北京へ帰ってくるなりタクシー運転手といきなり喧嘩になった。空港で重い荷物をトランクに入れる際に、その荷物がテールランプの部分にあたり、そのカバーがほんの少し割れたため、損害を賠償しろという。そのテールランプにあたった荷物は私が担いでいたが、「本来荷物は運転手が出し入れを補助すべきで運転手はその補助を怠ったことから、私には何の賠償責任もない」と一蹴していた。16時ごろ空港から自宅に着いた後もその運転手がごねるため、「警察を呼ぶなら呼びなさい」と突き放したところ、本当に警察がマンションに来る始末。警察は民事上のことには介入できないとの態度で、私とその運転手は近くの警察署でその後のことを話すこととなった。
その運転手は自分には一切の責任はないという程度だが、どうもお金が欲しい様子で、「300元(約4,800円)払えば許してやる」と出てきた。中国でこの手の問題が発生した時には大体お金で最後何とかしようと向こうが切り出してくる。自分は何の責任もないという運転手の姿勢と根拠の全くない金額に、私はその場では一切取り合わなかった。結局その日はその場を離れることとなった。
翌日もその運転手はしつこくせっついてくるが、私は自分が加入している賠償責任保険が使えることがわかり、その保険会社のいうとおりの書類を取り寄せることとした。数千円程度のことでその運転手に後々刺されたりするのもいやだったので、そのランプを修理するために工場まで着いていくことに。ランプ交換代は総額191元(約3,050円)。その領収書とその部分の写真、さらに「その金額以上私には請求しない」という書類を運転手に書かせて、何とかこの問題解決となった。本当に僅かな金額で、保険会社に求償する手間隙を考えると全く割に合わない。
ちなみに以前も同様の事件を中国で2回経験したことがある。そのうち1回はほぼ壊れていたタクシーのドアを開けたところ、ドアごと取れたという事件。はっきりいってもう言いがかりとしかいいようのない事件。今回の件で中国に帰ってきたということを改めて実感した。それにしても疲れるなぁ、中国の生活。
※写真はそのタクシー(実物)の後部部分、テールランプの問題の部分はほぼわからない
その運転手は自分には一切の責任はないという程度だが、どうもお金が欲しい様子で、「300元(約4,800円)払えば許してやる」と出てきた。中国でこの手の問題が発生した時には大体お金で最後何とかしようと向こうが切り出してくる。自分は何の責任もないという運転手の姿勢と根拠の全くない金額に、私はその場では一切取り合わなかった。結局その日はその場を離れることとなった。
翌日もその運転手はしつこくせっついてくるが、私は自分が加入している賠償責任保険が使えることがわかり、その保険会社のいうとおりの書類を取り寄せることとした。数千円程度のことでその運転手に後々刺されたりするのもいやだったので、そのランプを修理するために工場まで着いていくことに。ランプ交換代は総額191元(約3,050円)。その領収書とその部分の写真、さらに「その金額以上私には請求しない」という書類を運転手に書かせて、何とかこの問題解決となった。本当に僅かな金額で、保険会社に求償する手間隙を考えると全く割に合わない。
ちなみに以前も同様の事件を中国で2回経験したことがある。そのうち1回はほぼ壊れていたタクシーのドアを開けたところ、ドアごと取れたという事件。はっきりいってもう言いがかりとしかいいようのない事件。今回の件で中国に帰ってきたということを改めて実感した。それにしても疲れるなぁ、中国の生活。
※写真はそのタクシー(実物)の後部部分、テールランプの問題の部分はほぼわからない
しかし、その話の顛末は大変勉強になります。
気をつけても、事故にあってしまうようなものもありますからね。