番頭通信

アラフィフのドメスティックな時々。

「サンタどん」盛岡公演(7/21)。

2012-07-22 21:31:05 | 演劇
昨日(21日)、いわてアートサポートセンターで「サンタどん」(脚本・演出/すがの公)を見る。1か月半ぶりの芝居。
20人でぎっしりになった空間を見て思ったのは、
☆北海道発だなぁ、と。
それは
☆笑いをとっているうちに、どんどん核心に入っていき、気がついたらほろっとする。
という点で共通していて、つまり
☆行ってよかった。
ということです。
逃げられない、隠れられない空間でのスリリングかつ全力疾走な舞台を見て、
☆やり切っている舞台っていいなぁ
と感じました。
作者(すがの公)は「大人のためのメルヘン」を描こうとしているように解釈ましたが、これを小学生に見せたら、意外といい反応を示してくれるんじゃないかなぁ。ビターでちょっとデフォルメした表現をわかってくれるのか(それ以前に学校でこういう舞台を見せることにOKが出るのかどうか)はさておき、新しい化学反応が出てくると思われます。
役者の目が5人とも澄んでいて、なおかつお客さんもツボを心得ていて、
☆いいものを見せてもらった。
というのが率直なところです。
☆忘れていた純粋さを思い出させてくれた。
という。ひたむきさとか、いじらしさとか、純真さというか(もしかしてそれらはサブテキストかもしれませんけど)。

明日は青森公演なそうです。札幌ハムプロジェクト企画の今後のご活躍を祈念申し上げます。

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