HPVは皮膚に常在するウィルスです。
イボが皮膚や粘膜に出来るのはこのウィルスが原因です(低リスク型)
300以上のHPV遺伝子型(タイプ)が発見され、子宮頚癌に関連しているのは高リスク型のほんの一部です。
HPVは皮膚や粘膜に感染するため、通常体内免疫にメモリーされず繰り返し感染します。
したがって、生活習慣病etc.で免疫能が低下すると高頻度に感染がrepeatすると考えられ、当然高リスク型HPVに感染する確率も高まると考えます。
また、排除されるべきウィルスもcarriertとなり慢性炎症→子宮頸癌になるものと推測します。
USAでは口腔~咽頭に発生する悪性腫瘍はオーラルセックスが原因ではないかと言われています(HPVが口腔内に感染)。→もちろん頻度は0.1%以下ですが...
オーラルセックス・マニアには耳の痛い話です...
すぐにブクブクしてもウィルスは排除されませんし.....
ブクブクなんてしたら萎えちゃうし.......
取りあえずnon-smokerで良かった.........
イボが皮膚や粘膜に出来るのはこのウィルスが原因です(低リスク型)
300以上のHPV遺伝子型(タイプ)が発見され、子宮頚癌に関連しているのは高リスク型のほんの一部です。
HPVは皮膚や粘膜に感染するため、通常体内免疫にメモリーされず繰り返し感染します。
したがって、生活習慣病etc.で免疫能が低下すると高頻度に感染がrepeatすると考えられ、当然高リスク型HPVに感染する確率も高まると考えます。
また、排除されるべきウィルスもcarriertとなり慢性炎症→子宮頸癌になるものと推測します。
USAでは口腔~咽頭に発生する悪性腫瘍はオーラルセックスが原因ではないかと言われています(HPVが口腔内に感染)。→もちろん頻度は0.1%以下ですが...
オーラルセックス・マニアには耳の痛い話です...
すぐにブクブクしてもウィルスは排除されませんし.....
ブクブクなんてしたら萎えちゃうし.......
取りあえずnon-smokerで良かった.........
子宮頸癌の原因は、性交渉によるヒトパピローマウィルス (HPV) の感染であることは現在の常識と成りつつあります。
女性の80%以上がHPV感染者でありますが、感染者の中の0.1%が子宮頸癌になると言われています。
但しHPVも多種多様であり、HPV 16型と18型が20-30代子宮頸癌の80%に認められます。
したがって、子宮頸癌予防にはHPV 16型と18型の感染予防が最もreasonableであります。
年内に国内で認可が下りると思われる子宮頸癌ワクチンは Cervarix(グラクソ・スミスクライン社)とGardasil(万有製)2種。
欧米先進国では10代へのワクチン接種が公費、保険診療で始まっており、順調に抗体獲得の成果が出ています。
日本での接種対象は12-26歳になるのでしょうか...
参考記事→孔子は子宮癌を予言していたのか!?
発癌のメカニズムはやはり、感染症(ウィルス・細菌)+生活習慣であろう!
女性の80%以上がHPV感染者でありますが、感染者の中の0.1%が子宮頸癌になると言われています。
但しHPVも多種多様であり、HPV 16型と18型が20-30代子宮頸癌の80%に認められます。
したがって、子宮頸癌予防にはHPV 16型と18型の感染予防が最もreasonableであります。
年内に国内で認可が下りると思われる子宮頸癌ワクチンは Cervarix(グラクソ・スミスクライン社)とGardasil(万有製)2種。
欧米先進国では10代へのワクチン接種が公費、保険診療で始まっており、順調に抗体獲得の成果が出ています。
日本での接種対象は12-26歳になるのでしょうか...
参考記事→孔子は子宮癌を予言していたのか!?
発癌のメカニズムはやはり、感染症(ウィルス・細菌)+生活習慣であろう!
こんなヒトかも...
簡潔に言えば「ピロリ菌陽性者」+「高血圧症」
そのこころは.....
胃癌の最大の危険因子は「ピロリ菌陽性者」と「塩分摂りすぎのヒト」だから~~~
簡潔に言えば「ピロリ菌陽性者」+「高血圧症」
そのこころは.....
