バレエ用語集より「ア・テール」
■ ア・テール (a terre):「床に、地面に」の意味で、足(かかとまたはつま先)がフロアに付いている状態のことです。初心者の私からすると、「ジャンプしない限り、それって普通じゃないの!?」とか思ってしまうのですが、どうも「ロン・ド・ジャンプ」などのパの名称に着けたり、ルルヴェとの区別をするときに用いているような認識があるのですが…。つまり「ルルヴェでなく、ア・テールでアラベスク」などのように、ちょっと自信がないのですが…。 ⇔ アン・レール (en lair) 参照)ロン・ドゥ・ジャンプ・ア・テール
さちおさんから掲示板への書き込みがありました。(2010.10.16)
a terre(ア・テール)というのは、僕の理解では、「つま先またはかかとを床につけて」という意味ではなく、「つま先とかかととの両方を床につけて」という意味です。つまり、足の裏と床の表面との関係については、次の三種類の概念(用語)があると僕は思います。
(1) a terre(ア・テール): 「床に着いている、床に接触している」という意味の副詞句。英語に直訳すると "on the floor" あるいは "in contact with the floor" ということだと思います。「足の裏の全体を床に接触させている」ということであり、言い換えると「つま先とかかととの両方を床に接触させている」ということです。
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