あやしい業者から「東京のマンションを投資目的で買いませんか?」という
電話がかかることがある。
それが、土曜日の朝 かかってきた。
相手の女性をめんどくさいので、
「小悪魔さん」と呼ぶ。
小悪魔さん 「あの 今ちょっとよろしいでしょうか 私 投資マンションの販売の営業を担当しています小悪魔と申します。」
俺は着信履歴と相手のの声と週の雰囲気で即座に「あやしい電話」とわかるので、
それなりの対応となるのだが、ちょっと遊び心があったので、ちょっとだけ話を聞くことにした。
これは絶対にしてはいけない。あやしいと思ったら、即座に「今 天ぷら料理ををしてて、今火が!」
と言って、電話を切り、着信拒否登録をする。
俺 「あーはいはい 投資マンションですかあ お金があれば考えますけど無理ですね」
小悪魔さん 「何をおっしゃいますかあ 今がチャンスです まとまったお金がなくてもいいんですよ
ローンの手助けもしますので安心してください。」
なかなかうまいこと言うねえ ころっと騙される人は騙されるかも
俺 「ローンですかあ こういう投資マンションにお金を実際に出す人って、今 いるんですかあ」
小悪魔さん 「もちろん たくさんいらっしゃいますよー みなさん 満足していますよ。」
みなさん 満足してないでしょう
俺 「ほっほー そうですかあ 儲かるんですかあ」
小悪魔さん 「これから将来が不安じゃありませんか 将来のためにお金を貯めるチャンスですよ」
俺 「ところで 小悪魔さんは東京に住んでるんですか?
東京は楽しいですか?」
小悪魔さん 「はい 東京は楽しいですよ 今年の4月から働いていますよ」
俺 「すごいですねえ 給料はいいですか? そんで 何歳ですか?」
小悪魔さん 「給料はまあまあいいですよ 私 23歳です。あのーところで投資マンションですが どうですか?」
俺 「23歳ですかあ ひつじ年ですねあーすいません 勧誘の電話がかかったら、着信拒否登録しますので
今後はかからないと思います。」
小悪魔さん 「えーー うそー そうですかあ もっと話したかったのにーー」
ずいぶん省略して会話を書いたけど、なかなか話上手な小悪魔さんでした。
確かに本当にあぶく銭が2000万円あって、そのお金を失ってもいい覚悟があれば、
投資マンションにお金を使えばいいと思う。
小悪魔さんの甘い誘惑に乗り、全財産を失い、
残ったのは売れないマンションという例が
全国で発生している。という事件をネットで見た気がする。
世の中そんなに甘くない。
誰も信用してはいけない
No One Trust
あやしい電話には気をつけましょう