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みなさん、ゴメン。 前回の話をもう一回引っ張りま~す。
すでに終了してしまったこのお笑い番組(ワンナイ)は実にたくさんの話題で視聴者の笑いを誘っていたんですが、今でも「Youtube」でその抜粋を見られるのはとても幸せ?だなと思うのです。
プログラムによっては著作権者であるTV局がクレームをつけて、その画像が見られない状態のものもあるようですが、僕または僕らのような音楽をやっている人間にとって下記の「音楽系お笑い番組」は笑いのネタ探しに事欠かないものとなっているので、前回このブログで一部を紹介したわけです。
夕べはバンドの練習があったんですが、スタジオに入るなりこの話でもちきり。
みなさんも前回リンクを張った一つのURLをもとに、いろいろあるこの「謎のミュージシャン黒木」のシリーズを見たと思います。
みなさんの今後の視聴の便宜のためにとりあえずシリーズの8本のURLをまとめてみました。
<謎のミュージシャン 黒木> シリーズより
(尺八)
(トランペット)
(ドラム)
(マンドリン)
(三味線)
(バイオリン)
(ベース)
(二胡)
驚かされるのは「謎のミュージシャン 黒木」が各楽器の特徴をよくつかんでいるということ。
それと「歌手」役、宮迫くんがほんとうに上手く唄っているということですね。
実はいいかげんにこれをやったら笑いを取るのはむずかしいと思うわけですよ。
ちゃんとリサーチして、楽器の特徴をとらえ、その楽器に見合ったフレーズを口で真似する。
これはもう芸術の域だと思いますねん!
それはそうと、「お笑い」を解説してどないするねん?と突っ込まれるのはよ~く分かっているし、実際余計なことだろうと100%承知していますので、そのへんは勘弁してもらい、それでもなお彼らの笑いが音楽的にどういうことかと書いてみたくなったのです。
もちろんあのおかしさの大部分は大阪弁による芸人たちの<間(ま)>の絶妙さやイントネーションに起因しているものと思っています。
が、音楽系のギャグである以上は、音楽に興味の無い人も笑えるというその奥義をぜひ知ってもらったほうがいいと思うのです。
ですから以下は彼らの話術とか芸とかの素晴らしさは書いていません。ギャグ中での音楽の表され方を書きました。
<ベース>はその音(音質ではなくフレーズ)が正確なピッチで、しかも効果的なグリッサンドを使い表現されている点がすばらしいのです。ベーシストは自分のベースのラインを口でなかなか上手く言えないものなんですよ。
<二胡>はその持ち方がデタラメなのと弓が弦の間に挟まれていなかったことがウソ臭かったのですが、口でのチャイニーズ風なメロディーには大いに笑えました。
<尺八>は首振りこそなかったものの、ブロウのかすれた音を口でそれらしくしっかりと再現して好感しました。
<マンドリン>はこの楽器独特なトレモロ奏法を舌を細かく動かして(途中にやるウガイのように)笑わせました。ちなみに「雪の華」の「マゲ」とは曲のイントロを指す音楽用語ではありません!
<トランペット>はチンドン屋のようなちょっとショボめの口ラッパでうまくオブリガートを入れていましたが、調子付いたプップクプ~は、安いアレンジの曲でよく聞かれる類のもので、彼らはそんなアレンジをあざ笑っているかのようでした。
<三味線>はまさしく「口三味線」。口で真似をする楽器では一番ポピュラーであり、そこから「クチジャミセン」と昔から言われるようになっているわけです。ペンペン!
<バイオリン>の巻は一見地味な出来であるが、黒木のバイオリンの「音」は見事でした。
この楽器の低音域は実際にこういう音がするんです。しかもビブラートをそれらしく加えてリアリティーを増しています。弓の持ち方、当て方がデタラメなのが(お笑いだとしても)残念。ここを決めれば一流の口バイオリンでしたね。
<ドラム>はシリーズ中の白眉でありました。ドラマーはこのようにみな口(アタマ)でそのプレイを擬似化しているもんなのです。ドンチャ、ドドドン、ピシーッ、バカドコドン など、ドラマーはぜったい皆んながやっています。それをこういう形で表に出したもんだから、これはおかしくてたまらないのは当たり前なんです。それとドラムってこういうふうにうるさい楽器だということを白日のもとにさらしたところが笑えるのです。
しかし面白いですな~。
僕は特にあの宮迫くんの多彩で実力ある物まね芸が気に入っています。
映画「下妻物語」のオヤジ役もなかなか熱演でしたね。
おっと、また見よっと!