胃癌の最大の危険因子は「ピロリ菌陽性者」と「塩分摂りすぎのヒト」だから~~~
今までの鎮痛剤(NSAIDs)の作用機序→COX-1及びCOX-2を阻害。
COX-2阻害剤→COX-2のみを阻害。
COX-1は正常の胃・腸などの細胞に発現しているため、NSAIDs投与により胃炎などの消化器症状が起き得る。COX-2は炎症細胞などの限られた細胞のみに発現しているため、正常の胃・腸などへの作用はあまりないと言う話。
しかし、ピロリ菌感染者の胃粘膜にはCOX-2が強く発現していると言われ、このような患者さんにはCOX-2阻害剤のメリットはあまりないであろう。
したがって、ピロリ菌感染者の多い日本ではCOX-2阻害剤の恩恵は乏しいと考える。
《COX-2阻害剤のその他の作用》
☆悪性細胞の増殖を抑える作用
☆心筋梗塞などの心血管イベントを誘発するものがある
COX-2阻害剤→COX-2のみを阻害。
COX-1は正常の胃・腸などの細胞に発現しているため、NSAIDs投与により胃炎などの消化器症状が起き得る。COX-2は炎症細胞などの限られた細胞のみに発現しているため、正常の胃・腸などへの作用はあまりないと言う話。
しかし、ピロリ菌感染者の胃粘膜にはCOX-2が強く発現していると言われ、このような患者さんにはCOX-2阻害剤のメリットはあまりないであろう。
したがって、ピロリ菌感染者の多い日本ではCOX-2阻害剤の恩恵は乏しいと考える。
《COX-2阻害剤のその他の作用》
☆悪性細胞の増殖を抑える作用
☆心筋梗塞などの心血管イベントを誘発するものがある
変形性膝関節症に対するグルコサミンの効果には賛否両論有ります。その理由は、多数の患者さんに対する最新データをまとめた新しい論文がなかったからではないでしょうか。
そこで次の論文を検討してみましょう!
Reference:Glucosamine, Chondroitin Sulfate, and the Two in Combination for Painful Knee Osteoarthritis
USAで痛みのある変形性膝関節症患者1,583人を5グループに分け、塩酸グルコサミン 1,500 mg 連日,硫酸コンドロイチン 1,200 mg 連日,塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用,セレコキシブ 200 mg 連日(鎮痛剤),プラセボ(偽薬)のいずれかを 6ヶ月間飲ませました。
投与前の痛みを100%とし、6ヶ月後に痛みが80%以下となったら有効と判定しました。
《結果》
塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用(66.6%) vs プラセボ(60.1%)と有意差なし
《結論》
塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの単独療法および併用療法は,変形性膝関節症の患者群全体で,痛みを効果的に軽減させることはなかった.
《私的考察》
1)飲むなら毎日塩酸グルコサミン1500mgと硫酸コンドロイチン1200mgを生涯続ける(硫酸グルコサミンは分子量が大きいので吸収が悪く効果↓↓)
2)効果がある人は非常に少ない→多くは気のせい...
3)効果があったとしても痛みの軽減はごく僅か...
→決して治ることはない...
4)コストパフォーマンスは低い...
こんなん出ました~~~
そこで次の論文を検討してみましょう!
Reference:Glucosamine, Chondroitin Sulfate, and the Two in Combination for Painful Knee Osteoarthritis
USAで痛みのある変形性膝関節症患者1,583人を5グループに分け、塩酸グルコサミン 1,500 mg 連日,硫酸コンドロイチン 1,200 mg 連日,塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用,セレコキシブ 200 mg 連日(鎮痛剤),プラセボ(偽薬)のいずれかを 6ヶ月間飲ませました。
投与前の痛みを100%とし、6ヶ月後に痛みが80%以下となったら有効と判定しました。
《結果》
塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用(66.6%) vs プラセボ(60.1%)と有意差なし
《結論》
塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンの単独療法および併用療法は,変形性膝関節症の患者群全体で,痛みを効果的に軽減させることはなかった.
《私的考察》
1)飲むなら毎日塩酸グルコサミン1500mgと硫酸コンドロイチン1200mgを生涯続ける(硫酸グルコサミンは分子量が大きいので吸収が悪く効果↓↓)
2)効果がある人は非常に少ない→多くは気のせい...
3)効果があったとしても痛みの軽減はごく僅か...
→決して治ることはない...
4)コストパフォーマンスは低い...
こんなん出ました~~~
糖尿病・高血圧・脂質異常症・内臓型肥満・喫煙等は動脈硬化の危険因子として広く知れ渡っています。
しかし、「コレステロール値 高い方が長生き」なんてあまりにも安直な論文が出たり、心筋梗塞の患者の半数以上はコレステロール値が正常なんて情報が出たり...
いったい脂質代謝はどうしたらいいのか...
危険因子がない脂質異常症は薬物療法が必要か?
但し、HDLコレステロール <40 mg/dl、空腹時中性脂肪 < 150 mg/dlは除く...
LDLコレステロール > 180 mg/dlは無条件に薬物療法の適応であろう。
160-180 mg/dlはどうか...
そこで血中ホモシステイン濃度測定を行ってみてはいかが...
無意味な検診をするより効果的ではないでしょうか!
しかし、「コレステロール値 高い方が長生き」なんてあまりにも安直な論文が出たり、心筋梗塞の患者の半数以上はコレステロール値が正常なんて情報が出たり...
いったい脂質代謝はどうしたらいいのか...
