6月ショック!!業界では潰れるホールが出て店舗数も減ると言われております。製造メーカーも「特需」という事なのですが、如何せん5号機のスペックが、あの様な感じなので客付きが悪くホールも思い切って投入出来ないでいるようです。法で規制されているのが「機械割り120%未満で作りなさい」という事です。中には投入したくても資金面が困難で投入できないお店もあるようです。
地域密着店に行くと書いておりましたが実際に行ってまいりました。行ったお店は川辺町にありますK・K店です。実際に入れ替えたのは何と4機種でした。随分、思い切ったものです。しかし、この状況をみると問屋側もこの店を信用しているのだという事が分かりました。ただ「青ドン」のシマだけ異様な光景でした。
それは、、、台のレイアウトが1台越しになっているのです。(笑)
これには流石に引きました。買うお金が足りなかったのか?あるいは需要が多すぎて欠品したのかは、お店に聞いていないので分かりません。隣りとの間隔が、かなり空いております。台を撤去した後には白いベニヤ板をハメ込んでおりました。だから「青ドン」は5台だけです。この他は「ダイナマイトマン」「サンダーVスペシャル」も、それぞれ5台の設置、後は「秘宝伝」の後に「シェィク2」が10台でした。
ただ、このお店の場合ラインナップを見てみると人気機種を軸に構成しているので満を持して導入した様な感じを受けます。お店側の支払方法は大体が手形(95日が多いようです)だそうです。入れ替えた台数は25台。約1千万円ぐらいの投資となります。もしかしたらリース契約という事も考えられるのですが契約が結べるという事は与信限度をクリアしているのでしょう。どちらにせよ、この店にそんな力があったという事です。意外な感じでした。
このお店、最近の大型店の出店にもめげずに頑張っているお店です。この南薩地域に他に2店舗、鹿児島市内に1店舗という弱小店ですが健闘していると思います。周辺には大型チェーン店も少なくありません。ホール内はどちらかというと高齢者の方が多いです。地域密着型のお店だとおいうのが何となく分かります。なので小生も入り易いのです。
ただ今回の入れ替えで犠牲になった旧機種は皮肉な事にジャグラー(旧)でした。あと、もう一つのシマが「秘宝伝」です。そこに「シェィク2」が入っておりました。この「シェィク2」「青ドン」は、ほぼお客さんが座っておりました。出玉の様子をみてみると新台入れ替え2日目という事で、5号機にしてはかなり出玉感のある感じになっておりました。お店側も「これで行くぞ!」という気持ちを見せたかったのでしょうか?あと数日もすれば高設定を減らしてくると思うのですが。
お店側も着実に期限切れを想定して動いております。生き残れK・K店!!
もう1店舗、川辺にG店というお店があるのですが、そこの「夢夢ワールド」は全て撤去されており、その後に白いベニヤ板を貼っておりました。こんな地方でも、もう始まっているという事がリアルに感じられる様になりました。ま、お国の決めた事ですから不思議な事は無いのですが、こうバタバタと始まると何か焦ります。
もう6月ショックの波が中央に遅れて地方にも来ている様です。