「あー、インターフェース欲しいよ~」ではやきもきの私であったが、結局ROLANDのFA-101を奮発して買った。HDDは1万円以下でもかなり渋り、DOS/V本体に限っては拾い物しか手を出さない私が「5万円強の買い物」のである。皆さんとは多少お金の使い方が違う、イッツ・ア・ディファレント・ベクトル?である。
http://www.roland.co.jp/products/jp/FA-101/index.html
それにしても箱がとてつもなくデカい。中身はほぼiBookG4-12”の半分の大きさだ。ただ、材質は段ボールである。地球に優しいのか優しくないのか微妙である。
オーディオインターフェース(パソコンにマイクやライン等を入力・出力する機器)ということでパソコンにつなげて使うのが前提であるが、かといって一般の人々が「ちょっとMDへ録音」「AV機器につなげて使う」という感じのアットホームな端子類は元から存在しない。「イッツ・ア・ウルトラハイスペック」「イッツ・ア・半業務用」くささがにじみ出て、とてつもない敷居の高さになっている。本体には簡単な回路図がプリントされていて空気からして違う。ホームユースだったら他を当たれや、ヴォケがっ!である。大体、192kHz/24bitやら10台同時録音なんざ何なのか全く分からない。
私がこれを選んだ理由は「バスパワー(Firewireからの電源のみで動作するのでACアダプタ不要)で動作する」「ダイレクトモニター出来てレイテンシー(遅延)も少ない」「なによりも日本のメーカーなので電話で気軽に聞けそう」の3点である。特に3番目の「電話で聞ける」というのは私にとってはかなりウエイトが高いポイントである。音質がどうのこうのというのも無くもないが、44.1kHz/16bit(オーディオCDくらいの音質)が出来れば十分だし、私はオーディオマニアではないので正直これ以上の音質だと「違いがよ~分からん」のである(時々FMラジオでも十分じゃないのかと思うくらいである)。持っているAV機器がTVとビデオ、敢えて言うならiBookG4くらいだったりするので。
一体何に使うのかと言うと「GarageBandで自分の声を吹き込む」だけである。うーむ、マイク端子以外は一生使わなかったりして・・・。イッツ・ア・無駄である。
iMacやDOS/Vならもともとマイク端子がついているのでそれで吹き込もうかと思ったが、出来れば音楽関係はiBookG4で全て済ませたいという思いもあった。簡単な声紋分析もしたいし。
**********
さて、問題がいきなり発生した。
「あれれーっ?! GarageBandではFA-101が使えない・・・」
「システム環境設定」>「サウンド」、ではちゃんと入力と出力は認識しているし反応しているのだが、GarageBandでは何故か内蔵マイク(液晶画面の右のところにある針の穴のようなマイク。当然雑音もよく拾う)しか使えなくなっている。
「これはおかしい。こんな筈では・・・」
なぜだ~。
FinalCutExpress2のボイスオーバーでもちゃんと使えるというのに。6000円足らずとはいえGarageBandは仮にも「音楽制作ソフト」である。FA-101は専ら音楽制作のための機材なんだからすんなり使わせて欲しい。
いろいろといじくり回したり調べたりした結果、GarageBandは44.1kHz/16bitしか駄目らしい。FA-101のサンプルレートのつまみを44.1kHzにセットすると何事も無かったかのように使えるようになった。一件落着である。
**********
「FA-101は使えるようになったけれど、なんかマイクの拾う音がかなり小さいような気がする」
大きな声を張り上げるとなんとか聞こえるようになるのだが、いくら何でもその状態を維持するのは疲れる。つまみを調節したりしたけれど効果は変わらず。
たまりかねて、疲れ果てて、ROLANDに電話である。
「あの~、なんだかマイクの音量が小さいんですけれど」
「うーん、どれくらいの音量が無いのかが分からないので、宜しければ録音したデータを送ってもらえませんか?」
ということで、録音したデーターを送る事になった。
「さて、何を歌おうか?」
である。テストとはいえ何を歌っても良いというわけでもあるまい。この辺りのセレクトでROLANDに対する私の印象というものが決定され、今後のお付き合いに少なからず影響が出てくるのではないか? 全くを持って困った事態である。
「うーん、何歌おうかなぁ。草原のマルコかなぁ」
「あんなー、あんまり変なセレクトしてると、少なくともROLAND中で話題の中心になるんじゃないの? ”変な客がさぁ~”みたいな」
「えーっ、そんな事言われても・・・」
「それか密かに2chとかに勝手にupされてたりして。キターって感じで」
「そんなん困るよ~」
「そうそう、困らんためにも最初に自分のHPにupしておくんだよ!」
「なして?」
「既に公開してたら、他の奴が流したところで”漏れ”にはならんだろ?」
なんかそういう問題じゃ・・・。
----------
まだテストのデータを送ってないし、今日は5月1日でゴールデンウイーク中であるため、結果等はずっと先の話になるのだが、ROLANDの人の留守電の話では、
「予想としては、お使いのマイク(シュアー・SM57LCE)のインピーダンスと、FA-101のインピーダンスがかなりかけ離れているために、マイクの通りが悪いのでは?」
とのことであるらしい。
「FA-101のユーザー登録をしてもらえれば、弊社からテストマイクをお貸し出し出来ますよ?」
だそうである。うーむ、だんだん話が大きくなっていきそうな予感。

