今日の一貫

米・食味分析鑑定コンクールに出席してみたら出品数は2600だという

「コメ食味分析鑑定コンクール:国際大会」が今年10回を迎えるという。
24日、嘉田良平さんに誘われて参加してみた。
山形県南陽市

驚いた。
およそ2600のサンプル出品があった。
その中から優秀なものを選ぶのだという。
大阪にある「米・食味鑑定士協会」の主催。

米の食味に関してはプロでもなかなかわからないケースが多い。
そこに目をつけたのがこの団体。
食味計などの機械でというのが、これまで。
しかし官能検査とはひと味もふた味も違う。

日米連の「お米マイスター」よりもう少し狭い領域をカバーしている。
しかし、米は結局美味しいかどうか、。
本質的なところをきっちり押さえている。

参加は米屋が多いのか?
どうも農家の出品も多そうだが、、。
販売農家の出品が多いのだろう。
この団体のお客さんがどの辺にあるのか、今ひとつよくわからなかった。
代表のスズキさんは忙しそうでインタビューできなかった、、。

小池恒夫さんに久しぶりに会う。
滋賀県立大学で第1回を行ったこともあり、それ以来のお付き合いとか。
この団体の講師と、顧問を努めているという。
楽しみの一つにしているようだ。

私は、1時間ほどの講演をして帰ってきた。
もともと、嘉田さんに、さる7月、日本地域政策学会のミニシンポジウム環境政策部会のハンドリングをお願いした手前、そのバーターとして、嘉田さんも顧問をしているこの団体での講演を約束したもの。

また山形97も食味鑑定に出品していた。
いい評価を得ていると、塚田山形県推進室長、島津推進担当補佐、喜んでいた。
田中順一次長が斎藤知事代理で出席。

山形は昨晩から雪だったようだ。
行きは新幹線で、仙台ー福島ー米沢ー南陽へ、帰りは在来線で、南陽ー上山ー山形ー仙台経由で、この間、10時間。
初冬の農村風景も絶品だった。

コメント一覧

あづみのうか
講演お疲れ様でした。
http://www.matsuaz.com/azunoo/
コンクールに参加し、名刺交換をさせて頂いた。長野県の農家のものです。

今回のコンクールでは残念ながら金賞には及びませんでしたが特別優秀賞を頂くことが出来ました。

先生のお話、とても興味深く聞かせていただきました。
特に「外圃と内圃」のお話は我が家の農業経営を考える上ではとてもためになりました。
というのも、我が家のお米の経営面積では米だけで食べていけず、園芸品目を取り入れながら、単一品目の農業経営の効率の良さを尻目に父親はリスク回避するためどっちつかずで行ってきました。しかし、先生のお話をお聞きし、そういった道もあるのでは思うようになれました。(←解釈が違いましたらすみません)
とはいえ、いずれ来るであろうお米の格差時代に生き残るためにもより一層努力しなくてはと思いました。
senjuya
炊飯方法が興味あるところ
南陽市は米つくりと販売に熱心なところですが、どこかピントがずれてる感じがします。
お米を電気炊飯器で炊けば、一定の味が出ますが、山形産の生え抜き、ど真ん中は上手く炊けません。
総ての電気釜はコシヒカリを基準に設計されているからです。
食味の方法も興味のあうところです。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「コメ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事