天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

仁義

2019-12-10 12:36:29 | 日記
 うーん、アメリカは中国に対する追加制裁関税の発動を見送るつもりなのか。コマツ(6301)を5万株ほど仕込んでみるか。マーケットはまだ前日比マイナスと対応が遅いのでチャンスやな。
 一歩でも出足が遅れると、同じことをしても有難味が薄れる。お歳暮も貰ったらすぐ礼状を書かにゃならん。たとえ醤油、味噌みたいな持て余し物でも、いずれは使う重宝品なのやから、お礼はきっちりしとくのが大人の作法や。最近は書の道に没頭している。茶道の会をお払い箱になり、暇ができたし。それにしてもあの凛々しくお美しい先輩お弟子さんは腕を上げているかなあ。自前の簡略抹茶を点てるたびに、妖艶華麗なお姿が立ち昇ってくる。ああ。旧友から晩秋に絵手紙が届いた。洒落た趣味やなあ。若い頃は、麻雀ばかりして、振り込んだりしたら、そんな汚い待ちをするな、しばき殺しちゃろか、などと品がなかったのに。歳は年輪を刻むわ。絵手紙のヒガンバナのように、心は追憶に燃えていて、逢いたくて苦しい。軽佻な流行り病の絵手紙で対抗しても勝ち目はないので、お歳暮の礼状は筆手紙にした。名は体を表し、字は心を表すものなので、「仁義」と揮毫した。孟子は「仁は人の心なり、義は人の路なり」と説いた。うん、茶の道でなくても、書の道でも心は修められそうやな。
 息子夫婦が年内最後に訪ねてきてくれる時には、久しぶりに手巻き寿司を振舞おうと思う。遠き日の沖縄在勤中には、これでよくパーティーを開いたな。アメリカナイズされているので、和の趣きは割り合いウケたものや。老いぼれると、若い日々が懐かしく思い起こされるわ。人間としての記念には何を残すか。書の達人にするか、手巻き爺さんにするか、たった3カ月足らずやったけれどアメリカ放浪人にするか、他にも候補があって迷ってしまう。

われの影 何に残さむ わら半紙
仁義廃れて 恋ひに破れて