おもいつくままに

日頃思っていること、毎日の出来事を、備忘録としておもいつくままに掲載していきたいと思っています。

「老人ホーム」ボランティアの経験

2020年11月08日 | 遊び
先日ディサービスの記事をアップしたら結構反応がありましたので、
今日は老人ホームでのボランティアの経験を少しばかりアップしてみようと思います。
ヘルパーの資格は取った当時は無職でしたが、定年後ダンナが先に資格を取ったし、暇だから私も取るだけとってみようと思ったのがきっかけでした。

取得後、
家でブラブラ暇していたら、実習したホームから「ボランティアしませんか?」電話。
まあボランティアならと、1年近く利用者さんの話し相手のボランティアしました。
職員は忙しくて利用者と話す暇がないから、「話し相手になってほしい」
ということでした。

園に談話室があっても誰も利用しているのを見たことありません。
食事や、何か催し物がある以外、それぞれの部屋に引きこもっている人が殆どだったと思います。

ある催し物があって、椅子に座った小柄な利用者が席を
立とうとしていたので、手を貸したまではいいのですが、
そこから移動させることも、再び座らせることも出来ず
私も利用者さんもガチガチになってしまい立ち往生。
ごめんなさい!汗がタラタラ・・・・。
細い人一人を動かせることがこんなにまあ大変なんて!
ヘルパーの仕事って本当に大変なんだ。😖 

最後に恥ずかしかったけど「誰か助けてくださ~い。」(;^ω^)
と職員さんを呼びました。
元々性にはあっていないし、やる気もなかったけど、
完全にヘルパー失格です。"(-""-)"

部屋で本ばかり読んで、人と全く会話しないおじいさんがいました。
ある日チョット話しかけると、ビックリするほどしゃべり始め
おしゃべりが止まらくなりました。
それを見ていた無口で少し怖そうなおばあさん、
「あんたボランティアやろ!話ばっかりしとったらあかんやろ。何でも気を利かせて用事をせんと!」と怒られてしまいました。

次の機会にそのおばあさんに話しかけると、その人は次から次へ話しはじめ、自分の生い立ちまで延々としゃべり私を離してくれません。
相槌を打つだけが精いっぱいです。

ウ~~ンやっぱりみんな孤独で寂しいのです。
誰かに自分の話を聞いてほしい、本当は話したくてしょうがないんだなと感じました。

音楽の慰問があるというのでホールへ行ってみると、
ピアノを弾いている先生は利用者に唱歌や童謡ばかり歌わせている。
幼稚園ではあるまいし、私なら中島みゆきやB’zやシャ乱Qの歌を歌いたいと思いました。

車いすで利用者を散歩させたこともありますが、車いすの扱いも慣れないとなかなか大変ですね。

利用者さんたちの会議の席上「中でばっかりはイヤ!私はもっと外へ自由に行きたいの。」
と悲痛な面持ちで叫んだでいた人が今も忘れらません。

仕事にはつかなかったけど、いい経験になりました。

コメント (4)
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