Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ:1969年作

2023年02月04日 11時47分39秒 | 映画音楽&ワールドミュージック

真っ黒な四角いサングラス
この曲がヒット・チャートを賑わせていた頃が最もラジオを聞いていまして、思い出の曲の宝庫とも言える時期・・・
真っ黒な四角いサングラスをしたミッシェル・ポルナレフは忘れられないアーティストのひとりです。

今日ご紹介する曲は、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会に於いて、日本のサポーターが応援時に替え歌で大合唱したミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口づけ」です。

フランスの有名シンガーの誰でも知ってる曲を応援歌として選曲したのは見事でしたね!
それに引き替え、日本代表は残念な結果でしたけど(笑)

 

エルヴィスとの出会いが・・・
ロシア出身の音楽家を父に持つミッシェル・ポルナレフパリ音楽院で厳格な音楽教育(クラシック)を受けていましたが、エルヴィス・プレスリーを知ってからというもの、クラシックへの情熱が段々と薄れていきます。

その結果、クラシック音楽の道に進むことを強要する両親と衝突、ポルナレフはヨーロッパへの放浪の旅に・・・


ロックとロマンの出会いの架け橋に!
1966年に母国フランスでレコード・デビュー、とんとん拍子にスターダムに・・・
この日本では、デビューから5年後の1971年に大ヒットした「シェリーに口づけ」が、大ブレイクの切っ掛けになりました!

 

ラジオ少年にとって1曲を選ぶのは困難を極めた!
シングル盤しか買うことが出来きない少年時代でしたから、毎月買うたった1枚のシングル・レコードは、迷いに迷って選曲、購入した1枚は徹底的に聴き込みました。
そのお陰で、当時の曲の多くは、今でも、ワンフレーズですが歌詞を見ないでも歌うことが出来ます。勿論、ジャケットのデザイン等も、今でも、はっきり記憶にあります。

ところが、頭の中にお気に入り登録したミッシェル・ポルナレフには大変な問題が・・・
初めてラジオで聴いた時、「何か変だ!」と違和感があったんですが、2回目を聴いた時、初めて大きな障害があることに気づきました・・・
フランス語だったのだ!

当時、買ったレコードは、必ず歌っておりましたから、"Bonjour"しか知らなかった少年は、「シェリーに口づけ」を泣く泣くパスすることに・・・

 

最初は“可愛いシェリーのために”だった!
さて、実はこの曲、1969年9月1日に「追わないで Tous le bateau...tous le oiseaux」のB面曲として「可愛いシェリーのために」という邦題でリリースされました。
因みにA面の「追わないで」は、大ブレイクの後、「渚の想い出」という邦題に変更されヒットします。本国のフランスでの「シェリーに口づけ」は、アルバムにも収録されない単なるB面曲・・・いわゆる“捨て曲”扱いってことですね!
もしかしたら、ワールド・カップで、日本のサポーターが「シェリーに口づけ」を歌った時、フランス人の多くは???だったかも(笑)

Tout Tout Pour Ma Chérie - Michel Polnareff

シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる

さあ 僕と一緒においで
僕の腕につかまって
君がいないと
淋しくて仕方ないのさ
君の声が聞えないと
君の姿が見えないと駄目なんだ

さあおいで
僕の側へおいで
君のことは 何にもわからない
名前も
年も
それでも構わない
悔んだりしないさ

みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる

僕はガラスの上に立ってるみたいだ
恋人も見つからないうちに
死んでしまいやしないかと恐いのさ
でも もう大丈夫
僕と一緒においで
僕と一緒においで
僕に寄り添う恋人が
みつかるってわかるんだ
淋しい想いももうおしまいさ

みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる

さあ僕と一緒においで
君が必要なのさ
僕の心は君への愛で一杯さ
さあ僕の側に
抱き寄せさせておくれ
さあ僕と一緒においで
一緒においでもう離れちゃ嫌だ
何年も前から君を待っていたのさ
僕の恋人 ずっと前から待っていたんだ

みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる
みんなみんなシェリーに上げる

♪  ♫  ♬  ♩ ♪  ♫  ♬  ♩ ♪  ♫  ♬  ♩ ♪  ♫  ♬  ♩


【 All Japan Pop 20 】1971年10月11日付
01.シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
02.黒い炎 / チェイス
03.アメリカ / サイモンとガーファンクル
04.恋のかけひき / ハミルトン,ジョー・フランク・アンド・レイノルズ
05.悲しき恋心 / ショッキング・ブルー
06.涙のハプニング / エジソン・ライトハウス
07.メロディ・フェア / ビー・ジーズ
08.故郷へかえりたい / ジョン・デンバー
09.スウィート・ヒッチ・ハイカー / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
10.バタフライ / ダニエル・ジェラール
11.ライアー / スリー・ドッグ・ナイト
12.嘆きのインディアン / マーク・リンゼイとレイダース
13.イエス・イッツ・ミー / エルトン・ジョン
14.傷心の日々 / ビー・ジーズ
15.シカゴ / グラハム・ナッシュ
16.出ておいでよ、お嬢さん / ポール&リンダ・マッカートニー
17.イッツ・トゥ・レイト / キャロル・キング
18.恋のヘルプ / トニー・ロナルド
19.青春に乾杯 / ミッシェル・デルペッシュ
20.夢に消えるジュリア / ピンク・フロイド

 

 



4 コメント

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Unknown (サイコ…chicken)
2023-02-05 08:19:30
お早うございます☺。ジョニーさん。『ぷ~ぷ~、ぷマシェリーまシェリー…~餃子の皮🎵』でありますか\(^o^)/。…鉛筆で歌詞カードに一生懸命カナをふって覚えました…(笑)。ヘドバとダビデのナオミの夢(イシラエル語)やジリオラ・チンクエッティの雨(イタリア語)…少し後にダリダとドロンの甘い囁き『ボンボ~レ、ショコラ~🎵』(仏語)とかも思い出します。英語よりいっそう『舶来感←死語』が漂っていたので…自慢でありました….🐤🎶
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Unknown (ikenaijoni)
2023-02-05 09:19:20
サイコ…chickenさんへ
ヘドバとダビデの「ナオミの夢」、ジリオラ・チンクエッティは僕的には「つばめのように」、ダリダとドロンの「甘い囁き」は、土曜日をワールド・ミュージックの日と決めてますので、順番待ちにの状態です。
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Unknown (サイコ…chicken)
2023-02-05 11:21:27
うわ~…嬉しいですね。ジョニーさん。うきうきo(^o^)oあります😃。これは最近知ったのですが、ジリオラ・チンクエッティは少女にしてカンツォーネ歌手だったそうです。『つばめのように』…うん?『夢のように…』でしたか…カンツォーネではなくてソフトに歌い上げるのも、ジリオラの魅力だったんですね。ショッキング・ブルーはマリスカのダッチ・ロック・ボーカルがきまっている楽曲ショッキング・ユーも良いですね。魔法は…(笑)…アーティストも題名も聞き取れなくて(FEN)、レコード店のオヤジに『マジック!マジック!』と手振り身振り口振りで伝えたのですが…全く駄目🌀でした。…『もうすぐ息子が大学から帰ってくるから…分かるかも』と、言われ、暫く待って…ロン毛大学生の兄ちゃんに…再度、手振り身振り口振り-w-wをやってみたところ…一発で通じて…無事購入出来ました。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-02-06 13:27:59
サイコ…chickenさんへ
ジリオラ・チンクェッティなんて複雑な名前が半世紀も経ってすらっと出てくる事が不思議ですね(^○^)
ショッキング・ブルーはちょうどこれから投稿するところです。
その当時でしたら、多分、ルー・クリスティの「マジック」ですね。もう少し後なら、パイロットの「マジック」です。
今だったら、歌詞を入れるだけで、Google で検索できるから、楽になりました。
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