人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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新型うつ病?・・・(NHKスペシャルより)・・・

2012-04-30 00:15:28 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、基本的に授業が無いのでお休みです。・・・

それでも、月末の事務仕事があるので昼から入ってました。・・・

これがまた~休み休みなのでなかなか進まない。・・・本腰を入れ始めたのが15時を周っていました。・・・「はぁ~まったく~これじゃ~今日も遅くなるな~」とか、自分にブツブツ言いながら進めていると、・・・

「すみません~」・・・???・・・(お客さんだー)・・・

チラシだけでも貰おうと思ったらしいんです。お子さんも一緒です。・・・ 

こういう時はいつも必ず中に入って貰って、詳しく話しながら資料を用意します。・・・

「どちらかの塾に通ってらっしゃるのですか?」・・・数枚のチラシや説明パンフレットを集めながら聞きました。・・・

話しによると、この界隈では結構有名な集団塾です。・・・どうやら今の現状に不満があるようです。・・・(以前話した怒れる子が通っていた所です)・・・

先日のうちでの話を詳しく話しました。・・・

「えっ?体罰なんてないですよ」とお母さん。・・・

私は資料を封筒に入れながら、「直接無くても、見たり聞いたりしたことがあるはずです。」・・・と、お子さんに問いかけると・・・彼女は小刻みに無言で数回うなずきました。・・・

お母さんが、「えっ!あるのー!」とお子さんの態度を見て少し驚いていたようです。・・・

私は決して同業他社を陥れるつもりはありません。ただ、聴いた話をしただけなのです。そんな「体罰」「スパルタ」が有効だと思う親御さんやお子さんがいる事は事実ですし、現実に有効に働く場合も良くあります。・・・あくまでその塾のやり方なんです。私がとやかく言う事は筋違いですから、念のためその方には、あくまで個人の意見として話を続けました。・・・

その後は、いつも通りの話を続けて、やはり1時間しゃべりっぱなしでした。・・・

単に「チラシ」だけを貰いに来ただけなのに、「どうもすみません~私はつい子供たちの事になると、話が止まらなくなるんです~」といつものセリフを言いながら結局1時間半が過ぎていました。・・・「ごめんなさい」・・・

近いうちにもう一度連絡があるでしょう。・・・きっと!・・・

そんな事があって、でもいつもよりは断然早く帰宅。・・・「清盛」を見ながら食事をして、いつものハイボールを呑んでいると、NHKスペシャル「新型うつ病」の話が出て来た。・・・

「はぁ~?新型~?うつ病?」・・・

話しは、会社で上司に叱られて、落ち込むと言うより反対に上司の悪口陰口を言う。・・・「俺は悪くない!悪いのはあの上司だ!」・・・そして、病院では「うつ病」と診断され休職する事に・・・

休職中にも関わらず、ブログをアップしたり、海外旅行へ出かけようとしたり、周りでは単なる怠け者なんだと言う話も出てくる。・・・

「そんな奴はごろごろいるし、別に病気だなんて~大げさな~」・・・

そうは言っても今確実にそういう若者が増えているのは、まぎれもない「事実」なのである。・・・そして、れっきとした「病気」で、普通のうつ病の薬が効かないらしい。・・・

ではなぜそんな事になるのか、その原因は、「過保護」「過干渉」「学校でのゆとり教育の一部の弊害」・・・親が良かれと思って子供の将来に過度に干渉し、やれどこの高校だ、大学だ、大企業だと子供に対する「転ばぬ先の杖」を用意する。・・・それを経験してきた子は、挫折を知らない。転んでも立ち方を知らない。出来る事は、全てを他人のせいにして自分が傷つくことを避けようとし、肯定化しようとする。更にまずいのは、自分で考えなくなるという事。・・・当然夢も希望もないし、今まで必要がなかったのだ。少なくても今まで・・・幼児感覚のまま大人になったのです。・・・

話しは、この番組から離れますが、小学校も中学校も成績が悪くても進級します。そこそこの成績でも行こうと思えば高校へも行けます。先の大学へはかなり勉強が必要ですが、小さい頃から親が学習に熱心過ぎるくらいなら、おのずと成績が良いはずです。・・・言われるように塾や習い事に通い、言われるように高校、大学へと行きます。・・・

以前面談で親御さんと話していた時。・・・

「やはり、せめて大学までは行かせたいんです~」・・・良く出てくるセリフです。・・・

親の願いは分かります。でも、それじゃ~結局大学に何しに行くのか分からないし、その後のビジョンも無い。たぶんそんな風なら、どこも企業は採用しません。それでなくても就職難と言われて久しいのに・・・

私は、その時のお子さんに聞きました。・・・

「将来何がしたいの?夢はありますか?何か興味がありますか?」・・・そういうご家族の場合はほとんど答えは「ノー」です。・・・

お母さんが言います。「ですからね、大学へ行ってそれから考えればいいじゃないですか~」・・・昔はそれでも良かった。でも今は違うんです。・・・

分かってません!まったく!・・・(あんた、この子が死ぬまで責任とって面倒みるのか?)・・・

そう思いましたが言いませんでした。・・・

一部の親御さんは、そんな方が多いです。・・・

ちいさい時から塾に通う事に異論はありません。でも、それは先の夢の実現の為の一つの方法だという事をよく認識して通わせてあげてほしいんです。・・・

話しをNHKの番組に戻しますが、企業側も人件費カットで、その昔はよく出来ていた「新人教育」や「生涯指導」なんかが出来なくなっている。という事もあげられました。・・・以前の私の話にも出て来ます。(終身雇用と師弟関係・・だったかな~?バックナンバー参照)・・・

企業側の上司も頭ごなしに、「こんな事も出来ないんだ~」とか、「そんな事も知らないで、どこで教育されたんだ~」とか言い出す。こういう事も問題がある。・・・教えてやらないといけないんです。・・・

人間高々20年くらいで人生を語れるほどの経験がない。そんなの「当たり前だのクラッカー」ですよ。・・・(NHKではそんなセリフ出ませんでしたけど~)・・・

ここからは、私の意見ですが・・・

昔なら、それを前提に若者を雇って来たし、時には厳しく、時には優しく、人生とは何かを問いかけながら、上司も部下も一緒になって成長して行った。そんな中で企業も成長して行ったのだ。・・・

今の企業に欠けているものが見えたような気がしました。・・・日本の復活の方法が見えましたね~。・・・出来ない人間はいませんよ!・・・

やり方が間違っているんです~。・・・親も親が行く会社も、社会も・・・

うまく行かないのだから、やり方を変えればいいんです。簡単な事ですよね~。・・・「口で言うのは簡単ですよ~」・・・そうですね。・・・

でも、やらないともう後がないですよ!・・・

微力ですが、私はそんな境遇の子供たちを少しでも助けて行きます。・・・

自分で考えて、感じて、夢を持ち、希望を持ち、自分の将来に自信を持ち続けられる人間を、育てます。・・・育てるなんて、おこがましいですね。・・・

「一緒に成長しましょう!」・・・人間、生涯が学習です。・・・

ではでは~・・・

明日に、期待!・・・(明日もお休みで~す。実家へ帰ります。先日のおとんの命日に行きませんでした~。・・・まだまだ、仕事というものにカマケテマス。)・・・

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