4月に入り、桜も満開の季節になりました。
遅くなりましたが(汗)、2月の下旬に参加してみた、2つの『すみつかれ試食会』の体験報告です。
すみつかれ(すみつかり、しもつかれ)は、2月の初午の日に稲荷神社にお供えをされ、家庭でも食べられますが、今年の初午の日は2月11日でした。
『旧暦の2月11日』は、今年は3月31日だったようです。旧暦2月11日までには書こうと思いながら・・・いやいや、言い訳はなして、早速、簡単ながら報告します!
(1)2/22(日)開催 坂東市 郷土料理まつり
この『郷土料理まつり』の企画の一つに『すみつかれコンテスト』がありました。
なんと、61種類のすみつかれの試食でした。
伝統的な味から、創作すみつかれまで。
そして、『煮ものタイプ』すみつかれから、『酢の物タイプ』すみつかれまで。
『煮ものタイプ』は、酒粕あり/なし、鮭の頭あり/なし。 『酢の物タイプ』は酢がほんのり~酢が効いているもの。
隠し味、オリジナル食材入りも。
・・・試食しましたよ!61種類!!
61種類食べると、だんだんわからなくなってきちゃうのですが、それでも感じたのは、
すみつかれって、栄養豊富で滋味豊かな郷土食だなぁということ。
私の個人的には、シンプルで伝統的な材料の味の方が好きでした。
しかし、子供達にも食べてもらうようになって、風習を受け継いでいくためには、味の変化・工夫も大事なのかもなぁとも思いました。
たぶん、今に伝わる味も、各地域、各家庭が代々受け継ぎがながら、作り手や家族の好みが反映されて、多様な味とレシピになっているのでしょうから。
コンテストなので、順位を決めないといけなかったのでしょうが、こんなに多様な中から選ぶとうことで、審査員の皆さんも大変だっただろうなぁと。
お疲れさまでした!
(2) 2/28(土)開催 つくば市 小田の古民家『華の幹』さん企画 の『しもつかれ試食会』
『小田西部地区ツアーと"しもつかれ"試食会』というイベントの一環で、試食会がありました。
つくば(国松)、つくば(小田)、真壁、下館1、下館2、県西のそれぞれお宅の味と、しもつかれアレンジ料理 でした。
しもつかれにまつわる風習、それぞれ家庭のレシピ、味などの詳しいご説明をうかがいながら頂きました。
味の説明を受けながら頂くと『なるほど!』と思いながらも、この味を私が再現するのは難しいなぁと感じました。
やはり、どの味にも伝統と想いが籠っているのが伝わってきましたから(^^)。
私は県外出身なので、すみつかれ(しもつかれ)の風習はないのですが、この2日間の貴重な体験で、僭越ながらちょっとすみつかれ(しもつかれ)、語れちゃいそうな気もしました♪
そしてまず、声を大にして言いたいのは、
『すみつかれ(しもつかれ)は、美味しい!!』
とうこと。
2つの試食会の模様は、私の個人ブログにも書かせて頂いてますので、ご興味ある方は良かったら(*^^*)
(市川)