危険因子がない脂質異常症は薬物療法が必要か?
但し、HDLコレステロール <40 mg/dl、空腹時中性脂肪 < 150 mg/dlは除く...
LDLコレステロール > 180 mg/dlは無条件に薬物療法の適応であろう。
160-180 mg/dlはどうか...
そこで血中ホモシステイン濃度測定を行ってみてはいかが...
無意味な検診をするより効果的ではないでしょうか!
ピロリ菌に感染していると年間0.4%の確率で胃癌になると統計的に予測されています。
解りやすく言うと、ピロリ菌は「煙草なみの発癌物質 (WHO=世界保健機構)」なのです。
胃癌の患者さんでピロリ菌陰性の方は「非常に稀(1%)」です。
しかしピロリ菌には強毒株と弱毒株があり、弱毒株感染者は比較的安心なのです。
今後あなたのピロリ菌が、どちらか簡単に解る時代がきっと来るでしょう^^
解りやすく言うと、ピロリ菌は「煙草なみの発癌物質 (WHO=世界保健機構)」なのです。
胃癌の患者さんでピロリ菌陰性の方は「非常に稀(1%)」です。
しかしピロリ菌には強毒株と弱毒株があり、弱毒株感染者は比較的安心なのです。
今後あなたのピロリ菌が、どちらか簡単に解る時代がきっと来るでしょう^^
整形外科医院、接骨院、鍼灸院、整体、カイロプラクティク
Q. この中で国家資格...つまり国が認めた免許を持っていなくても開業出来るのはどれだかわかりますか?
A. 整体とカイロプラクティックです。
すなわち整体師とカイロプラクターは、日本では誰でも名乗れるのです。
従って、怪しいものも存在する訳です。
有資格者かどうかの見分け方は...
1. 最後に「院」が付いていれば国家資格者!
2. 外の看板に「マッサージ」「はり」「脱臼」「捻挫」の何れかが入っていれば国家資格者!
むろん有資格者だからといってきちんとしているとは限りませんが、患者さんを助けようとする気持ちがあるならば、国家資格を取得してもいいのではないでしょうか。
同じ技術を持っているならば、きっと患者さんも国家資格者の方を選ぶはずです。
みなさん、きちんと治して貰いましょう ^^V
Q. この中で国家資格...つまり国が認めた免許を持っていなくても開業出来るのはどれだかわかりますか?
A. 整体とカイロプラクティックです。
すなわち整体師とカイロプラクターは、日本では誰でも名乗れるのです。
従って、怪しいものも存在する訳です。
有資格者かどうかの見分け方は...
1. 最後に「院」が付いていれば国家資格者!
2. 外の看板に「マッサージ」「はり」「脱臼」「捻挫」の何れかが入っていれば国家資格者!
むろん有資格者だからといってきちんとしているとは限りませんが、患者さんを助けようとする気持ちがあるならば、国家資格を取得してもいいのではないでしょうか。
同じ技術を持っているならば、きっと患者さんも国家資格者の方を選ぶはずです。
みなさん、きちんと治して貰いましょう ^^V
ピロリ菌感染による萎縮性胃炎→胃癌、胃悪性リンパ腫
C型慢性肝炎→肝細胞癌
喫煙・アルコールによる炎症→食道癌
バレット食道による炎症→食道癌
慢性膵炎→膵臓癌
胆石による慢性炎症→胆嚢癌
潰瘍性大腸炎→大腸癌
痔瘻→肛門癌
ヒトパピローマウィルス感染→子宮頸癌、大腸癌
慢性甲状腺炎→甲状腺悪性リンパ腫
HTLV-I ウィルス感染→成人T細胞性白血病/リンパ腫
シェーグレン症候群→顎下腺悪性リンパ腫
喫煙による呼吸器の炎症→肺扁平上皮癌、喉頭癌
注)全てのヒトが左→右にprogressionする訳ではありません。
確率は低いのですが、避けられるモノは避けましょう!
成人癌の多くの原因は、慢性炎症と発癌物質の摂取と考えます。
C型慢性肝炎→肝細胞癌
喫煙・アルコールによる炎症→食道癌
バレット食道による炎症→食道癌
慢性膵炎→膵臓癌
胆石による慢性炎症→胆嚢癌
潰瘍性大腸炎→大腸癌
痔瘻→肛門癌
ヒトパピローマウィルス感染→子宮頸癌、大腸癌
慢性甲状腺炎→甲状腺悪性リンパ腫
HTLV-I ウィルス感染→成人T細胞性白血病/リンパ腫
シェーグレン症候群→顎下腺悪性リンパ腫
喫煙による呼吸器の炎症→肺扁平上皮癌、喉頭癌
注)全てのヒトが左→右にprogressionする訳ではありません。
確率は低いのですが、避けられるモノは避けましょう!
成人癌の多くの原因は、慢性炎症と発癌物質の摂取と考えます。