ヨガ、半月のポーズを取ってみました。
この「半月のポーズ」を取るには柔軟性、バランス力の両方が必要です。スタジオレッスンにおいては頻繁に出てくるポーズではありませんが、今まで何回か取ったように記憶しています。
レッスン中に、前にある壁に張った鏡でこのポーズがしっかり取れているかどうかを確認したことはありませんでしたが、こうやって写真で見ると「ちょっとひどい」状態になっていて、人様に見せられるようなものではないのですが・・・。
まず、Mr. ヨーギーの模範ポーズを見て初めて気がついたのですが、床についている足先の向きが私のとは異なります。
彼の場合は足先の向きが体側に沿っていますが、私の場合は膝と同じ向きになっています。今まであまり意識したことがありませんでした。
ポイントは3つあります。
【1】1の上げている足のかかとから肩までのラインが一直線になっている。
【2】腕のライン(下の手から上の手まで)が床と垂直になっている。
【3】バランスが取れる。
まず、【1】の「足のかかとから肩までのラインが一直線」ですが、両足がしっかりと開けないと難しいです。そして、しっかりと開くには2の床についている足の太ももの裏のハムストリングスと骨盤と大腿骨をつないでいる内転筋群の柔軟性が必要です。
次に、【3】のバランスですが、細かいバランスは床についている手の指先で調整することになります。ただ、同じ調整を取るにしても土台がしっかりしていれば、腕の力に頼ることはないはずです。
「土台がしっかりしている」というのは床についている足がしっかりと垂直になっているかどうかということです。結局、ここでもバランスを取るには足がしっかりと開けているかどうかということになります。
【1】【3】がしっかりできていれば、【2】の「腕のラインを垂直にする」ことはそんなには難しくないはずです。 このポーズをレッスン中に取っていると、スタジオのあちこちで「ドタッ」「バタッ」とバランスを崩している音が聞こえてくるのですが、きれいに決められると「けっこう優越感気分!」かもしれません。
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