語句解説「グルタミン」
非必須アミノ酸の一種で、体内に最も多く存在するアミノ酸。
【もっと詳しく】
身体の中でタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、骨格筋の細胞に存在する遊離アミノ酸の50~60%がグルタミンと言われている。また、骨格筋以外でも血液中に豊富に存在している。
怪我をした場合や激しい運動の後は体内でのグルタミンの消費量が一時的に増加する。もちろん体内でもグルタミンの合成は行われているが、その需要に間に合わない場合もあり準必須アミノ酸とみなされる場合もある。
また、グルタミン酸というアミノ酸もあるが、働きは全く異なり、グルタミンがエネルギーの代謝に大きく関わっているのに対して、グルタミン酸は神経伝達物質としての役割がメインとなる。
場 所 |
グルタミンの割合 |
骨格筋タンパク質 |
6.6% |
骨格筋細胞内の遊離アミノ酸 |
61% |
血漿 |
20% |