早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚

「岩魚・山女魚・鮎・近年はサクラマス・三面川鮭・それに美味しい新潟地酒大好き紹介します。」新潟から・・・

7.2硬調・鮎竿

2012-09-23 19:19:28 | 渓流釣り
店を締めて一杯始めたころ会の鮎つり名人清水さんから電話があった。
すまなそうに「これから一寸いいですか。伺います。」
程なくして一本の鮎竿を持って彼が訪れた。



ニッシンの7.2鮎硬調。塗装も輝いて真新しい。
「未だ2回しか使ってないんですよ。」
伸ばして調子を計ってみた。
最初収めて持った時より少し持ち重り感はあるが
私の9.0ダイワ硬派・剛からみれば遥かに軽いし扱い易い。
I川の様な小渓では断然心地よい釣味だと想像した。
先日の鮎釣りで三年目の川端さんの鮎竿7.2の威力も素晴らしかったし、
丁度ネットでそれらしきを検索している時でもあった。
「飯原さんどうぞ使って下さい。」
「勿論おあげしますので使って下さい。」
どうもI川での釣行の話の中で川端さんの鮎竿の事を
私が話した事が切っ掛けらしい。
あまりの突然で清水さんの気前よさに酔いもほろろになってしまった。
遠慮も釣り仲間同士、長い?付き合いと都合よく解釈して
頂いて使わせてもらうことになった。
「清水さん有難うございます。大事に使わせてもらいます。」




鮎釣りももう終盤ですね。
頂戴した7.2の鮎竿持参で二週続けて山形I川へ行ってきました。
現場で会のヤング清水さんと奈良会長、渋木さんと合流しました。
会長と渋木さんは前日T渓流でヤマメ釣り後温泉で清水さんと一泊して
今日は早々?に川を後にしました。

その後も二人秋空の下で鮎釣りを楽しみました。
石の周りには鮎が何匹も見えるのですがこの時季の鮎釣りは
なかなか難しいようです。

ポイントに二三匹掛けるとピッタリと後が続きません。
移動した方がいいのか粘った方がいいのかによって釣果に差が出ます。
さすがに名人清水さんは私の倍は釣ってました。

そして今日はなによりも7.2硬調鮎竿で存分楽しむことができました。




ヤマメ屋」飯原酒店のホームページはこちら →

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久しぶりの二日間の山形鮎釣り。

2012-09-19 15:20:41 | 渓流釣り
16日17日と二日間山形で鮎釣りを楽しみました。
それも釣果が全く違う別々の川でです。
一日目、鮎歴3年の川端さんと今年から始めたヤングの平島さんの
三人で I川の中流部から始めることとしました。
電話で予約の地オトリを仕入れて現場に着くともう泊りがけで釣りのオジちゃんが
ワンボックスカーにいました。
渓流はこの時季に毎日30度を超す猛暑で驚くほどかなりの減水です。
ところが下見に川を覗くと鮎がうじゃうじゃ中には20センチ程の大物も・・・。
はやる気持ちで川端さんは少し下流へ平島さんはオジちゃんの前の好ポイントへ
私はその上の橋の辺りから釣り始めました。



見渡せる上流には釣人が二三人鮎竿をたてに構えておりました。
いかにも鮎の付きそうな水深のあるポイントではもう釣り切られてしまったのか追いは無し。
最初の一匹は手前のチャラチャラの瀬でいきなりきました。
18センチ程のきれいな雌鮎です。その後同型を三つ追加して下流へ移動。


ゆっくり三人その後二か所移動して水通しの良い瀬で7メートル竿の川端さんが良形ばかり
爆釣?さすがに相当腕を上げておりました。
粘って三人で30?ばかり暑くも楽しい一日でした。


季節はもう秋、道端のコスモスの花が綺麗に咲いていました。


翌日はひとりゆっくりと大鮎のA川へ、岩船の強風も山形では心地よい鮎日和でした。
何時もの仁科さんの爺ちゃんの所で日釣り券を購入。
「おじさん又来たよ。」
「おおこの前はどうだった。」
「5つばかり、いい形だね。」
「もう土地の人はやめたから今日おめさんの貸し切りだわ。」
「いっぱい釣って下さいネ。」
傍らで可愛いい嫁さん?がそう言って見送ってくれた。
いい気持ちで何時もの橋の下のポイントに向かう。



