トルコM7.8 その3

うーん、ニュースを見るたびに犠牲者の数が増えていく。
神戸の地震と同じくらいの数になってしまった。
どうか、どうか、もうこれ以上拡大しませんように
今は祈るくらいしかできません。

トルコも日本と同じように、地震の多い国ではありますが
ここまでの規模になるとは思っていませんでした。
となると、
例えば獅子座満月のピンポイントでどうのこうの、ではなく
もう既に国家一大事になってしまっている。
それはトルコだけではなく、シリアも同じ。


以前、311の時における、前年の春分図を見たが

思い出し星読み　2 - 魚座による魚座のための取説

2010年の春分図というのは、とにかく土星がキツくて、
まず居場所が死をも意味する8室であり、
それが山羊座に入りたての冥王星とタイトに直角、
2室の太陽（＝国家）ともほぼ正確に180度、
天王星はその太陽と合、土星とも衝、
（発震当日は天王星が牡羊座に移動する直前）
4室は地の牡牛、そこに月（＝国民）、
月とキロンがタイトに直角
義務遂行を意味するジュノーがＩＣと合
と
一見するだけで、これだけ不吉な要素が出てくるのですが

202203201833＠アンカラ　春分図


202203201733＠ダマスカス　春分図


トルコもシリアも
8室に天王星、4室が地の山羊座、
太陽がＤＳＣと合というのは共通。
やはり地平軸＝ＤＳＣに太陽が合、という点が
地震の予測の第1要素となるのであろうか。
（311の時はヘッド/テイルが地平軸と合）

「どのような場合でも、春分図に天災地変による『財産、人命』の損失が
表示されていない年度内には『大規模な被害地震の発生』はありません」
（石川源晃　応用占星学入門　ｐ119）

ということなので、今回の場合の財産人命の損失は
火星と天王星の直角（誤差1.56）
月と冥王星の直角（誤差1.68）
に現れているということか。
特に、火星と天王星の直角は、過激、破壊的行動、死別、という
非常にストレートな意味を持つ。
天王星が8室にいるので、その意味もより強調されてしまったか。
但し、
このアスペクト自体は万国共通のもの。
なので、日本とてまだ油断はできないのですよ。
昨年の春分図のこの角度は、
ロシアウクライナの戦争の意味として捉えがちではありますが。

食の地図を見ようと思ったが次に続く。