いわゆる成人病(生活習慣病)健診を受ける場合、特に糖尿病や高脂血症が心配な方は食後2時間での採血検査をお勧めします。
初期の糖尿病や高中性脂肪血症の場合、食前の値が正常であっても食後2時間の値が異常であることがしばしばあります。
食前の結果のみでは見逃される場合があるのです。
さらに重要な事は、糖尿病合併症や動脈硬化の発症は、食前値より食後値に左右されるということです。
糖尿病検査で最近ポピュラーになったヘモグロビンA1c(HbA1c)。2~3ヶ月前の血糖値の平均を反映する検査で、これを行う事によって上記の見逃しを防ごうとするものです。
しかし、日本人 1/3000-5000人は先天的にヘモグロビンの異常を認めます。
したがって、先天的にヘモグロビン異常の方が糖尿病になった場合には、HbA1cの測定は無意味となってしまいます。
以上より、親が糖尿病・高脂血症あるいは肥満の方が健診を受ける場合は、食後採血検査をお勧めします。
初期の糖尿病や高中性脂肪血症の場合、食前の値が正常であっても食後2時間の値が異常であることがしばしばあります。
食前の結果のみでは見逃される場合があるのです。
さらに重要な事は、糖尿病合併症や動脈硬化の発症は、食前値より食後値に左右されるということです。
糖尿病検査で最近ポピュラーになったヘモグロビンA1c(HbA1c)。2~3ヶ月前の血糖値の平均を反映する検査で、これを行う事によって上記の見逃しを防ごうとするものです。
しかし、日本人 1/3000-5000人は先天的にヘモグロビンの異常を認めます。
したがって、先天的にヘモグロビン異常の方が糖尿病になった場合には、HbA1cの測定は無意味となってしまいます。
以上より、親が糖尿病・高脂血症あるいは肥満の方が健診を受ける場合は、食後採血検査をお勧めします。