白衣を脱いだ生活♪

これ以上脱がさな・い・で・・・

骨粗鬆症 osteoporosis

2006-01-30 | Medicine
#1 痩せている人より、太っている人の方が骨密度は↑傾向である。
   注)但し、生活習慣病等の病気が無く健康体の場合。
   
   しかし、太っている人の方が腰椎・膝・股関節などの関節疾患が多い。

#2 喫煙、過度のアルコール摂取、過度の運動、無活動、無妊娠、初経遅延、早期閉経、糖尿病、甲状腺機能亢進症、胃腸肝胆道疾患、関節リウマチ、家系などは骨粗鬆症の危険因子である。

#3 カルシウム、ビタミンDのサプリを通常量摂取しただけでは、骨粗鬆症の予防にならないというのが一般的な考えである。

#4 骨粗鬆症の予防で最も効果的なのは、バランスの良い食事と適度な運動である。骨粗鬆症は「生活習慣病」と考えるのが現在のところ適当であろう。

#5 世界的に認められている、骨粗鬆症において骨折予防効果のある薬剤は、塩酸ラロキシフェンとビスホスフォネート系である。骨折の既往のある重症骨粗鬆症には、ビタミンDも効果がある。

 
 以上、諸論文参照