女郎蜘蛛が張っている網 (巣) の前を通ると食事の真っ最中でした。この蜘蛛の網はメスが作ったもので、メスよりもはるかに小さなオス2匹がこの網に同居して、交接 (交尾) のチャンスを狙っています。メスは動くものに反応して餌にするいう習性があるので、迂闊に動いたオスがメスに食べられたということもあります。そのために網の端っこで息を潜めてチャンスが来るのを待っています。以下の写真は、「交接」と呼ばれるジョロウグモの生殖行動 (動物でいう「交尾」) に至るまでの様子です。
網の中心にいる大きいのがメスで、その上にいる小さいの2匹がオスです。
メスが蜘蛛の網にかかった獲物を食べています。
オスはメスの攻撃性が弱くなる最終脱皮時や食事時を狙って交接を行うとされていますが、1匹のオスがその機会を狙ってメスに接近します。
下手をすれば餌食になるので、オスもメスには迂闊には近づけないようです。接近しては離れるという行動を何度も繰り返しています。
見ている方がじれったくなるほど慎重です。それもそうでしょうね。食べられたら一巻の終わりですものね。
オスが次に起こす行動を待って、カメラを構えていても一向に進展がありません。撮る方もカメラを構えたままの状態で待つのに耐えかねて、構えを解くということを何度も繰り返します。
オスが徐々にメスに近づいていきます。
何度か足でメスの体を触って、メスの反応を確かめているようです。
メスの様子を伺いながら更に近づいていきます。オスにとっては緊張の一瞬でしょう。
どうやら安全だと判断したようです。
やっと交接の態勢に入れたようです。
蜘蛛の網の真横から撮影できたならば、交接の部分を捉えることができたのでしょうが、残念ながら真横に位置する状況にありませんでした。
メスの生殖口
交接を終えて、メスから離れるオスです。命がけの交接は成功に終わったようです。
交接が終わった後のメスの様子です。
ジョロウグモの網に、約3mmととても小さな銀色のクモがいることが有ります。シロカネイソウロウグモと言うクモで、数頭居候している場合があります。イソウロウグモは他のクモの網に居候生活する、と言う意味でつけられた名です。
網の中心にいる大きいのがメスで、その上にいる小さいの2匹がオスです。
メスが蜘蛛の網にかかった獲物を食べています。
オスはメスの攻撃性が弱くなる最終脱皮時や食事時を狙って交接を行うとされていますが、1匹のオスがその機会を狙ってメスに接近します。
下手をすれば餌食になるので、オスもメスには迂闊には近づけないようです。接近しては離れるという行動を何度も繰り返しています。
見ている方がじれったくなるほど慎重です。それもそうでしょうね。食べられたら一巻の終わりですものね。
オスが次に起こす行動を待って、カメラを構えていても一向に進展がありません。撮る方もカメラを構えたままの状態で待つのに耐えかねて、構えを解くということを何度も繰り返します。
オスが徐々にメスに近づいていきます。
何度か足でメスの体を触って、メスの反応を確かめているようです。
メスの様子を伺いながら更に近づいていきます。オスにとっては緊張の一瞬でしょう。
どうやら安全だと判断したようです。
やっと交接の態勢に入れたようです。
蜘蛛の網の真横から撮影できたならば、交接の部分を捉えることができたのでしょうが、残念ながら真横に位置する状況にありませんでした。
メスの生殖口
交接を終えて、メスから離れるオスです。命がけの交接は成功に終わったようです。
交接が終わった後のメスの様子です。
ジョロウグモの網に、約3mmととても小さな銀色のクモがいることが有ります。シロカネイソウロウグモと言うクモで、数頭居候している場合があります。イソウロウグモは他のクモの網に居候生活する、と言う意味でつけられた名です。
おはようございます。
ジョロウグモの雄が交尾中に食べられると言うことは知っていましたが、見たのは初めてです。
貴重な記録ですね。
こんなに慎重に近づくのですね。
命がけで子孫を残す雄に拍手です!
眼を擦りながらブログを見ていたら、いきなりの強烈画像で眼が覚めました(^^;
クモの巣の上で展開される凄いドラマですね。
私たちの身の回りにある興味深いシーンを、いつも感心しながら見ています。
ありがとうございました。
女郎蜘蛛のオスとメスが一緒にいるところはよく見かけても、
交接の場面となると、滅多にお目にかかれないですね。
今回はその場面に遭遇できて幸運でした。
子孫を残すのも並大抵の苦労ではなさそうですね。
この場面は蜘蛛の巣の上で繰り広げられるドラマですね。
ちょっとでもタイミングを間違えれば、メスの餌食になるだけに
オスの緊張度も相当なものだと思います。
まさに命をかけて挑んでいると言えそうですね。
地球上に生息する生き物
子孫を残すために一生懸命なんですね
お疲れさまでした
自然界で子孫を残すのも大変なようです。
カマキリもメスがオスを食べることがありますから、
世の中のオスたちは、うかうかしていられないようです。(笑)
このオスは無事に子孫を残すことができたようです。まずはめでたしですね。
大きくて女王様然としたジョロウグモですね。
花魁と言っても良さそうな迫力と存在感ですね。
小さなオスは命がけで交尾に臨むのですね。
クモは苦手なのですが、こうして写真で見ると惹かれてしまいます。
≫ジョロウグモの網に…小さな銀色のクモがいることが有ります
ずっと不思議に思っていました。
シロカネイソウロウグモというのですね。
ジョロウグモに襲われることはないのでしょうか?
ジョロウグモの交尾の瞬間を、見事に捉えましたね。
雄が用心してなかなか近づけないので、じっと待っておられたイケリンさん、お疲れ様でした。
雌に比べて雄の小さいこと!
命がけで交尾するなんて、なんだか可哀想です。
カマキリも雄が食べられてしまうとか。
子孫を残すのも大変ですね。
これだけのお写真を撮るのに、どのくらいの時間がかかりましたか?
女郎蜘蛛はオスの貧弱さに比べるとメスは貫禄がありますね。
オスがメスに食べられることは少なからずあるようです。
なんだか哀れに思えてきますね。(^_^;)
シロカネイソウロウグモは居候と呼ばれるだけに、必ずと言って良いほどいますね。
この蜘蛛が女郎蜘蛛に食べられることはないようですよ。
私は被写体をじっくりと狙うということはしない方で、
早撮りの口なのですが、この女郎蜘蛛の行動はめったに見られないだけに、
しばらく待って見ました。それでもかかった時間は十五分ぐらいでしょうか。
長く感じた割には、費やした時間は知れていました。
自然界を生き抜くのは大変なことのようです。かといって行動を起こさないことには
子孫が残せず、イチかパチかの賭けのようなみたいなものですね。