天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

秋色

2019-09-01 10:45:26 | 日記
 9月1日。防災の日か。いつまでも関東大震災に固定して、不磨の大典にしないで、東日本大震災の3月11日に移したらどうなんや。津波、原発への備えなど防災意識も時代に即応したものに変えていかなくては。
 カラスが道路で何やら啄んでいるので、見に行ったら、セミの羽の残骸が散らばっていた。夏が名実ともに去り、鳴き疲れて命尽きた果ての姿を見るに忍びないと、食物連鎖してくれたのか。
 中元から時間が経ったので、きのう梨を一箱、実家の兄に宅配で贈った。もう幸水はとっくに過ぎて、豊水だった。駅前では夏祭の出店が賑やかだった。雑踏を避けるため、回り道をしたら、他所の庭の柿の実が早や色づいていた。自然は頼まなくても秋の準備をしてくれている。しかし人生の秋については、四季の循環なのか、死期の行き止まりなのか、アラーム時計のように鳴らしてはくれない。ここが自然派と哲学派とで心の持ち用の異なる分岐点である。
 こういう時の移り目なので、卓球Tリーグを見るため加入していたdTVチャンネルを止めて、プライム・ビデオのTリーグ専用チャンネルに切り替えた。dTVは番組が豊富だけれど卓球以外見ないので、月末でもあり低料金の方を選択した。同時にこの際と思って、読み放題ネット・マガジンとか、何年も使ったことがない格安スマホ契約も解約した。何百冊読み放題と謳っていても、目玉記事を割愛していることがしばしばだし、週刊文春なんか唯一読む価値のある「淑女の雑誌」が非掲載とは。淑女無しの文春を誰が読むのか! と言っても、大した節約にならないけれど、年に一度使うか使わないかのサービスを面倒だからと放っておいても日本経済を底上げする意味にならないし、10月からの消費増税対策くらいにはなりそうである。こういうことを真似されると景気を冷やすかもしれないので、国民一般においては詰まらない消費を見過ごして、気楽な生活を続けてほしいと思う。

秋来ぬに 色づく柿の実 妬ましや
種を来む世に 宿すべかめり