http://www.roland.co.jp/products/jp/FA-101/index.html
それにしても箱がとてつもなくデカい。中身はほぼiBookG4-12”の半分の大きさだ。ただ、材質は段ボールである。地球に優しいのか優しくないのか微妙である。
オーディオインターフェース(パソコンにマイクやライン等を入力・出力する機器)ということでパソコンにつなげて使うのが前提であるが、かといって一般の人々が「ちょっとMDへ録音」「AV機器につなげて使う」という感じのアットホームな端子類は元から存在しない。「イッツ・ア・ウルトラハイスペック」「イッツ・ア・半業務用」くささがにじみ出て、とてつもない敷居の高さになっている。本体には簡単な回路図がプリントされていて空気からして違う。ホームユースだったら他を当たれや、ヴォケがっ!である。大体、192kHz/24bitやら10台同時録音なんざ何なのか全く分からない。
私がこれを選んだ理由は「バスパワー(Firewireからの電源のみで動作するのでACアダプタ不要)で動作する」「ダイレクトモニター出来てレイテンシー(遅延)も少ない」「なによりも日本のメーカーなので電話で気軽に聞けそう」の3点である。特に3番目の「電話で聞ける」というのは私にとってはかなりウエイトが高いポイントである。音質がどうのこうのというのも無くもないが、44.1kHz/16bit(オーディオCDくらいの音質)が出来れば十分だし、私はオーディオマニアではないので正直これ以上の音質だと「違いがよ~分からん」のである(時々FMラジオでも十分じゃないのかと思うくらいである)。持っているAV機器がTVとビデオ、敢えて言うならiBookG4くらいだったりするので。
一体何に使うのかと言うと「GarageBandで自分の声を吹き込む」だけである。うーむ、マイク端子以外は一生使わなかったりして・・・。イッツ・ア・無駄である。
iMacやDOS/Vならもともとマイク端子がついているのでそれで吹き込もうかと思ったが、出来れば音楽関係はiBookG4で全て済ませたいという思いもあった。簡単な声紋分析もしたいし。
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さて、問題がいきなり発生した。
「あれれーっ?! GarageBandではFA-101が使えない・・・」
「システム環境設定」>「サウンド」、ではちゃんと入力と出力は認識しているし反応しているのだが、GarageBandでは何故か内蔵マイク(液晶画面の右のところにある針の穴のようなマイク。当然雑音もよく拾う)しか使えなくなっている。
「これはおかしい。こんな筈では・・・」
なぜだ~。
FinalCutExpress2のボイスオーバーでもちゃんと使えるというのに。6000円足らずとはいえGarageBandは仮にも「音楽制作ソフト」である。FA-101は専ら音楽制作のための機材なんだからすんなり使わせて欲しい。
いろいろといじくり回したり調べたりした結果、GarageBandは44.1kHz/16bitしか駄目らしい。FA-101のサンプルレートのつまみを44.1kHzにセットすると何事も無かったかのように使えるようになった。一件落着である。
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「FA-101は使えるようになったけれど、なんかマイクの拾う音がかなり小さいような気がする」
大きな声を張り上げるとなんとか聞こえるようになるのだが、いくら何でもその状態を維持するのは疲れる。つまみを調節したりしたけれど効果は変わらず。
たまりかねて、疲れ果てて、ROLANDに電話である。
「あの~、なんだかマイクの音量が小さいんですけれど」
「うーん、どれくらいの音量が無いのかが分からないので、宜しければ録音したデータを送ってもらえませんか?」
ということで、録音したデーターを送る事になった。
「さて、何を歌おうか?」
である。テストとはいえ何を歌っても良いというわけでもあるまい。この辺りのセレクトでROLANDに対する私の印象というものが決定され、今後のお付き合いに少なからず影響が出てくるのではないか? 全くを持って困った事態である。
「うーん、何歌おうかなぁ。草原のマルコかなぁ」
「あんなー、あんまり変なセレクトしてると、少なくともROLAND中で話題の中心になるんじゃないの? ”変な客がさぁ~”みたいな」
「えーっ、そんな事言われても・・・」
「それか密かに2chとかに勝手にupされてたりして。キターって感じで」
「そんなん困るよ~」
「そうそう、困らんためにも最初に自分のHPにupしておくんだよ!」
「なして?」
「既に公開してたら、他の奴が流したところで”漏れ”にはならんだろ?」
なんかそういう問題じゃ・・・。
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まだテストのデータを送ってないし、今日は5月1日でゴールデンウイーク中であるため、結果等はずっと先の話になるのだが、ROLANDの人の留守電の話では、
「予想としては、お使いのマイク(シュアー・SM57LCE)のインピーダンスと、FA-101のインピーダンスがかなりかけ離れているために、マイクの通りが悪いのでは?」
とのことであるらしい。
「FA-101のユーザー登録をしてもらえれば、弊社からテストマイクをお貸し出し出来ますよ?」
だそうである。うーむ、だんだん話が大きくなっていきそうな予感。
