The Tsinghua Way !! (中国MBA報告)

中国北京の清華大学で06年9月より奮闘した知られざる中国MBAの体験記。08年7月に卒業しました!

インド大使館

2006-12-29 | インド
06年もまもなく終わろうとしている中で、インド大使館に出向いた。ビザを取得するためである。07年後半のISB(Indian School of Business)との交換プログラムに参加するべきかどうかで、1月末にISBを見に行こうと思っているからだ(単に訪問するだけでなく、授業を聴講させてもらえることとなったため)。インド大使館では門番室かと思われるちっぽけな小屋に通され、そこで必要書類に記入し . . . 本文を読む

06年授業終了

2006-12-28 | クラス
交換留学生も帰国すれば、秋学期の授業もどんどん終了していく。今週は26日にAccountingの授業が最終回を迎え、最後に王琨(Wang Kun)教授を囲んで写真撮影をした。Accountingは全く初めての人から元会計士の人まで様々なバックグランドを持つ学生が受けている必修授業ため、教える側の裁き方も相当難しかったように思う。しかしAccountingを既に一度学んだことのある人も . . . 本文を読む

Tsinghua MBA Ambassador

2006-12-27 | 経済管理学院
06年清華大学MBAに入学した全員のプロフィールと写真の載ったMBA Student Photo Bookが配られた。この冊子には私の属するIMBA(International MBA、英語による全日制MBA)以外に、FMBA(Full-time MBA、中国語による全日制MBA)とPMBA(Part-time MBA、中国語による週末のみのMBA)の学生を含めた全データが載っている。 それによ . . . 本文を読む

Texas A&M (Mays)

2006-12-26 | クラス
年の瀬も押し迫り、一人一人交換留学生が帰国していく。昨日のことだが、オリエンテーションで擬似企業を作った際に一緒だった米国テキサス州のTexas A&M (Mays)から来た交換留学生の送別会を有志10人で行った。正直この留学生はとっつき難かった。オリエンテーションで擬似企業を作った際にもチームの中で英語の流暢な中国系アメリカ人とのみ話をする状況で、遂に中国人学生と話をすることは一度もなかった。私 . . . 本文を読む

AACSB

2006-12-25 | 経済管理学院
清華大学IMBAは中国で初めてAACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)の認証を得ようとしていて、04年から始まった審査が現在最終段階に差し掛かっている。その報告がホームページを通じて学生に対して行われた。AACSBとはマネジメント教育に関する国際的な第三者評価機関で、日本でこの認証を取得しているビジネススクール . . . 本文を読む

中国航空業界の規制緩和と民間開放(2)

2006-12-22 | クラス
12月末までに書き上げなければならないpaperの一つがmicroeconomicsという授業で与えられた課題。課題には「中国国内の産業または企業を取り上げて、microeconomicsの論理を用いて分析する」という条件がついている。私の属する5人のチームは中国航空業界の規制緩和を取り上げて調べてきたが、興味深いことがわかってきた。 国有資産監督管理委員会は12月19日に航空産業を含む7業種を . . . 本文を読む

クリスマス・正月返上

2006-12-21 | 清華大学
清華大学IMBAにはクリスマスも正月もない。というのは年明け早々に試験があるからだ。欧米のビジネススクールではクリスマス前に試験が終わるというが、ここ中国では旧正月が基準。旧正月は年にもよるが通常1月から2月にかけてであるため、その前のクリスマスと正月が犠牲になる。既に1月2日、10日、13日に試験が入っている。この他に年末に2本Paperの提出が控えている。これをこれから1ヶ月の間にこなさなけれ . . . 本文を読む

二つの流れ

2006-12-20 | 経済管理学院
常日頃から考えていたが、中国のビジネススクールをとりまく環境には二つの流れがあるように思えてならない。内から外への流れと外から内への流れである。 内から外への流れというのは中国人学生の海外ビジネススクールへの流れ。米国のビジネススクールでは10年前に比べて中国からの留学生の数が大幅に増えた(9.11後のビザ問題でごく最近はどうなったか知らないが)。また清華大学IMBAでは2年目の最初の半年で半 . . . 本文を読む

