今日の一貫

トレサ導入 原産地表示

そうか、21日だったのか、農水省の米流通システム検討会。
案の定、トレサと原産地表示を導入するという。

もともと「事故米」の不正転売問題の対応策として立ち上がった。
当初から想定されていたのが、トレサと原産地。
(下記 9月21日井出事務次官談話参照)
案の定そうなっただけだが、、

さーそうなると大変だぞ、、。
米屋から逮捕者が出る可能性もでてくる。
米屋は、しっかり遵守しなきゃならなくなる。
定食屋のおばちゃんも、米屋が、新潟産ですと置いていったら、店に今日は新潟産のコメと書いておかなきゃならなくなる。
もし、米屋が「すみません先週のコメは宮城さんでした」となったら、このおばちゃん、法律違反で罰せられる可能性が出る。

原産地表示をやるなら、コメ使用商品すべてに対してやるべきなのだろう。
焼酎に、中国産MA米使用、と書くべきだろう。

トレサをやるなら、きちんと生産者からやるべきだろう。
集荷業者は、個人ごとにコンタミ検査をすべき。
そうしないと意味がない。

酒は例外、生産者は例外、、事実上無理だから、、そんなご都合主義は市場や流通のロジックにはあわない、、。
もともと事故米発覚は、焼酎が問題だったのにそこに手を突っ込まない原産地って何なのかよくわからない。
流通に例外は禁物。やるならすべてに網をかける。
網をかければ、必ず出る違反者には、厳罰を科す、これが鉄則。

この問題、焼酎業者のモラルが高かったから事故米が表出したようなもの、、。気が長くなるが、米屋のモラル改善と農水省の監視の仕方を厳格にすれば、現行でも十分のはずなのだが、、。

しかし、農水省、何かやったとしないと、世間に顔向けできないのだろう。米業界はそれにつきあわされてる感もある。気の毒といえば気の毒だ。
計画課長も、事務次官談話で、トレサと原産地が大事といわれてしまえば、やらないわけにはいかないのでしょう。井出さんに難易度一番といわせた課題をやったのだから、ポイントだろう。2ヶ月の早業でした、、。


(井出事務次官就任後初の定例記者会見)
政府は22日、農薬などで汚染された「事故米」の不正転売問題の対応策を緊急に取りまとめた。再発防止に向け、流通ルートを解明するための「米トレーサビリティー」や原料のコメの原産地表示の制度確立を検討項目に盛り込んだが、実現には解決すべき問題も多く、次期政権は重い課題を背負う。消費者行政担当相のもとの有識者会議で検証する原因究明や職員の責任追及も今後の焦点となりそうだ。
 「(対策の中で)難易度からすると一番」――。19日に事故米問題で引責辞任した前事務次官の後任として、初めて22日に定例の記者会見に臨んだ井出道雄新次官は、コメの生産・流通履歴を把握するトレーサビリティーの検討についてこう本音を漏らした。(9月23日 16:00)

コメント一覧

senjuya
訂正
ジョンのスペルの訂正JohnでJohnsonです。
ついでにスターリンの本名は、ヨシフ・ヴィサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ(Иосиф Виссарионович Джугашвили, グルジア語:იოსებ ჯუღაშვილი)。20世紀にその名を残す独裁者の1人で今話題のグルジア人です、娘の場合は後にヴィナを付ける。

「スターリン」とはペンネームで、「鋼鉄の人」の意。「ジュガシヴィリ」は「ユダヤ人の息子」の意。『赤いツァーリ』の称号で呼ばれることも多い
senjuya
traceというのは
ラテン語のtractusですから、その物の時間的、空間的範囲を決めるのでしょうね。
種苗の段階から米の生産、流通、販売までの限界と言うか範囲でしょうね。EU,ではあまり穀物は問題はないようです。
それよりも、魚とか、牛の問題ですね。当然、BSEの問題が絡みますから。
イタリアから発信されたスロー、フードと言う概念が面白いですね、アメリカでは息子のことをsonですからJhonの息子はJhonson、東欧諸国ではヴィッチでアレクサンドルの子ならアレクサンドルヴィッチ、スコットランドではMacまたはMcですから、Donaldの息子はMacdonald、このマクドナルドのファーストフードがイタリアを席巻したんですね、そこで、イタリアの食堂は
スローフードと言う概念で対抗したのです。
最近、日本にも導入されてるようですが。

久しぶりにドイツ語を読んでしまった。
http://berufundchance.fazjob.net/s/RubC43EEA6BF57E4A09925C1D802785495A/Doc~E5B3706D049624F6A938EE4DE81FF9956~ATpl~Ecommon~Scontent.html
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