囲碁とロック

好きなことについて

なぜミッシェルを聴くと囲碁が強くなるのか。

2020-04-06 00:12:24 | 日記

どうも囲碁アートの関です。

 

ブログの名前、「囲碁とロック」

マニアとまでいかないですが、音楽好きです

 

だいたいどこでも音楽を聴くわけですが、私にとって必然的に問題となるのが

「囲碁に最も合うアルバムは何か??」

となります。

勉強中。囲碁大会に向かう朝の電車の中。

もちろん対局中には無理ですが、もし聴いてたら強くなれるもの。

 

今のところの答え

「Thee Michelle Gun Elephant 『Chicken Zombies』(の最初の4曲)」※

となりました!!

 

ひとつ前の『High Time』も大好きですが、ちょっと爽やか

 

ひとつ後の代表的な名盤『Gear Blues』↑ は、ちょっと重厚

 

Chicken Zombies』の突き抜けた明るさとテンション

それでいて肉を裂く獣のような凶暴な感じ

この感じで囲碁に臨むのが、大変望ましい

のです。

 

~~~~~~~~~~~~

 

そもそも囲碁の紹介がまだでした。

黒・白に分かれて、石を置いていき

自分の色の石で作った陣地が広いほうが勝ち。

たとえば、このようになったら・・・

 

〇のところが黒の陣地です。14あります。

▲のところが白の陣地です。こちらも14。

こうなったら引き分けです(囲碁アートは最後にこうなるわけですね

 

と、これだけだとめっちゃ穏やかなゲームなんですけど

 

石から出てる線を全部ふさぐと、取れます。

左上の形から、右下▲に黒を置くと

白の一個を取ることができます。

(さらに石を取られると、その数のぶん自分の陣地が狭くなるペナルティーもあり、それも超でかい。)

 

石で陣地を作るのに、その石が取られちゃったら、相手がどんどん入り込んでくる

自分と相手で陣地を取り合うということは、石同士のぶつかり合い、殺し合い

実際には常に火花が散っており、内心のテンションが爆上げになっていくゲームなのです・・・!

 

さて、なぜミッシェルなのか。

 

 

たとえばこんな場面があったとします。

もうだいぶ後半なんですが、いまは陣地どうでしょう

そう、黒がだいぶ広いのです。

 

いちおう数えてみると、黒の陣地の〇は15

白の陣地の▲は、わずかに7

このままだと、黒が勝ってしまう・・・

しかし!!

 

これがチキンゾンビーズの一手といえます。

黒の陣地を作っている石を、食い破ってしまおうということです。

白1の両隣の黒、危なくなってます

 

下のほうを黒2なら、上のほうを白3

 

かといって上のほうを黒2で防いでも、白3で取れる!!

 

こうなりました。

 

右のほうから白の軍勢がどしどし侵入し

黒の陣地は、ワンパンでこっぱみじんに・・・!

これ快感なんですよ。ぜひ味わってほしい。生きがいレベル。

このあと、上下の黒たちも取れちゃうかも知れません。

白が大逆転、大勝となります。

 

 

Chicken Zombies

明るく突き抜けた感じは、陣地を広げるときの気持ちの大きさ、前向きさ

相手に噛み付く凶暴性は、いざとなったら一気に攻める勢い

これら囲碁に必要な要素を同時に満たす、理想的な名盤なのです。

もちろん囲碁に限らず、何か本番に臨むときに「うおおおおおおおおおお!!」ってなるので、聴いてみてくださいね~~!

 

※個人的には、アルバムの最後まで聴くとなんか締まっちゃうので、大会前は4曲目くらいで止めると調子よいです。これから始まっていく感じ。



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1 コメント

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Unknown (Tech)
2020-05-19 16:54:33
Awesome!! happy to read this information, Thanks for sharing. Keep it up :)

https://techpeat.com/
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