お盆に宇都宮へツーリング

　８月13～15日にかけて、両親の隠居先の宇都宮に行きました。朝、練馬の自宅を発って国道４号線を休憩なしでザックリ北上。というのも、雨雲が北上してきてまして、北へ向かう俺は、雨雲とのレース状態。
　埼玉県栗橋あたりで雨雲をブッチぎれたので、古河辺りでちょっと寄り道。国道４号線の古河付近には、渡良瀬遊水地がありまして、そこは有名なサイクリングスポットだとか。ちょっとだけ走ってみたくなりました。
　遊水地付近には、古そうな神社や寺が数多く点在。たぶん遊水地にされる直前に、池の外へと移築されたのでしょう。

　遊水地脇には、足尾鉱毒事件の処理を明治天皇に直訴する田中正造の図が。


　遊水地を集会している途中で、空には再び雨雲が。とっとと渡良瀬遊水地を脱出し、再び雨雲とレースしながら、国道４号線を北上。首都圏内の１ケタ国道のくせに、栃木県内に入ると道路脇は急速に寂れます。そうした寂びたエリアには廃墟が付き物……イカした廃墟、ありましたよ。


　宇都宮市内に入ると、東京は日本橋から100kmの表示。キレのいい距離標識を見ると、妙に達成感あります。


　昼飯は、石焼ラーメンで知る人ぞ知る、らーめん火山で担々麺。東京にはチェーン進出していないのが残念ですが、土地代や客の回転率とか考えると、東京では採算が合わないでしょう。


　ローカルな『子供を守ろう系ポスター』が、なぜか萌え系。いやいや、その筋の連中には、逆効果なんじゃなかろうか？


　さて、両親宅で一泊してのツーリング２日目でしたが、8/14は朝から大雨。それでも夕方前くらいから青空が復活したので、軽く宇都宮市内をブラブラ。宇都宮城址公園というのが、市役所のワキにあるらしいので、寄ってみました。

　なんか、新しすぎて風格が足りない……。なんでも、本来の宇都宮城は戊辰戦争で破壊されたそうです。残った城郭や堀も、戦前戦後の開発によって原型は残っていないとか。



　河川敷ランナーの血がうずくぜ……てな感じで、ＪＲ宇都宮駅前を流れる田川の河川敷も軽くクルーズしていると、どうやらサイクリングコースが設定されているらしいです。