ここんところの本格的な梅雨の到来で、なかなかまとまった走りができず、無更新DAYSが続きました。が、水面下で新たなマシンがロールアウトの時を待っていたのでした。そのニューマシンとは?

ブツはコレ。ブリヂストン トランジットスポーツ。前後26インチ(26HE=MTB規格)の見た目野暮ったいクロスバイクですが、見逃せないギミックを隠し持っています。シートチューブ形状が変でその上に巨大なレバーが見えるでしょう?

そのレバーを持ち上げてやると、車体が真っ二つに折り曲がるのですよ。そう、コイツはフルサイズの折り畳み自転車なんですね。この折り畳みシステムは30年近く昔から生涯現役。グランテック→トラベゾーン→トランジットと名を変えて生き残った、シーラカンス的な生きた化石なのです。
しかし自転車の世界で長生きしたシステムというのは、それだけ完成度が高いという事。スタッガードスタイルのフレームがあっという間にトランスフォームし、簡単に小型化できるというのは、輪行にも便利そうですね。
そんなトランジットスポーツを中古で発見して、つい衝動買い。自分的には、前に乗ってたBD-1を売っちゃって以来、折り畳みから目を逸らしていました。なにせBD-1は小径車にありがちの悪癖に加え、折り畳みシステム併用の前後サスペンションの感触に最後まで慣れられずに、結局自分のモノにできなかった感じ。
しかし折り畳みのメリットのデカさは確かに魅力的。なら小径じゃなく、しかもノーサスの折り畳みなら? てなことで目を付けていたのがダホン エスプレッソと、このブリヂストン トランジットスポーツでした。この2車種のどっちかが手近に中古で売ってたら、いつか買おうと思ってましたところ……そこそこ安くて程度もそこそこのトランジットスポーツを見つけて、ソッコーで購入した次第。そして梅雨の最中にチョコチョコと仕様変更!
そして今日、デビュー戦を迎えたトランジットスポーツさんです。


ハンドルはラトミキに付けてたNITTO B135。サドルはブルーノ ミニベロに付けてたブルックスを移植。

シフトはステム足に移動してレバー操作に。ステムはノーマルステムのボルトとウスをNITTOテクノミックに合体。ブレーキレバーはマイ・フェイバリットなダイアコンペのギドネットレバーを今回も採用。

クランクは、ブリヂストン銘のスギノ。チェーンリングが50-42Tなので、ブリヂストン ユーラシア スポルティーフの純正クランクと思われます。前にブリヂストン グランベロのフレームを見つけて、それを組むのに使おうと別口で買っておいたクランクでした。結局グランベロはお流れになりクランクはお蔵入りしていましたが、今回で復活。フロントディレーラーは使わず、変速したい時には一旦停止しての指ディレーラー。

リアキャリアを装着した理由は、この折り畳みモードにあります。実はトランジットスポーツは、ノーマルでは折り畳み状態で自立できません。なので多くのユーザーは2本足式センタースタンドを使ったり、左クランクをシートチューブにベルト止めして右クランク&ペダルをスタンド代わりに使っているようです。しかし2本足センスタは重いですし、ペダルをスタンド代わりにすると変形や破損が心配です。
そこでちょっと考えました。まずリアキャリアを装着して、折り畳み形態を後ろに倒せばキャリアをスタンド代わりにできないだろうか……? できました! 思っていたより安定して自立しています。これであとは、輪行袋をどうにかすれば、すぐにでも輪行ツーリングに出撃できそうですね。
ということで、どうにかしました!

ハンドルバーにボトルケージを取り付けて、近所の駅に向かいます。ちなみに輪行袋に使ったのはコイツ↓

100円ショップで売ってるミニサイクル用の自転車カバーです。それを小さく畳んで、同じく100円ショップで売ってるコード類結束用のベルクロバンドで巻き巻き。このバンドは、折り畳み状態の固定に使います。
100円カバーで包んだトランジットの画像がコレ。

畳んだ状態の上からカバーをかけて、付属のフックなどを駆使してそれっぽく固定します。このサイズなら、あまり周囲の邪魔にならずに済みそうですね。TIOGAコクーンなんかは前輪取り外しで使用できて手軽なのですが、寸法がデカ過ぎて使うのに勇気が要るんですよね。なのでコクーンは非常用くらいに考えた方が良さそうです。

さて電車で向かった先は、西武球場前。ここなら狭山湖と多摩湖が目と鼻の先。




トランジットスポーツのデビュー戦でしたが、まずまず満足。電車を気軽に使えるようになり、ツーリングのバリエーションがかなり増やせそうですもんね。

ブツはコレ。ブリヂストン トランジットスポーツ。前後26インチ(26HE=MTB規格)の見た目野暮ったいクロスバイクですが、見逃せないギミックを隠し持っています。シートチューブ形状が変でその上に巨大なレバーが見えるでしょう?

