くもう6日目になった。6日目の授業はTopics in Corporate Finance。Pacific Salmon CompanyというHBSのケースが取り上げられた。あるPEファンドが同社をUS$ 450 milで買収する提案を出そうとしているが、その提案をどう判断するかというケース。やはりファイナンスのこういったケースは最も授業の進め方を統一しやすいのか、ネイティブの英語の . . . 本文を読む

STEP第5日目 Entrepreneurship

2008-02-06 | Stanford-Tsinghua
5日目にもなるとスタンフォード大学での生活も慣れてきて、授業中のあまりにも速い英語のスピードを除けば、何とかついていけるというペースを掴んできた。キャンパスライフに慣れかかったところで出席した授業が、Entrepreneurship and Venture Capital。今回のSTEPで最も期待していたハイライトである。今週この授業は2回行われたが、今回は2回目。1回目の授業ではゲストスピーカー . . . 本文を読む

STEP第4日目 キャリアマネジメント

2008-02-05 | Stanford-Tsinghua
4日目は水曜日だったが、通常水曜日はスタンフォードGSBでは授業が全くないため、校舎はひっそりと静まり返っていた。空気は澄んでいて脳が刺激される程度の少し肌寒い気温、緑豊かなキャンパス、ロマネスク様式の美しい建物、学習には最高の環境である。おそらくこの地で2年間勉強していたらもうアジアに戻りたいとは思っていなかったかもしれないだろう。 そんな中キャリアマネジメントの授業を清華大学ビジネススクール . . . 本文を読む

STEP第3日目 KPCB

2008-02-04 | Stanford-Tsinghua
3日目は朝7時から清華大学およびスタンフォードの学生を前にスタンフォードGSBのDean Jossからの挨拶があった。DeanからはスタンフォードGSBの交流プログラムとして米中間のSTEPとともに昨年からインドのIIM(Indian Institute of Management, Bangalore)と同様のプログラムを始めたとの紹介があった。次の時代のイノベーションの波を捉えるべく「ビリオン . . . 本文を読む

STEP番外編(2) 知の宝庫

2008-02-01 | Stanford-Tsinghua
スタンフォードGSBでのあまりの衝撃に自分の中で化学反応が起きすぎて、一時これをどのように処理していいのか制御不能だった。しかし時間が経つにつれて自分の中で今起きている出来事を消化できるようになってきている。この非常に密度の濃いプログラムで自分が学んだことがおぼろげながら浮かび上がってきている。 一つ目は人間関係、特に如何にしてリーダーシップをプログラム実行の上で発揮していくかということ。日本や . . . 本文を読む