さすがに川には人影がない。
やはり鮎釣りは釣り人がいないと何かもの足りなくて淋しいものだ。
さあて・・・新潟で仕入れたオトリにハナカンを通したら
「あれっ」何と横になって浮いてしまった。
オトリ屋との水温の差で今頃たまにこういう事があるのだそうだ。
二匹目のオトリに祈る様に慎重にハナカンをなんとか通した。
そして丁寧に手前の足元から流芯下の深みにオトリを沈める。
ここで幾分川辺から離れて上へ誘導した時いきなりギューン。
目印が一メートルも飛んだ。
「きた!!。」
深い流れに入ってどんどん上流に向かう、かなりの大物だと・・・。
9.0竿を立てて下らせると慎重に慎重に下の瀬からようやく抜き上げました。
23センチの大鮎、黄色味かかった見事な雄の鮎でした。
これで占めたものいいオトリが獲れた。
ハナカンの仕掛けを伸ばしてサカサ針を打つが勿体ない様な大鮎。
これは放すと流芯目がけて一直線に泳ぎ出した途端に又ギューン。
さっきよりもダイナミックに目印が飛んだ。
同じように上流に泳ぎ出すパワーはさっきのよりも大きい。
幾分間をおいて下流へ向かわせるが又上流へ走り出した。
しかし小河川に減水では勝負あり。
瀬の流れの幾分緩やかな所へ誘導して抜く作戦にでました。
まずオトリを浮かしていっきに竿をたてると。
「でかい。」躊躇しているとさすがに大鮎また上流へ泳ぎだしてしましまったのです。
何回かのやり取りの後いっきに抜きにかかりました。
「エイ!!」
プツ!!アッ。
ハナカン仕掛けと水中糸の結び目から見事にぷっつりでした。
逃げた魚は・・・。
いやぁでかかったです。

 


でかい酒 ちょっと甘口な 「鮎正宗」

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大鮎の里、山形A川!!

2012-09-06 16:56:45 | 渓流釣り


大鮎の里、山形A川を訪れる。
会長、先生と私3人途中で何時ものオトリ屋で囮を購入、
先生のパジェロは快調に目的地に向かった。
目的地で分岐するY川の状態を伺いに車を走らせる。
今年は上流のダムの影響で何時までも濁りが取れないらしい。
去年は会長が何回も大鮎でいい思いがあったらしいが。
保存会会報でその凄まじい状況を何回も紹介していたのを思い出した。
去年は総じて後半何処も良かったようで私も初めてのこのA川で大鮎と何回も楽しむ事が出来た。


Y川はやはり濁りがあって余り気持のいいものではないが
大きなハミあとが大石にいくつも見て取れて我慢出来ず3人揃って竿を出してしまったのだ。
結局一時間ばかりで4尾。型も18センチ程で大鮎の里とはいかなかった。
そして本命A川上流へ向かった。
日曜日に関わらずこの間釣人は一人も出会わなかったのは不思議なくらいである。
あちこちと下見をした後、去年会長の尺鮎ポイントから入渓した。
上に先生、私と会長は下の瀬に向かった。

やはり渇水きみながら素晴らしいクリスタルなフィールドである。
それだけで私はもう満足・・・。
暫くして対岸の会長の見てる間に私の目印が大きく飛んだ。
瀬の中を走られながらも慎重に寄せながら見事?タモにキャッチ。
20センチの見事なむっちりした幅広のある鮎に見入るほどの魚体だ。
この後会長も同型を釣り上げて合計13匹程。
この厳しい条件ではもう老体三人ヘロヘロ。
何とか元気を・・・お昼麓の先生お馴染みの蕎麦処で
美味しい珍冷たい蕎麦をご馳走になり
一日の楽しい締めくくりとなりました。



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