深夜の騒音(2)

以前このブログの中で自宅近くでビルの突貫工事が始まり、騒音で夜も眠れないことがあると書いたが、約9ヶ月が経ち建設中のビルの下半分が現れてきた。工事現場ではクレーンで資材を吊って移動させている様子が見えるが、そのクレーンのワイヤーがいつか切れるかのではないか、重心がずれて資材が下に落ちるかと見ているだけでひやひやさせられる。「安全第一、人命重于泰山」と安全に関するスローガンは掲げられているものの、資材の散らかりようを見るととてもそうとは思えない(写真)。そして午後5時を過ぎると工事現場から自分の工具を持った日雇い労働者らしき農民がぞろぞろ出てくる。トンカチやのこぎりをそのまま手に持って道を歩いてくるため、いつ襲いかかってくるのではないかと思うと怖い。

ここ最近北京では珍しくほぼ毎日夕立がある。北京は雨に慣れていない町で、にわか雨が1時間程度降ると、たちまち道路が冠水する。雨で工事の進行もストップする。中断するのは午後3時ごろから4～5時間程度だろうか。その影響か夜8時ごろから再び工事が始まる。昼夜問わず24時間365日工事の騒音が絶えることがない。