♪ イエス・イッツ・ミー / エルトン・ジョン：1969年作

【 エルトン・ジョン・ベスト4 】
A面
1.フレンズ
2.人生の壁
B面
1.僕の歌は君の歌
2.イエス・イッツ・ミー

コンパクト盤
シングル盤を毎月1枚づつ、厳選して買っていた中高生時代、どうしても小遣いの遣り繰りだけでは、欲しくても買えなかったレコードが沢山ありました。
そんなお金が自由にならない音楽少年にとって、何物にも代えがたかったものが、ヒット曲をまとめた4曲入りのコンパクト盤でした。
その数あるコンパクト盤の中で、自分にとって、最も思い出深いものが『エルトン・ジョン・ベスト4』

レコード屋で見つけた時は本当に嬉しかったですね！

エルトンといったら、この曲だ！
不思議なもので、今やスタンダードにもなっている70年代を代表する名曲「僕の歌は君の歌 Your Song」は、当時の日本で、それほど大ヒットしたという印象はなく、少なくとも、今日ご紹介する「イエス・イッツ・ミー」の方が間違いなくヒットしました。

日本で、「僕の歌は君の歌」「フレンズ」とヒットしたエルトン・ジョン、次にヒットしたのが、それらの曲より前にリリースした「イエス・イッツ・ミー」でした。
この曲は、日本でのみヒットした曲で、オリコン・チャートで13位(洋楽部門2位)まで上昇・・・
母国英国では、1969年5月16日にリリースされるも、チャートインせず！

そんな事で、この曲の方が、当時のちょっとした出来事や些細な会話を思い出したり、懐かしさを感じたりもします。
これは恐らく、僕と同じように、その時期をリアルタイムで経験した人は、皆、同じように思うのでは・・・

“君に必要なのは僕なんだ！”と繰り返されるこの曲は、エルトン・ジョンの存在を大きく僕に印象付けました。
サイモンとガーファンクルに始まり、ビートルマニアとなった自分・・・

そして・・・

もうひとつの贔屓のアーティストの誕生の瞬間でした！

It's Me That You Need - Elton John

イエス・イッツ・ミー / エルトン・ジョン

やあ、
鏡を覗いてごらん
僕が君を見ているのが見えるのが怖いの
窓の所で待ってる、待ってるよ
君に必要なのは僕
そう僕なんだ 僕は君を待ってる

でも僕は黙っていよう
一言も言わないよ
そのうちにわかるから
僕が君の世界の光だってこと

そう僕なんだ 僕なんだ
僕なんだよ、君に必要なのは
僕なんだ 僕なんだ
僕なんだよ、君に必要なのは
君が生きていたかったら、僕なのさ
君の罪を許すのは、僕
君に必要なのは僕だって事を認めてよ

つばめが飛ぶのを見てる、見てる
それも全く同じこと
つばめと同じように君も飛んで家に帰るがいい
でも、忘れないで、昨日のことを忘れないで
プライドってのは酷い言葉だよ
それに、君はまだ僕の名前を覚えているね

♪  ♫  ♬ ♪  ♫  ♬ ♪  ♫  ♬ ♪  ♫  ♬ ♪  ♫  ♬

【 All Japan Pop 20 】1971年11月22日付
01.イエス・イッツ・ミー / エルトン・ジョン
02.スーパースター / カーペンターズ
03.黒い炎 / チェイス
04.シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
05.青春に乾杯 / ミッシェル・デルペッシュ
06.アメリカ / サイモンとガーファンクル
07.マミー・ブルー / ポップ・トップス
08.故郷へかえりたい / ジョン・デンバー
09.涙のハプニング / エジソン・ライトハウス
10.恋のヘルプ / トニー・ロナルド
11.イマジン / ジョン・レノン
12.ゴー・アウェイ・リトル・ガール / ダニー・オズモンド
13.悲しき恋心 / ショッキング・ブルー
14.夢みるデビッド / デビッド・キャシディーとパートリッジ・ファミリー
15.出ておいでよ、お嬢さん / ポール＆リンダ・マッカートニー
16.ゲット・イット・オン / T.レックス
17.愛のストーリー / ムーディー・ブルース
18.バングラ・デシ / ジョージ・ハリスン
19.無法の世界 / ザ・フー
20.恋のかけひき / ハミルトン，ジョー・フランク・アンド・レイノルズ