厄年ペダルwww.

アラフォーどころか厄年過ぎ男の、自転車(ホイール)&ウイスキー&時計(ウォッチ)とかブログ

Diamondback Ascent 3.0 で石神井川下り(2)

2011-11-03 19:13:42 | Diamondback Ascent
 Diamondback Ascent 3.0 で石神井川下り(1)の続きです。

 国道254号を渡ると、わりとすぐにオーバーパスが見えます。通った電車のカラーリングからすると東武東上線ですね。


 そこからしばらく河川敷側道を進行すると、やたら大掛かりな高架が見えてきました。首都高速の高架ということは、そのすぐ下には国道17号(中山道)が通っているということに。

 ↑この写真を撮った橋のすぐそばに、ひっそりと石神井川の支流が…。

 支流は釣り堀公園になってました。
 釣り堀公園には石神井川生息していた魚の看板が。度重なる河川改修工事によって、本来の姿など全く無くなってしまっている石神井川水系ですが、昔は普通すぎる魚が当たり前に住む、ごく普通の川だったことがわかりますね。


 中山道を渡るってわりとすぐに、エラそうな橋の欄干と日本橋との距離の書かれた標柱が見えてきました。

 橋の由来の書かれた看板によると、↑の橋は『板橋』だとのこと。あまりにひねりのないネーミングに、「じゃ、竹橋は竹でできてたのかよ!?」などとツッコミを入れてみたり。


 石神井川側道をさらに進むと、JR埼京線の高架が。この高架が崩壊しでもしたら、埼玉人の多くは東京に出稼ぎに出てこれず、干上がってしまったりするんでしょうか?


 なんかデカい仏像がありますね。谷津大観音だそうです。


 石神井川のようなコンクリ護岸の東京の川は、どうしても構造的に突発的な集中豪雨に弱いもの。水の逃げ場がないため、溢れたら周辺は一巻の終わりです。その対策のためでしょうか、川沿いに本流と繋がった池を配置して、平時は公園として開放しています。これはいいアイデアですね。


 明治通り付近で、石神井川は暗渠になって地下を流れます。地上には弱々しい流れだけ残して公園にしていますが、その流れにも終わりの時が。JR王子駅で、地上通過型ダミー石神井川は一旦消滅します。



 明治通りを渡ると、都営路面電車の王子駅そばに石神井川が復活。まぁ、申し訳程度のダミーなんですけどね。


 こんな面倒な構造にしてまで川みたいなものを作るくらいなら、全部埋めてしまった方が地盤も強化されて地震対策にもなると思うのですが。


 その王子駅からダミーを少し下ると、暗渠を通った石神井川が地上に再び姿を現します。


 川沿いを進んでいくと、首都高の高架の下をくぐる石神井川。ジャンプすると手が届く高さの首都高は、その質感・量感・メカメカしさで迫力十分。ていうか、大型車両が通るたびに高架だけでなく橋も川も揺れるので、ぶっちゃけ怖いくらいです。


 その先へと進みましたが、橋や護岸の工事のため、河川敷側道が消滅。明るいうちに帰りたかったので、今日の川下りはこの辺でお開きにしましょうか。ちなみに、もうちょっと行くと石神井川は隅田川に合流するそうです。



 でもまぁしかし、自転車ってのはクルマ移動じゃ目に入らないものまで見えてしまいがち。いいもの・面白いもの・美しいものだけ見えてればいいのですが、世の中そんなに甘くない。不快なもの・美しくないものなど、目に入ってしまうのは避けようもありません。
 例えばこんなのとか。

 川に自転車を捨てるんじゃない!!


 帰り道は往路を逆に進み、石神井川側道から環七通りへ入り、そして江古田へ。えぇ、ご想像どおりに江古田でラーメン喰いますよ。
 今日は江古田の大鷹ラーメンで、『赤鷹ラーメン』(豚骨醤油)。この店は濃厚豚骨魚介つけ麺がウリの店ですが、その濃厚なスープを利用した豚骨ラーメンも結構イケます。


Diamondback Ascent 3.0 で石神井川下り(1)

2011-11-03 18:16:18 | Diamondback Ascent
 こないだの日曜日は、石神井公園西側を基点に石神井川の河川敷側道を遡上し、西東京市南町1丁目付近で側道の消滅と急な雨のため撤退しました。その撤退地点から2kmもしないで川そのものが消滅するらしいので、今回は遡上のリトライは中止。かわりにリバーサイド川下りを試みました。

 スタート地点は、練馬区 石神井公園東側の『豊島橋』に設定しましょう。



 そこから程なく石神井川の上を通るオーバーパスが見えてきました。これは笹目通り(環八通り)。

 オーバーパスの下は普通に通行可能ですが、昼なお暗いそこは、地元の少年少女たちの間で心霊スポット扱いだとか。


 さらに川沿いを進むと、目白通りと環八通り本線にぶつかります。ここはオーバーパスやアンダーパスがないので、普通に道を渡って対岸に。


 ちょっと走ると、川面に白い物が…? サギですね。その周辺にはカルガモの群れもいました。
 なんちゅうか…まるで現代日本の縮図。見た目は白いサギ野郎『民主党』と、その周りに群れるカモども『民主党支持者』…。首都の喧騒の中のささやかな自然の風景が、急に胸糞悪いものに見えてきてしまいましたね。


 住宅街のリバーサイドをさらに進みましたが、突然側道が消滅。

 石神井川は、遊園地『としまえん』の中を通っているので、入園料を払わないと川沿いに進めないようになっています。なので、としまえんの外周沿いに迂回しましょうか。


 氷川台のちょっと手前あたりに、由緒ありそうな石像を発見。


 石像の台座をみると、文政とか見えますね。江戸時代のモノでしょうか?


 氷川台を過ぎると、もう板橋区は目と鼻の先。そして城北中央公園エリアに突入すれば、そこはすでに板橋区になります。



 城北中央公園の対岸に、鬱蒼と生い茂る大樹の林を発見。

 なんかいわくありげな雰囲気なので、なにか説明看板でもないかと探してみると…

 縄文時代より古い旧石器時代の遺物が発掘された遺跡だそうです。そんな遺跡の目の前の川沿いの柵には、こんなレリーフが……。

 おいおい、縄文以前の旧石器時代の遺跡の目の前のレリーフなのに、なんでわざわざ縄文土器作ってるの図なんですか? わけがわからないよ。

 Diamondback Ascent 3.0 で石神井川下り(2)に続きます。