♪ ボーン・トゥ・ラヴ・ユー / クイーン：1996年作

残されたメンバー達が追悼
1995年、ジョン・レノンの未完の曲にビートルズの残りのメンバー達が手を加えて出来上がったのが「Free As A Bird」でした。
ビートルズの新曲という触れ込みのこの曲、手にしたその夜、何度も何度も繰り返し聴きました。
同じ曲を何度も繰り返し聴くなんてことは、洋楽のシングル盤を月に1枚買っていた(月に1枚しか買えなかった)1970年代初め頃以来の事でした。

ちょうど同じ頃、ヴォーカリストという、いわばバンドの顔を失ってしまった者達が結集して、偉大なヴォーカリストが残したトラックを元にアルバムを製作しました。

【 Single Data 】
リリース：1996年2月28日(日本でのみリリース)
チャート：オリコン45位(1996年)、40位(2004年)

さて今日は、ビートルズと共に英国が誇る国民的バンドとして今なお愛されている Queen のナンバーを1曲～冒頭の文章を読めば、もう今日ご紹介の曲はお分りでしょう！
この曲が、1995年にリリースされた時、落ち込んでいたクイーン・ファンは、嬉しかったでしょうね～僕も、そのあまりにリアルな音源に驚かされました！
ということで今日の1曲は、1991年のフレディ・マーキュリーの死を乗り越え、1995年にリリースされたクイーンの「I Was Born To Love You」の登場です。

【 Single Data 】
リリース：1985年4月8日
チャート：英国11位、米国76位、オリコン55位

ビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」の音源が、ジョンが残した古びたデモ・テープからのものであったのに対し、クイーンのこの曲は、1985年にフレディが公式にリリースしたソロ・アルバムの中に収録されていたちょっとテクノポップス風のフレディ・ヴァージョンに残りのメンバーが演奏を重ねて作り上げたました。

テクノポップス風のバックからクイーン風のドラマチックなバックに変更したというわけですね！

I Was Born To Love You -　Freddie Mercury

音が『数日前に録音した』と思える程の出来栄えになるのも当然といえば当然でしょうね！
とても、劇的に盛り上がるこの曲で、久し振りにクイーンを満喫出来た事が単純に嬉しかったです！

この曲を車の中で聴くと、スティクスの「Come Sail Away」と共に、今でも、異常な高揚感が湧き上がり、ハンドルを叩く自分がいる・・・

なんて愛おしい男なんだろう(*^o^*)

I Was Born To Love You - Queen

ボーン・トゥ・ラヴ・ユー / クイーン
君に出逢うために生まれてきたんだ
刻む鼓動の全ては君のため
君を想うために生まれてきたんだ
全ての日々が・・

君を愛するために生まれてきたんだ
刻む鼓動の全てで
君を想うために生まれてきたんだ
全ての日々がそのために

君こそ僕のために
僕こそ君のためにいる
君だけを探してたんだ
君を思うだけであつくなる
他にどんなチャンスがあったって
この愛のためなら何もいらない

だから僕と一緒に
僕と恋をしよう
夢に巻き込まれて
そして現実になったんだ
信じられないよ　
こんなことって
驚きさ
どうしよう

*　繰り返し

君を愛していたい
どんな些細なことも君を愛しくさせる
ずっとずっと愛していたい
君のために
君に出逢うために
そう　君を愛するために生まれてきた
君のために
君を想うために
全ての日々があったんだ

本当に信じられないよ
どうしよう

*　繰り返し

そう　君を想うために生まれてきた
全ての日々がそのために

ああ　愛してるよ
そう　君を愛するために生まれてきた
ずっとずっと愛していたい
愛していたい
一人っきりはもう嫌だ
そう　愛していたいんだ
お願いだ