そのレバーを持ち上げてやると、車体が真っ二つに折り曲がるのですよ。そう、コイツはフルサイズの折り畳み自転車なんですね。この折り畳みシステムは30年近く昔から生涯現役。グランテック→トラベゾーン→トランジットと名を変えて生き残った、シーラカンス的な生きた化石なのです。
しかし自転車の世界で長生きしたシステムというのは、それだけ完成度が高いという事。スタッガードスタイルのフレームがあっという間にトランスフォームし、簡単に小型化できるというのは、輪行にも便利そうですね。
そんなトランジットスポーツを中古で発見して、つい衝動買い。自分的には、前に乗ってたBD-1を売っちゃって以来、折り畳みから目を逸らしていました。なにせBD-1は小径車にありがちの悪癖に加え、折り畳みシステム併用の前後サスペンションの感触に最後まで慣れられずに、結局自分のモノにできなかった感じ。
しかし折り畳みのメリットのデカさは確かに魅力的。なら小径じゃなく、しかもノーサスの折り畳みなら? てなことで目を付けていたのがダホン エスプレッソと、このブリヂストン トランジットスポーツでした。この2車種のどっちかが手近に中古で売ってたら、いつか買おうと思ってましたところ……そこそこ安くて程度もそこそこのトランジットスポーツを見つけて、ソッコーで購入した次第。そして梅雨の最中にチョコチョコと仕様変更!
そして今日、デビュー戦を迎えたトランジットスポーツさんです。


ハンドルはラトミキに付けてたNITTO B135。サドルはブルーノ ミニベロに付けてたブルックスを移植。

シフトはステム足に移動してレバー操作に。ステムはノーマルステムのボルトとウスをNITTOテクノミックに合体。ブレーキレバーはマイ・フェイバリットなダイアコンペのギドネットレバーを今回も採用。

クランクは、ブリヂストン銘のスギノ。チェーンリングが50-42Tなので、ブリヂストン ユーラシア スポルティーフの純正クランクと思われます。前にブリヂストン グランベロのフレームを見つけて、それを組むのに使おうと別口で買っておいたクランクでした。結局グランベロはお流れになりクランクはお蔵入りしていましたが、今回で復活。フロントディレーラーは使わず、変速したい時には一旦停止しての指ディレーラー。

リアキャリアを装着した理由は、この折り畳みモードにあります。実はトランジットスポーツは、ノーマルでは折り畳み状態で自立できません。なので多くのユーザーは2本足式センタースタンドを使ったり、左クランクをシートチューブにベルト止めして右クランク&ペダルをスタンド代わりに使っているようです。しかし2本足センスタは重いですし、ペダルをスタンド代わりにすると変形や破損が心配です。
そこでちょっと考えました。まずリアキャリアを装着して、折り畳み形態を後ろに倒せばキャリアをスタンド代わりにできないだろうか……? できました! 思っていたより安定して自立しています。これであとは、輪行袋をどうにかすれば、すぐにでも輪行ツーリングに出撃できそうですね。
ということで、どうにかしました!

ハンドルバーにボトルケージを取り付けて、近所の駅に向かいます。ちなみに輪行袋に使ったのはコイツ↓

100円ショップで売ってるミニサイクル用の自転車カバーです。それを小さく畳んで、同じく100円ショップで売ってるコード類結束用のベルクロバンドで巻き巻き。このバンドは、折り畳み状態の固定に使います。
100円カバーで包んだトランジットの画像がコレ。

畳んだ状態の上からカバーをかけて、付属のフックなどを駆使してそれっぽく固定します。このサイズなら、あまり周囲の邪魔にならずに済みそうですね。TIOGAコクーンなんかは前輪取り外しで使用できて手軽なのですが、寸法がデカ過ぎて使うのに勇気が要るんですよね。なのでコクーンは非常用くらいに考えた方が良さそうです。

さて電車で向かった先は、西武球場前。ここなら狭山湖と多摩湖が目と鼻の先。




トランジットスポーツのデビュー戦でしたが、まずまず満足。電車を気軽に使えるようになり、ツーリングのバリエーションがかなり増やせそうですもんね。