学生食堂

2006-12-19 | 清華大学
清華大学の中には実に多くの食堂がある。以前このブログでも紹介したが、Mドナルド紛いのQQというファーストフード店やピザレストランから、カフェテリア方式の中華食堂まで。中華食堂は馬鹿でかい食堂からこじんまりとした食堂まで。第10食堂は量が異常に多いが安い、でも味はあまり良くない。留学生楼の食堂は量も値段もそこそこ。昨日留学生楼の食堂で食べた際に写真を撮った。中華二品+ご飯+スープで5.2元(約78円 . . . 本文を読む

結婚と出産

2006-12-18 | クラス
韓国人の男性クラスメートに先週女の子の赤ちゃんが誕生した。彼は韓国某大手証券会社からの企業派遣生だったが、急遽韓国に帰っていった。クラスメートには既に子供のいる人が何人かいる。今年に入ってからも北京出身の男性クラスメートに女児が生まれたし、妻と子供と離れて勉強している青島出身の男性クラスメートもいる。女性クラスメートには昨年出産のためMBAを一年休んで今年復帰している人もいるし、つい1ヶ月前にお目 . . . 本文を読む

米中戦略経済対話

2006-12-15 | 政治
日本の報道が18日から始まる六カ国協議と国会の教育基本法を巡る茶番劇一色になっている間に、北京では歴史的な「第一回米中戦略経済対話」が静かに行われている。中国からは経済担当の呉儀副首長、薄煕来商務相(商務省は経済産業省に相当)、周小川中国人民銀行総裁(中国人民銀行は中央銀行に相当)らが出席。米国からはポールソン財務長官、シュワブ通商代表部代表、バーナンキFRB議長など大物が乗り込んでいる。米国は人 . . . 本文を読む

Oraganizational Behavior Final Presentation

2006-12-14 | クラス
12日にOrganizational Behaviorという授業でチームプロジェクトのプレゼンテーションがあった。クラスが約10のチームに分かれて実際に企業訪問を行い、2ヶ月余りにわたり各々の問題意識に基づいて企業内部の問題点を調べてきた。Strategic Lens, Cultural Lens, Political Lensの側面から分析した問題点および解決策(または問題点の原因)を発表した。 . . . 本文を読む

韓国のダイナミズム

2006-12-13 | クラス
現在のクラスでは韓国人のクラスメートが留学生の一角を占めるが、韓国人留学生のバックグラウンドの多様性に驚いている。清華大学MBAに入学する前は「おそらく韓国からは企業派遣生がほとんどだろう」と考えていた。しかし意外にも韓国人留学生の半分は自費留学生である。そしてこの自費留学生が非常に逞しく生きている。 Organizational Behaviorという授業で同じチームの韓国人は、高校生で単身米 . . . 本文を読む

国家権力による報道への介入

2006-12-12 | 政治
毎日の情報源としてNHKとCCTV(中国中央電視台)の夜のニュースは必ず見るようにしているが、CCTVのニュースは国家権力によりバイアスのかかったニュースとして一歩引いて見るようにしている(ちなみにCNNは留学生楼にいる時は見られない)。そうすると逆にいろいろな新しい事実が見えてくる。例えば胡錦濤国家主席のニュースが少ない時は何があったのだろうか等々。 ところで最近NHKのニュースにかなり日本政 . . . 本文を読む

喉飴

2006-12-11 | 北京生活
ここ最近ブログが硬い話題になりがちだったので、少し楽な話題でも。冬の北京は大変乾燥していて、喉がいつもいがいがしている。手放せないものが喉飴。『金嗓子喉片』という代物。中国では知らない人がいないほど有名だが、はげオヤジの写真のこの強烈なパッケージがひときわ目を引く。しかもこのパッケージは特許まで取っているというからすごい。この喉飴自体も結構良く効く。何が入っているのかと説明書を見れば . . . 本文を読む