Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ワンダフル・トゥナイト / エリック・クラプトン:1977年

2023年12月15日 07時00分00秒 | 1970年代の洋楽
Muse ミューズ
ギリシャ・ローマ神話の芸術の女神たち

“ロック界のミューズ”と言われているのがパティ・ボイド
パティほど、名曲を生み出した女性はおりません!
これが、“ロック界のミューズ”と呼ばれる所以です・・・


今日ご紹介するのも、彼女のことを歌った曲です。

 【 Album Data 】
リリース:1977年11月25日
チャートBillboard 2位

ポール・マッカートニー主催
かつての憧れのアーティスト、“バディ・ホリーの版権”を持っているポール・マッカートニーは、1976年9月7日に“バディ・ホリー生誕40年記念パーティ”を開きました。

そのパーティーに招致されたのが、エリック・クラプトンパティ・ボイドのカップル・・・
しかし、パティは、化粧やらドレス選びで、中々、準備が進まない!
その彼女を待つ間に作り上げられた曲が、今日ご紹介する「Wonderful Tonight」です。

冷めた関係なら、「何をグズグズしてるんだ!」と一喝くれてやりたい場面、しかし、当時の二人は熱い蜜月期~何をされても可愛く感じてしまったんでしょう!
でれ~と鼻の下を伸ばしたクラプトンの様子が窺い知れます(^O^)

2年後の悲劇・・・
余談ですが、フーのドラマーのキース・ムーンが、2年後の1978年のこのパーティーの帰宅後、アルコール依存症の治療のために服用していた薬を過剰摂取し、急死します。

ワンダフル・トゥナイト / エリック・クラプトン
宵闇が近づいた頃
彼女は着ていく服を思案して
化粧をする
そして長いブロンドの髪をとかしながら
僕に聞いてくる
「私、きれいかしら?」
僕は答える「ああ、今夜はとても素敵だよ」

僕らがパーティに行くと
誰もがこの美しいレディに
僕と一緒にいるのは誰だって振り返るんだ

彼女は僕に聴いて来るんだ
「気分はいかが?」
僕は答える「ああ、今夜は最高の気分さ」

素敵な気分なのは君の瞳に恋の灯りが見えるからさ
不思議なのは君が僕がどんなに君を愛してるか
理解していないことさ

そろそろうちへ帰ろう
頭が痛くなってきたんだ
そして車のキーを彼女に渡すと
彼女は僕を寝かしつけてくれた

灯りを消しながら僕は彼女に言ったんだ
「マイ・ダーリン、今夜の君は素敵だったよ、
オーマイ・ダーリン、今夜の君は最高だった」





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