Human Unity Training & Coaching

活動予定・結果について

◆ 01/17 ・ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンションに参加して 

2011年01月16日 | 参加してきました

2010年、6月24日~25日に、マレーシア、ボルネオ半島の都、クチンにて第2回となる「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション/NHIC」が開催されました。



「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」は、2007年にナポレオン・ヒル財団の“Making the world a better place in which to live”「世界をより住みやすい場所にする」というミッションのもと、独立50周年のマレーシアにて第1回目が開催されました。

http://www.ssiblog.com/hill/archives/2008/12/post_4.html
ナポレオン・ヒル財団アジア太平洋本部ラーニングセンター

アメリカのナポレオン・ヒル財団本部との連携で、それをマレーシア側から発信したのが、クリスティーナ・チア氏です。弁護士でもある氏は、マレーシアにてナポレオン・ヒルのコンテンツを、日本を除くアジア全域に広めている、ナポレオン・ヒル・アソシエーツ・グループの会長を務めています。

グループは現在までに、シンガポール、ニュージーランド、香港、中国へと広がりを見せており、2007年に行われた第1回目のコンベンションでは、首都クアラルンプールに、当時の首相アブドラ・ガダビー氏や金融大臣イエン・イエン氏など政府高官を招き、3000名のリーダーたちをアジア全域から集め、見事にそれを成功に導きました。(マレーシアではこうした世界の優れた教育コンテンツを国家レベルで導入しています。日本でもそうあって欲しいものです)

http://www.napoleonhillassociates.com/

今回はその2回目となり、「新しい経済の中でどのような思考を現実化させるか」をテーマに大自然(ネイチャー)と人間(ヒューマン)の融合が図れる、森林が多く残り、マレー語で「森の人」を意味するオラウータンも生息する、ボルネオ島で開催されたのでした。

今回の注目は、ナポレオン・ヒルの孫にあたる、Dr.ジェームスB.ヒル氏、そしてあの、チョコレートチップクッキーを世に広めた、エイモスクッキーの創業者で、ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリストでもあるウォリー・エイモス氏が参加された事でしょう。

ジェームスB.ヒル氏は、現在まで医療系のお仕事をしながら、ようやく最近になって改めてお祖父さんの残した偉業について気がついたそうです。今までは表に出てくることをためらっていたそうですが、ここで私が出ることが、アジア、そして世界の役に立つならと、今回初めてこれだけ大きな表舞台にでていらっしゃいました。
それだけに関係者含め、来場者も、まさにヒル博士がここに再来したように感じるほどに、このコンベンションの空気に彩りを添えてくださいました。(事実かなりヒル博士に似ています)

また、エイモス氏は、そのトレードマークであるウォーターメロン(スイカ)の出で立ちで会場をポジティブな空気に変えてくれました。なぜスイカなのでしょう。聞くところによると、かつてアメリカの黒人たちはスイカは作れども、決して口に入れる事ができない高価な白人のためのフルーツだったそうです。
それを黒人が口にするというのは大きなチャレンジを意味したわけです。しかし、誰かがその口火を切ったからこそ、今では当たり前のようにスイカを皆が口にしています。その「チャレンジ」のシンボル、メッセージとして彼はそれを世界中に説いているのだそうです。

終始笑顔で、自然体で、何物をも包む深い思いやりを持って皆に接するウォーリー氏に大変感銘を受けました。

ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション2010

その他、世界から集った16名のスピーカーの講演、そして分科会が開催されました。

初日のオープニングではサラワク州の首長が登壇し、この国の未来について力強くお話をしてくださいました。
昨今の日本では感じる事のできない、リーダーとしての存在感とオーラを感じましたし、英語で力強く語られるスピーチを通して、自分の考えをしっかりとお持ちだなと実感しました。

そして、何よりこの国で驚かされるのが、ビジョンの力です。かつて2020年までに先進国入りを果たすという4代目マハティール首相時代に掲げた「ビジョン2020」を視野に、確実に成長していますし、さらにその先の2030を鑑みている点です。ビジョンは、国民の殆どの人が知っていますし、町のそこここにバナーとしてそれが掲げてあるほどです。