すでに終了してしまったこのお笑い番組(ワンナイ)は実にたくさんの話題で視聴者の笑いを誘っていたんですが、今でも「Youtube」でその抜粋を見られるのはとても幸せ?だなと思うのです。
プログラムによっては著作権者であるTV局がクレームをつけて、その画像が見られない状態のものもあるようですが、僕または僕らのような音楽をやっている人間にとって下記の「音楽系お笑い番組」は笑いのネタ探しに事欠かないものとなっているので、前回このブログで一部を紹介したわけです。
夕べはバンドの練習があったんですが、スタジオに入るなりこの話でもちきり。
みなさんも前回リンクを張った一つのURLをもとに、いろいろあるこの「謎のミュージシャン黒木」のシリーズを見たと思います。
みなさんの今後の視聴の便宜のためにとりあえずシリーズの8本のURLをまとめてみました。
<謎のミュージシャン 黒木> シリーズより
(尺八)
(トランペット)
(ドラム)
(マンドリン)
(三味線)
(バイオリン)
(ベース)
(二胡)
驚かされるのは「謎のミュージシャン 黒木」が各楽器の特徴をよくつかんでいるということ。
それと「歌手」役、宮迫くんがほんとうに上手く唄っているということですね。
実はいいかげんにこれをやったら笑いを取るのはむずかしいと思うわけですよ。
ちゃんとリサーチして、楽器の特徴をとらえ、その楽器に見合ったフレーズを口で真似する。
これはもう芸術の域だと思いますねん!
それはそうと、「お笑い」を解説してどないするねん?と突っ込まれるのはよ~く分かっているし、実際余計なことだろうと100%承知していますので、そのへんは勘弁してもらい、それでもなお彼らの笑いが音楽的にどういうことかと書いてみたくなったのです。
もちろんあのおかしさの大部分は大阪弁による芸人たちの<間(ま)>の絶妙さやイントネーションに起因しているものと思っています。
が、音楽系のギャグである以上は、音楽に興味の無い人も笑えるというその奥義をぜひ知ってもらったほうがいいと思うのです。
ですから以下は彼らの話術とか芸とかの素晴らしさは書いていません。ギャグ中での音楽の表され方を書きました。
<ベース>はその音(音質ではなくフレーズ)が正確なピッチで、しかも効果的なグリッサンドを使い表現されている点がすばらしいのです。ベーシストは自分のベースのラインを口でなかなか上手く言えないものなんですよ。
<二胡>はその持ち方がデタラメなのと弓が弦の間に挟まれていなかったことがウソ臭かったのですが、口でのチャイニーズ風なメロディーには大いに笑えました。
<尺八>は首振りこそなかったものの、ブロウのかすれた音を口でそれらしくしっかりと再現して好感しました。
<マンドリン>はこの楽器独特なトレモロ奏法を舌を細かく動かして(途中にやるウガイのように)笑わせました。ちなみに「雪の華」の「マゲ」とは曲のイントロを指す音楽用語ではありません!
<トランペット>はチンドン屋のようなちょっとショボめの口ラッパでうまくオブリガートを入れていましたが、調子付いたプップクプ~は、安いアレンジの曲でよく聞かれる類のもので、彼らはそんなアレンジをあざ笑っているかのようでした。
<三味線>はまさしく「口三味線」。口で真似をする楽器では一番ポピュラーであり、そこから「クチジャミセン」と昔から言われるようになっているわけです。ペンペン!
<バイオリン>の巻は一見地味な出来であるが、黒木のバイオリンの「音」は見事でした。
この楽器の低音域は実際にこういう音がするんです。しかもビブラートをそれらしく加えてリアリティーを増しています。弓の持ち方、当て方がデタラメなのが(お笑いだとしても)残念。ここを決めれば一流の口バイオリンでしたね。
<ドラム>はシリーズ中の白眉でありました。ドラマーはこのようにみな口(アタマ)でそのプレイを擬似化しているもんなのです。ドンチャ、ドドドン、ピシーッ、バカドコドン など、ドラマーはぜったい皆んながやっています。それをこういう形で表に出したもんだから、これはおかしくてたまらないのは当たり前なんです。それとドラムってこういうふうにうるさい楽器だということを白日のもとにさらしたところが笑えるのです。
しかし面白いですな~。
僕は特にあの宮迫くんの多彩で実力ある物まね芸が気に入っています。
映画「下妻物語」のオヤジ役もなかなか熱演でしたね。
おっと、また見よっと!
でも,ともすれば単なる「笑い」に関して,これだけ解説出来る
貴兄もすごい!
また次回のリハも口ベースと口ドラムでいこうな~!
そうそう!「下妻物語」のアンナも忘れずにね!!
TSUTAYAに行って普段は立ち寄らない「お笑いコーナー」を見たら、あるわあるわ、お笑いDVD.
思わずなんか借りようかと思ったゼイ。
アンナより深キョン派のベース担当でした!