先祖代々受け継いでいる、田んぼもコメ作りをやめてから、数年とても始末に困っている友人に、畑に借りて、菜園ごっこ遊びである。
以前大きな本屋が駐車場込みで、ほとんどの土地を、借りてくれる話は、あったが、一部の地権者が金額面で折り合わず、話はが打ち切りになった。今は、農協が数枚借りてくれているの非常に助かるが、地代は、年に数万円とのことです。
若い人は、外に働き出て、天候に惑わされずに、収入のめどがつくので、やりたがらない。
賃貸アパートにする話は、入れ替わりに次から次へと業者がくるが、過疎地では、大きな借金は、末代までの負債になり、成功した人はまずいない。
草がぼうぼうより、少しでも、知人に貸すのが一番簡単なのか、自由に使ってくれと言う。
鍬一つまともに握れない男が、土いじりをしていると、近くの爺さんや婆さんが出てきて、昔の苦労話をしていく。
のんびり、時間を潰すのに、最高だが、いまだにまともな自慢できる収穫物は何もない。