現在では逆にアジアの成長国から学ぶことがたくさんありますから、今では「ルック東南アジア」というところでしょうか・・・。

次回の開催は2012年になります。捉え方によっては、様々な予言が示す不安な2012年ですが、ここマレーシアよりPMAのポジティブなエネルギーを放ち、財団の掲げる、「世界をより住みやすい場所にする」というミッションを、この混迷の世界にあっても推し進めていくに違いありません。





~ヒューマン・スキル・ソリューション~
Human Unity LLC/ヒューマン・ユニティ(同)
代表 網中 達也
http://www.human-unity.jp

番外編―森の人

◆ 12/19 ・「フランクリン・コーヴィー社」の共同創立者、ロイス・クルーガー氏にお会いしました

2009年12月21日 | 参加してきました

12月19日、先日出版パーティーにお招きをいただいた、ロイス・クルーガー氏のクリスマス講演会に参加してきました。

 ご存じのとおり、ロイス・クルーガー氏は、「7つの習慣」や「フランクリンプランナー」で世界的に著名な人材教育コンサルティング企業「フランクリン・コーヴィー社」の共同創立者であり、同社を700億円規模の世界企業にまで成長させた立役者です。また、世界30カ国で世界的な企業を指導してきた実績もあられます。

今回はホテルニューオータニ東京のスイートルームの1室に、なんとクルーガー氏と私たちわずか12名という贅沢なシチュエーションでの交流クリスマスティーパーティーとなりました。

 

参加者は、カナダの国際弁護士の方やチリの経営コンサルタントの方、人材教育会社の社長さんなど非常に幅広く、ショート講演として、クルーガー氏自ら「より良い人間関係を築くための方法」を語ってくださいました。

人にネガティブなラベルを貼ることの無意味さ、人を赦す(ゆるす)ことの大切さなどについて、同氏の豊富なエピソードと共に、静かに、そして温かく、しかし力強く、心に響くお話しでした。

 とにかくクルーガー氏のその人柄にただただ感動いたします。身体から放たれるオーラと共に、溢れる英知、その人間的な崇高さ、温かいユーモア等々・・・。 ちなみに代表の網中と私は所用により少し遅れて参加したのですが、申し訳なさそうに入室した私たちを気遣い、遅れてきたことを、冗談交じりの例え話に使ってくださり、その絶妙なフォローには感激しました。

そんなクルーガー氏の人柄に触れたい、教えを請いたい、コンサルティングを依頼したい、そんな人は多いはず。 そんな方々のためにこのたび、日本で「マスターマインドサロン」が開講されることになりました。

これはよくある大勢の受講者を集めてのセミナーではありません。なんと限定8名での集中指導コースとなっています。

まさにクルーガー氏が日本に並々ならぬ思いを持ってくださっている証でもあり、全6回を半年間に渡り、少人数制で直接その英知に触れ、指導を受けることができるのです。

コースはテーマ別に以下の2コースです。

【Aコース】ビジネスマインドとセールスリーダーシップコース(定員8名)

成功するビジネスの仕組みとは、営業の真髄とは何かを、ベンチャー企業を世界最大級の会社に成長させ、トップセールスマンでもあったロイスが伝授します。
起業をお考えの方、起業して数年以内の方、もう一度自社の事業コンセプト・営業戦略を考えてみたい方に最適。

 【Bコース】ビジネスグローバライゼイションコース(定員8名)

国際化のプロセス、国際コミュニケーション、ライセンシービジネス、異文化でのビジネススキルなど、世界76カ国に事業を拡大させたロイスが実践的な指導を行います。
日本国内においても国際化が進んでいます。一歩先を行くビジネスマインドを育てたい方、今後、国際的に商品やサービスの展開をお考えの企業や社長様にお勧め。

