映画「人間失格 太宰治と三人の女たち」見てきました。

最近、映画はとんとご無沙汰です。

予告編が出たとき、この映画は絶対見に行こうと思っていました。

少々オマセだったのか、高校時代太宰治に心酔。

片っ端から彼の本を読破しました。

今となって内容はすっかり忘れてしまいましたけど。

小学生まで、漫画一辺倒だったのが、

中学生から小説ばかり読んでいました。

そうそう買ってもらえないので、

学校の図書館で借りて読みました。

他の作家の本も沢山読みましたが、勉強はそっちのけ、

家では親に見つからないように、コッソリ布団を被って、

授業中も教科書に隠してコッソリ読んでいました。

何度か見つかって、教室で立たされて、

職員室でお説教されました。

バチが当たって近眼になりました。(笑)

さて映画館に到着しましたが、他にも結構面白そうな映画を

やっているではありませんか。

「記憶にございません。」「引っ越し大名」も

目移りするなあ。

どうしょうか？迷うことしばし・・・・。

でもせっかくだから「人間失格」のチケットを買いました。

何故昔、この作家に惹かれたのか？

多分、到底真似できない破天荒なことを平気でやってのけた

太宰に興味があったと思います。

本当にやりたい放題、政治、女、薬。

どれをとってもいいこととは言えませんが、

でも、何となく魅力がアリますね。

実生活では、こんな不良のおっさんは要りませんけど。

小栗旬さんが見事に演じていました。

暗くて、楽しくない映画だけど、それなりに面白かったです。

久しぶりに行ったので、チケット売り場が

すっかり様変わりしていました。

画面を何度もタッチして、

めでたくチケットが出てきたときホッとしました。(笑)

ペイントで描いてみました。