早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚

「岩魚・山女魚・鮎・近年はサクラマス・三面川鮭・それに美味しい新潟地酒大好き紹介します。」新潟から・・・

筍のてんぷらと大物釣り師

2012-05-15 18:34:10 | 渓流釣り

岩魚保存会の大物釣り師小島さんからシーズン二回目の筍を頂いた。
鮮度抜群の筍はジャガイモ、ミガキにしん、油揚げ等と煮物にしたり
筍ごはんやてんぷら、味噌汁の具になった。
酒飲みの僕は大皿に盛られたてんぷらが一番気に入った。
薄くスライスした筍に薄めのころもで大根おろしのつゆ、
根生姜のおろしを少々薬味に頂いた。
吟醸生酒のフレッシュで爽快な喉ごしがすこぶる美味。
少し甘めの日本酒はてんぷらやこってりした料理と相性は良く合う。

てんぷらはからっと揚がってパリパリのものよりも
僕は少々しなやかなころもの方が好きだ。
これは家庭料理、育ちのせいかもしれない。



ところで前出の大物名人。
今年早くも尺イワナ二匹を見事釣り上げてしまったのだ。
僕も含めてほとんどの会員が何シーズンも追いかける大物を。
いつもの渓のこと、まあ運もあるはずだ?。
でも去年も40オバーを含め数本釣り上げた会のチャンピョン。
やはり何か秘訣があるのだろうか?
今年は渓流竿新調したとお聞きした。
車もパジェロミニに乗り換えたようだ.

最高に美味のてんぷらは爽快に酔いがまわる。
今年は探りを入れる釣行ご一緒することになる。
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小渓の源頭イワナ

2012-05-08 17:54:38 | 渓流釣り

5基目?の最終堰堤を越えると林道も渓の中に消滅した。
ここで伊藤氏を待たせて一人探索に上流を目指した。
水量は相当太いものの幾分開けたゴーローが続いている。
岩肌が泥岩質なのか底石のよごれがあまり気持ちのいいものではない。
今まで入渓した阿賀水系、常浪支流、渓相美が素晴らしかっただけに。
渓流の位置する方角のせいなのだろうか?。



気を付けながら注意深く登っていくと思いがけなくいきなり足元から黒い
「イワナ」が2尾走るのが見て取れた。
下で釣り上げたと同寸位。よくもこのような過酷の条件で生き延びていたものである。
釣り人として嬉しくなった。
おそらく下から人の手で移入されたものに違いないが?。
それとも堰堤構築前から代々住みついていた末裔かもしれない。
イワナの生命力をもってすればあり得ない事でもないと思った。
現に遡行途中の林道も川の様に雪代があふれて流れている。
あの三段滝も雪代の季節には何らかの条件で上流目指して行き来していたのではないだろうか。
ロマンは拡がる。



それから直ぐに落差の続くゴーローが二股に分かれて
左岸から45度に入り込む支流は急に大きく高度を上げて残雪の岩間に消えていた。
おぼしき本流も雪渓に埋もれて遥か見渡す先に一筋の白糸の滝が見えた。



ここまでにしょう。峪は眩しく明るいのだが何か悲しく淋しくやりきれなかった。
最終堰堤から程いくらも無い源頭。
あの永遠のイワナ達はどうやってこれまで・・・。

伊藤氏の待つ林道終点まで折り返し歩を急いだ。


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渓魚生息環境調査

2012-05-07 20:49:11 | 渓流釣り

6日常浪川支流の「渓魚生息環境調査」が行われた。
あらかじめ選定された何本かの種川候補を岩魚保存会ワーキンググループの
メンバーが調査にあたった。私、飯原と伊藤氏は室谷上手の渓が割り当てられた。



雪代で増水気味の出合いから竿を出し始めた。
の近くという事もあって水色も薄茶色で気分もあまりよくは無い。
早速伊藤氏にあたりがあって10センチほどのまだ回復途中のイワナが釣れた。
それからしばらくあたりの無いまま好ポイントだけをアプローチ。
本流からの遡上を期待したのだがゴミも目立って水質のせいか底の岩も泥っぽい。



それでも所々廊下や通らずに何とか上流を目指すといきなり三段の見事な滝に出会う。



釣果としてはこの滝の下の18センチイワナともう一尾、伊藤氏の同形のみ、何れも尾ビレの大きい天然ながら
黒いほっそり痩せた体形は細流にひっそりと生きる厳しい環境を感じさせる個体だった。
 
三段の滝の左岸を簡単に撒いた後暫く広い林道と並行して上流へ向かう。
突然行く手に7メートルの堰堤、上流にまた堰堤。少渓ながら以前は落差の激しい荒れた渓だったのだろう。



そのまま数キロか進むと一面雪渓が覆いかぶさる場面に出合った。
こんな遡行距離でいかに急高度を稼いだか想像できる。

・・・続く。

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「阿賀野川資源再生プロジェクト」再出発

2012-05-03 18:37:43 | 渓流釣り
「阿賀野川資源再生プロジェクト」が再出発した。
4月8日海府で密移入岩魚の釣獲と種となる親ヤマメ採捕が行われた。
あいにく小生は参加できなかったが、岩魚保存会他17名の参加で親ヤマメ45尾
移入イワナ40尾の成果があった。阿賀漁連の協力で水槽車で漁連の孵化場まで移送された。
種苗生産に再び大きな希望が託された。
5月27日には二回目の採捕作戦が行われる。

それに先だって6日常浪川支流の種川の渓魚生息環境調査を執り行う。
何本かの支流で渓魚の生息状況、孵化、産卵床の可否、源頭環境等何回かメンバー
で調査することになるのだろう。
小生も初めての調査行動、今までの釣行とは覚悟が違うと実感する。
禁漁区の設定、告知啓蒙、この先難題は山積する。

まあでも所詮釣り人、楽しみながら大義に参加したい。
阿賀水系自然のイワナとヤマメでいっぱいを夢見て・・・。



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