美しいピアノ曲は数あれど・・・
最初から最後まで、ロマンティックな雰囲気に浸れるのは、そう多くはありません！
今日は、ムードたっぷりのミッシェル・ポルナレフのラヴ・バラードを・・・
1971年と1972年は、まさにミッシェル・ポルナレフの日本での全盛期でした！
ミッシェル・ポルナレフが日本で大ブレイクした1971年の時点で、彼は既に本国フランスでは揺るぎないスーパースターの地位を築いており、数多くのヒット曲やアルバムをリリースしていました。
その中から、日本マーケット向けの曲を選りすぐってリリースしたわけですから、売れないわけないですね。
1971年にヒットした今日ご紹介する「愛の願い Love Me Please, Love Me」も、実は、1966年にリリースされたデビュー・アルバムに収録されていた5年も前の曲、このように、5年間の蓄積の中から、選りすぐった曲をリリースしていったわけですから、一旦、大ブレイクすると次から次とヒットを連発させた状況が生まれたというのも頷けます。
Love Me Please, Love Me - Michel Polnareff
とりわけ「愛の願い」という曲、ポルナレフの曲の中でも、最も“正統派”といえるようなロマンティックな1曲のような気がします。
イントロのピアノを聴いた瞬間に、その美しい調べに引き込まれ、名曲である事を確信してしまいます。
ムード全開のこの曲、最初に感じた美しいピアノのイントロの印象は、最後の最後まで裏切られる事なく続きます・・・
【 All Japan Pop 20 】1971年12月20日付
01.マミー・ブルー / ポップ・トップス
02.スーパースター / カーペンターズ
03.イマジン / ジョン・レノン
04.悲しきジプシー / シェール
05.イエス・イッツ・ミー / エルトン・ジョン
06.シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
07.愛の願い / ミッシェル・ポルナレフ
08.青春に乾杯 / ミッシェル・デルペッシュ
09.スィート・キャロラィン / ニール・ダイアモンド
10.黒い炎 / チェイス
11.気になる女の子 / メッセンジャーズ
12.恋のヘルプ / トニー・ロナルド
13.愛のストーリー / ムーディー・ブルース
14.クエスチョンズ67/68 / シカゴ
15.アメリカ・アメリカ / スピナッチ
16.ゴー・アウェイ・リトル・ガール / ダニー・オズモンド
17.アメリカ / サイモンとガーファンクル
18.白い想い出 / ジョーン・シェパード
19.イン・ザ・モーニング / ビー・ジーズ
20.新しい世界 / サンタナ
それにしても1971年のランキングの名曲揃いには驚きですね！今日も素敵な曲を有り難うございました。
ミッシェル・ポルナレフは随分ヒットしましたね。
当時はフランス、イタリアなど色々な国の曲がヒットとしました。
このチャートでも、6、7、8位がフレンス語、12位のトニー・ロナウドはオランダ出身のスペイン人でこの曲はスペイン語ヴァージョンも出ています。