ここ数年姿を見かけなかったトラツグミが姿を見せました。調べて見ると前回見かけたのは2017年3月ですから、実に5年ぶりに見かけたということになります。名前の通り黒と黄色の班が特徴的なツグミです。(全長:約30cm) 夜~早朝に笛の音のような声で「ヒョー、ヒョー」という気味の悪い声で鳴きます。横溝正史原作の映画「悪霊島」のキャッチコピーは、「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」でした。
トラツグミ
この鳥もツグミと同じように、地上に降りて餌を探していることが多いのですが、通りかかった森の中の散策路で飛び上がるのが見え、木上のトラツグミが撮影できました。



平安時代末期、近衛天皇は闇の訪れを怖れた。毎夜、丑三つ時になると、御所は黒雲に覆われ、ヒョー、ヒョーという不気味な鳴き声がする。帝は、得体のしれない鳴き声を耳にする度、全身が震え、うなされるようになった。都人はその声の主を「鵺(ぬえ)」と呼んで、気味悪がった。(京都の摩訶異探訪より)
平家物語・源頼政のぬえ退治に、頭は猿、体はたぬき、尾は蛇、手足は虎のようで、鳴く声は、鵺(ぬえ:とらつぐみという鳥)に似ている、恐ろしい怪物だった。と、記されています。

こちらのトラツグミは、チョロチョロと水が流れる小川で見かけました。こうして異なる場所で見かけたということは、複数のトラツグミが来ているのではないかと思われます。



ツグミ
ツグミの全長は24cmですが、トラツグミと比較すると実際の体長差以上に小さく見えます。

前方から歩いてきたツグミが、ひょいと飛び上がって攻撃するような行動をとると、慌てて逃げるツグミです。縄張り意識の強い鳥だけに追い払われたようです。


トラツグミ
この鳥もツグミと同じように、地上に降りて餌を探していることが多いのですが、通りかかった森の中の散策路で飛び上がるのが見え、木上のトラツグミが撮影できました。



平安時代末期、近衛天皇は闇の訪れを怖れた。毎夜、丑三つ時になると、御所は黒雲に覆われ、ヒョー、ヒョーという不気味な鳴き声がする。帝は、得体のしれない鳴き声を耳にする度、全身が震え、うなされるようになった。都人はその声の主を「鵺(ぬえ)」と呼んで、気味悪がった。(京都の摩訶異探訪より)
平家物語・源頼政のぬえ退治に、頭は猿、体はたぬき、尾は蛇、手足は虎のようで、鳴く声は、鵺(ぬえ:とらつぐみという鳥)に似ている、恐ろしい怪物だった。と、記されています。

こちらのトラツグミは、チョロチョロと水が流れる小川で見かけました。こうして異なる場所で見かけたということは、複数のトラツグミが来ているのではないかと思われます。



ツグミ
ツグミの全長は24cmですが、トラツグミと比較すると実際の体長差以上に小さく見えます。

前方から歩いてきたツグミが、ひょいと飛び上がって攻撃するような行動をとると、慌てて逃げるツグミです。縄張り意識の強い鳥だけに追い払われたようです。



おはようございます。
トラツグミはまだ見たことがありません。
昨日神戸市立森林植物園にトラツグミでも見られないかと思って行ってきましたが、残念ながらいませんでした。
ぜひ写真に撮りたい鳥さんです。
神戸市立森林植物園では、たくさんの鳥との出会いがありましたね。
今日木曽へ向かわれるようですが、木曽の鳥事情はどんな具合なのか
気にかかりますね。
明日はまた寒波がやって来そうです。寒暖差にお気をつけくださいね。
如何にも今年は俺様の年だ!という風貌をしてますよね。
私も見てみたいです。
鵺と言えば横溝正の「鵺の無く夜が恐ろしい」と記した悪霊島の一説が浮かびますが正体はトラツグミだったのですね。
今では私にとってツグミは馴染み深い野鳥になりましたが
残念ながらトラツグミの鳴き声は耳にしても姿を見た事は有りません。
カメラに収められなくても遭ってみたい野鳥です。
トラツグミ、ご覧になれたのですね。
水流に降りているのは珍しいように思います。
寅年には一度はあっておきたかったのですが、去年いた場所でも会えませんでした。
イケリンさんのお写真、じっくり拝見しています。
トラツグミ、どなたかのお部屋でちらっと拝見しましたが、こんなにしっかりと見せて頂くのは初めてです。
体中凄い模様ですね。
目はぱっちりと真っ黒ですが。
気味の悪い声で鳴くのですか。
恐ろしい鳥にされてしまったようですね。
イケリンさんも5年ぶりとのこと、見せて頂いて有難いです。
ツグミが縄張り争いで負けて逃げる瞬間、目の前で見ているようで凄いです!
大砲の様なカメラを抱えた方からトラツグミが居るヨ!と教えて頂きました。
指さされた方を一生懸命見たのですが・・・
葦の茂みが保護色になって動く気配も見えませんでしたが、
名人が写された写真を拝見すると本当に、全身トラ模様でした!
貴重な写真を拝見出来てうれしいです。
今年は寅年ですから、言って見ればこの鳥は年男なのてすよね。
ヌエという妖怪のようなものがいたのかどうかは不明ですが、
鳴き声がそっくりなところから、この鳥も別名で「ぬえ・どり」と呼ばれているようです。
なんとも不気味な声で囀りますね。
トラツグミには、なかなか出会えませんね。
ここ数年は全く姿を見かけませんでした。
いるにはいても、見つけられなかっただけなのかもしれませんけれどもね。
ツグミなんかと餌場は同じみたいですね。
トラツグミは、地味なような派手なような、羽色が特徴的ですね。
以前テレビで田舎暮らしを始めた人が、この声が不気味で最初の頃は
眠れなかったとおっしゃっていました。それぐらい不気味な声ですよ。
夜静まりかえったところで聞いたら、ぞーっとするかもしれませんね。
トラツグミは、どちらかというと薄暗いようなところで
餌探しをしていることが多いみたいです。
したがって動いてくれないことには、周囲の色に同化していて
見つけにくいのかもしれませんね。色が色ですものね。