天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

少女

2019-12-20 12:29:28 | 日記
 年内最終のピンポン練習も終わって全く暇になると、『ここでしか味わえない 非日常の世界!』(日経ナショナルジオグラフィック社)の写真集をぼうっと眺めていると勝手に時間が経つ。カメレオンだか緑トカゲだかが体長より長い舌を出してトンボを捕まえ、今まさに食わんとしているのや、箱根の山でない中国は陝西省にある天下の剣・崋山の塔の孤凛とした佇まいもエエけれど、やっぱりペルーはマチゲンガ族の少女がペットの小猿さんセマダラタマリンを頭に載せて水浴びしながら私を見詰める姿に、常は歪んだ僕の目も清らかに吸い込まれていく訴求力の霊能を感じた。撮影はチャーリー・ハミルトン・ジェームスとあり、あのベトナムで凶悪な米軍空爆に逃げ惑う裸の少女像に匹敵する世界遺産的作品だと思う。2番目はキプロスに棲む色違いのカマキリ2匹が細枝の上でダンスを踊っている作品(ハサン・バーラル撮影)かなあ。とんと文字を読む習慣が無くなった者にはこうした写真集が格好の遊び道具となる。田中みな実写真集は刺激が強すぎた。
 何かし忘れてないか身の回りをチェックすると、平野玲音のチェロ・コンサートに暫く行っておらず、汚れた心耳が洗われていないことに気付いた。毎年の恒例公演は終わってしまったので、ベートーヴェン生誕250年やし、記念リサイタルの機会に至福の弦音シャワーを浴びに行こうかなあ。
 クリスマスは世界卓球2020最終選考会をテレビで観戦しながら21日(土)夕方に祝おうと思う。トマトケチャップ・スパゲッティーをメインに牛肉シチューでも作るか。飲み物はアマゾンで買ったスパークリング・ワイン6本セットの何本かがまだ残っている。ケーキは年1度くらいは地産地消で駅前のケーキ屋さんでショートにしよう。息子夫婦にはこの前来た時にデコレーションを遣ったから、娘一家には本人の計画と重ならないよう23日に届けてやろう。お年玉を来週には引き出さんといかん。余裕があると思っていると、一気に残高が底を突いてしまう年の暮れを一句捻らなければならない。それよりまず、年賀状を廃止したといっても、近い親族だけには欠かせないので、そっちを先に片付けるか。
 冬の旅の勧誘メールがいろいろ入ってきて、台湾のランタン飛ばしが面白そうやけれど、期間限定で高いし、蔵王の雪上車なんか面白そうや。大相撲春場所には鶴橋の焼肉とセットで行く予定やし、台湾はマンゴーの食い頃の6月かなあ。サンダース議員の大統領候補選応援集会に駆け付けたいけれど、アメリカ・ハイウエーの旅に出る馬力はもう無くなってしもうた。勝ったら、本選挙にはちょこっと顔を出すことにしよう。

吾を見る
まちげんが姫
黙し問ふ
お前の魂や
いづくさ迷ふ