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【囲碁計算機】123456789+987654321を計算してみた(後編)

2020-08-16 16:58:29 | 囲碁計算機

囲碁アートの関です!

 

暑すぎますね。ビール飲むのも忘れるくらいです。

 

(前編はこちら) (一か所、数字を間違えていましたorz)

 

囲碁計算機で、大きな数を足し算してみます!

二つの碁盤を使い分けて、普通の足し算&繰り上がりがある場合の足し算を、ひとけたずつ積み上げていくような感じです。

さて、今回計算するのは

123456789+987654321

(なぜこの数かというとキーボードで打ちやすいからです)

 

それぞれ二進法に直すと

000111010110111100110100010101

111010110111100110100010110001

となりました。27桁と30桁です。27のほうの頭に仮に000を入れて、30桁として扱います。

 

これを、右端の1桁目同士→2桁目同士→3桁目同士・・・という具合に、足し算を重ねていきます。

囲碁をするだけでこんなに大きな数を計算できるなんて、素晴らしい世の中になったものですね!!!

 

まず、最初の「1+1」。シンプルな足し算の「半加算器」を用います。

0は白石、1は黒石。AとBにそれぞれ黒石を置き(1+1)、囲碁の最善手を打っていきます。

黒1の石が取られ、右下では黒3で白石が取られました。

●〇という出力となりました。これで記念すべき最初の1桁目は「〇」、つまり「0」です。

そして繰り上がりの●が出ました。ということで、次の桁の「0+0」は・・・

 

繰り上がり計算機で行います。CDにそれぞれ白石(0+0)を入れて、同じく最善手を打ちます。

黒1で白石〇 黒3の石が取られて黒石● 〇●で01という出力になりました。

2桁目は「●」、繰り上がりは無しです。ということで次の桁の「1+0」は・・・

 

最初の半加算器で。1桁目とは異なり、黒1により白石を取ることになります。

〇●と出力され、3桁目は● 繰り上がりは無し(〇)

 

。。。。

 

さて、このまま行くと壮絶な分量になってしまいそうです。

私はただ楽しく囲碁をやっているだけなので、いくらでもいけちゃいますが・・・

 

最後までやってみたところ

●〇〇〇〇●〇〇〇●●●〇●〇〇〇●●〇●〇●●●〇〇〇●●〇

数字にして

1000010001110100011010111000110

さらに、十進法にして

1111111110

 

となりました!

こうして、

123456789+987654321=1111111110

が証明されたのであった・・・!

 

 

 

 

「なんのために作ったの?」ってよく聞かれるのですが

逆だと思うんです。

おれが囲碁計算機のために存在するんだ」と思っています。

これは手段ではなく、自分の目的の一つ。このために囲碁をやってきたんです、きっと。

 

今現在、囲碁計算機の発展はここまで。

引き算や掛け算などは、さらにもうひとヒネリふたヒネリ必要みたいで、新たな発想を探しているのですが・・・

その過程で、意外な副産物ができてしまったので、それを今度はご紹介できたらと思っています。

お楽しみに!!

 



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