アイデアリズム idealism daydream

よ~く考えよぅ~ 歌を勉強中 その15

 「FA-101で取り込むと音が小さいんじゃ、コラ」という前の問題の続きである。ちなみに、FA-101というのはパソコンに楽器の音や歌等を取り込むための機械である。

 ROLAND(以下、ローランド)の人は「電話では分かりかねますので宜しければ録音したモノをメールで送っていただけませんか」とのことなので、録音する事にした。
 と、言っても私は楽器が弾けるわけじゃないし、もともと自分の声を録るために買ったので、歌を歌う事にした。

 何の曲が良かろうか?!

 色々考えたあげく、AFLACのCMソングを歌って送った。音があまりにも小さいため声を張り上げたのがたたってか、なかなか切実そうな歌声になってしまった。
 今思えば、やっぱ歌じゃなくても良かったっていうか、別に「マイクのテスト」としゃべっても良かったような・・・。これぞ、イッツ・ア・後の祭りであるが。

よーく考えようー お金は大事だよー

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 次の日、ローランドの人から電話を頂いた。

「お世話になっております。こちらの方でも同じような事が確認出来ました。開発担当の者が申し上げますには、”ギター等の大きな音のする楽器でもマイクから正しく録れるよう、ゲインは少々低めにチューニングさせていただいております”とのことです」

 な、なんと・・・これは仕様だったのだ・・・。どうりでいくら調節したところで大きくならない筈だ。っていうか、そんなん聞いてないよ~。

 詳しくお話を聞くと、人間の声量に合わせてチューニングをしてしまうと、楽器を録った時には音が大きすぎて割れてしまったり機械そのものが壊れてしまったりするそうな。
 また、私と同じマイク(シュアー:SM57LCE)が入手出来なかったため未確認ですがと付け加えた上で、

「SM57LCEはFA-101のINPUT1&2の感度よりも高性能のため、音自体が削られている可能性があります。特に低音域の部分で。お客様はXLRの線をお使いだそうですのでまだ良いのですが、TRS(ヘッドホン端子みたいなの)の線ですともっと差が開いてしまうかも知れません・・・」

 なんとまぁ・・・である。マイクの方が高性能過ぎて駄目なんてあるのだろうか。でも、確かにこの間マイクを買ったところでテストさせてもらった限りは、お店の安いテストマイクの方が音をよく拾っていたので一瞬買いたくなっていたよなぁ~と思いつつ。

 それにしても線によっても変わってくるとは驚きである。私は「なんかちゃんと差した気になる」という理由だけでXLR(一応TRSの線も持っているが)を使っていただけだが、このような事になろうとは。

 それにしても、音の世界というのは色々と深いなぁ・・・。

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 だが、うんちくはどうでも良いのである。私自身あんまり音の善し悪しにこだわりがあるわけじゃないのである(FA-101は44.1kHz以下は取り込めないと言う機械ではあるが)。音量である、音量。元気良くいきたいのである。

「回避策は・・・うーん、FA-101で調節するのが難しい現状ですので、ソフトウェアの方で(音を加工して)ノーマライズして頂くか、ミキサーもしくはアンプを使って頂くという事になると思います」

 ノーマライズ(音が割れない程度まで音量を上げる加工の事)かぁ・・・GarageBandでそういう機能があったっけ?!と思いつつ。っつーか、あんまり後から加工で音量を上げたくない・・・だって、そのままやってしまうと雑音まで音量アップすることになってしまうから(まぁ、SM57LCEを信じるとすれば雑音は極力入らない構造になっている筈だが)。
 ミキサー(もしくはアンプ)かぁ・・・なんか段々大掛かりになって「パソコンでお手軽録音」じゃ無くなってしまうなぁ、と思いつつ。

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 と、以上が今回の現状である。
 私自身は「マイク=>ボーカル」のイメージだったのだが、世の中の大半は「マイク=>楽器」らしいとカルチャーショックを受けつつ。
 取りあえず、ミキサーは置いておいてノーマライズに精を出していくか~、とほほ~。
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