白衣を脱いだ生活♪

これ以上脱がさな・い・で・・・

Melancholyを愛して... Chap-5.6

2010-04-30 | STORY
弘子はいつまでも武夫と一緒に過ごしたいと思った

しかし、X'masや年末年始と武夫に淋しい思いをさせていた

「将来きっと幸せにしてあげる」
との思いは武夫には届かなかった

正月の江ノ島へお参り
「いつまでも一緒にいられますように」
と弘子は手を合わせた

Melancholyを愛して... Chap-5.5

2010-04-29 | STORY
喫煙者であった武夫の健康を考え
シガレットをシガーに変えさせた

キューバ産、ドミニカ産、ニカラグア産
色々なシガーを弘子は用意した

武夫のお気に入りシガーはUpmanとプラセンシアTKOドルチェ

毎日吸わないように注意した

Melancholyを愛して... Chap-5.4

2010-04-26 | STORY
「ここは二人の愛の巣だ」
食事を摂るのもシャンパンを飲むのも全て満足であった

二人の共通な趣味を持とうと想い
西武ライオンズ・ファンとなった

西武ドームへたびたび足を運んだ

得点シーンでライオンズ・フラッグを振ることは
二人にとって実に楽しい日々であると思っていた

Melancholyを愛して... Chap-5.3

2010-04-25 | STORY
順調に愛を育んでいたと思っていた弘子

しかし、
根幹からこの想いが崩れ落ちようとは
未だ気付く事はなかった

武夫はhigh grade Mansionに引っ越した

弘子も羨む程のいいResidence

Melancholyを克服するためにはある程度のResidenceは
必要であると感じた

弘子と一緒に選んだ家具やカーテンも
驚くほどMatchした

Melancholyを愛して... Chap-5.2

2010-04-22 | STORY
Green Carで鎌倉に到着

江ノ電に乗って長谷に向かった

弘子はミニスーツにサングラス姿
この格好に武夫はとても喜んでいる様子であった

二人の遠足はとても楽しかった

こんな楽しいDateがいつまでも続くことを
弘子は願った

Melancholyを愛して... Chap-5.1

2010-04-19 | STORY
「自分をやっと取り戻せたので、少しはnon-daily lifeを楽しみたかった」

痛いほど武夫の気持ちが解るだけに、
弘子は反論することが出来なかった

そして弘子も、既に武夫なしでは生きてはいけない体になっていた

弘子は「私はMysteriousな人間」と思い込んでいるが
実は、武夫以上に解りやすい人間であった

立ち直りの早い弘子は、春麗らかな日に武夫と鎌倉にいた

Melancholyを愛して... Chap-5.0

2010-04-18 | STORY
弘子の自宅から徒歩圏内に引っ越した武夫

しかし、二人の生活は土曜日が中心であった

武夫は順調に仕事をこなし、after5も食事に出かけるようになった

武夫はAttractive Figureである

案の定、悪い虫が付いてしまった

弘子は、
普通の男性に戻った喜びと経験のない嫉妬感に体全身が震えた

Melancholyを愛して... Chap-4.6

2010-04-17 | STORY
ECTの効果か休養したためか...
武夫は徐々にrecoveryした

短時間だが笑みも見られるようになった

投薬を続けながら、vital lifeへと早足で進んだ
むろん仕事も順調であり、
仕事の不満を口にすることも減った

そのrecovery speedは弘子をも必要としなかった

元に戻りつつ喜びとまた何かが怒るのかという不安との狭間に
弘子は藻掻いていた

Melancholyを愛して... Chap-4.5

2010-04-15 | STORY
ECTのため武夫は大学病院精神科に入院

周りの患者を観た武夫は、動物園に迷い込んだと思った

週末には外泊し弘子と逢った

武夫の外観は日に日に入院患者に近づいていった

しかし、武夫の眼光は徐々に光を取り戻していった

Melancholyを愛して... Chap-4.4

2010-04-13 | STORY
若い時に勉強した者はいつでも勉強できる

そんな武夫は、自らrecoveryの準備を既に始めていたのだ

順調だった仕事を休み、
Electroconvulsive therapy(ECT)をTryするというのだ

医師である弘子のECTに対するimageは極めて悪かった

しかし、researchを重ねた武夫のpressに弘子は屈した