番頭通信

アラフィフのドメスティックな時々。

初心に返る。

2014-08-01 21:29:56 | 演劇
高校演劇全国大会(いばらき総文)最終日、3月まで某高校演劇部のコーチだったHさんと舞台を観ました。
彼の赴任先には演劇部がなく、私は演劇部に直接関わる立場ではなく、
(いいなぁ)
と全国大会の上演を眺める側。

「今、舞台に関われないので、必死になって『今週末に舞台はないか?』と探している状態なんです」
とHさん。彼の姿に、どこかで自分自身を見たような気もします。

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顧問2年目に飯島早苗「パ・ド・ドゥ」を上演し、お礼という名目で強引に飯島さんにあいさつしました。
すべての学校の上演終了後、分科会で彼女と今村修さんが
「創作脚本の作り方」
をテーマにしたワークショップをやったとき、後方に座っていた顧問たちが次々に発言します。
そして1時間半で、あっという間にプロットができあがったのですが、
(あー、共同作業っていいな)
と改めて思ったのです。

推進力のある人(集団)が、目標に向かって邁進し舞台を作り上げる姿を、エネルギッシュな飯島さん(や上演校、スタッフ)から感じ、
「やらなきゃ!」
と思えたのが今回の収穫でした。

どこの学校のどんな上演が「青春舞台2014」で取り上げられるのか、国立劇場の檜舞台に立てる4校はどこなのかももちろん注目されていいことだと思いますが、何より
☆舞台の多様性
☆舞台からの読み取り
☆集中して12本見られる
ことの心地よさ
を感じたのでした。

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