上記コースにご興味のある方は、以下ページよりお問合せください。
http://www.human-unity.jp/sub/question.html

サーバント・リーダーとしても完璧なモデルになられる方です。日本の一人でも多くの方に触れていただきたいと心から願っております。

 Human Unity LLC/ヒューマン・ユニティ(同)統括ディレクター 石原


◆ 01/24 ・トレーナースキルアップミーティングが開催されました  

2009年01月25日 | 参加してきました

1月24日、カナダからマスター・トレーナーであるトリアナ氏が招かれ、年に数回開催される、デールカーネギートレーナーたちを対象とした、スキルアップトレーニングが開催されました。

認定トレーナーは、必ず年に1回はこのトレーニングにでる事が義務付けられています。そして、更に年に2から3回は12回のコースを担当していなければ、それを維持することができないようになっています。

この徹底したトレーナーの管理が、デール・カーネギー・トレーニングの質を保つ秘訣でもあるわけです。

ここでは、「デール・カーネギー・トレーニング」とその他に行われている、トレーニングやセミナー、研修との違いはなにか?というトリアナ氏のテーマも議題にあがりました。

それぞれグループになってその答えを導き出していった結果以下のようにまとまりました。

☑タイムスペースラーニング
12回、足かけ3か月という期間をかける。→通常の研修では経費効率と運営能 力の問題で、それだけの手間をかけられない

☑知識学習ではなく体験学習である
参加者はゆっくり机に向って座っている暇などありません。常に何かを体験して
いますから、それを通して自ら学習する

☑毎回の課題がだされる
12回の間のそれぞれの期間には、必ず課題が出されるので、その課題への取り 組みを通しながら3か月フルで学ぶことになる。またその結果を毎回発表するの で、さぼれません

☑その場でコーチングが行われること
このコースでのコーチングは、巷の傾聴をベースとしたコーチングではなく、発 表している最中でも、修正のためにそのタイミングとその場ですぐに示唆を与え ます。人はその瞬間にフィードバックを受けることで一番学ぶのであるというポ リシーに基づいているのです。コーチング フォー ザ モーメントなのです  

☑卒業生からのアシスト
卒業生は、自らの能力を後人をサポートすることを通して更に高めることが出来
るのです。このアシスタントを通して習った事の復習もできるのです。

☑人間関係の原則にのっとっている
原則に基づくスキルで、不変であり、さらにそれが体系化されているところがす ごい。

☑自分が変わることで相手が変わる
デール・カーネギーはもともと「自分が変わることで、相手に影響を与えること ができる」という仮説に基づいてこのコースを開発した。それゆえ、コース中で は参加者の全ての方が何らかの変化を遂げられるように組まれている。だから変 わる。

☑受講者同士の相互作用
受講者同士が関わりを深めるに伴って、相乗効果作用が発揮され、コースの内容 と同じくらい受講生から学ぶ機会が多い

☑公開コース
参加者はいろいろな職場から参加しているの大変刺激になる。利害が絡まないの
で、最終的には、なんでも話せる間柄にもなれる。

☑自信を育む体系化されたプロセス
97年の歴史を持つコース故、カリキュラムが大変洗練されていて、コースに乗
っかれば回を重ねるごとに自信を育めるよう構造化されている。

☑グローバルデリバー能力
世界80カ国、25言語で開催されている。世界には8千人のトレーナーがおり グローバルカンパニーは、そのネットワークを通して共通のカリキュラムをデリ
バーできる 

などといった具合です。私も数々の研修を受けて参りましたが、上記の事は掛け値なしで断言できるものです。

是非、企業でも、個人でもそんな研修ですから1回は受けてみても損はないはずです。かの世界一の長者となったウォーレン・バフェット氏もその書籍の中で、最も人生で影響を受けたトレーニングとしてこのコースをあげています。
今でもそのオフィスには卒業証書が飾られているそうですよ。

Human Unity LLC/ヒューマン・ユニティ合同会社
代表 網中 達也 

◆ 01/17 ・デール・カーネギー・トレーニング修了式が開催されました  

2009年01月17日 | 参加してきました

渋谷の道玄坂を登ると「フォーラム8」があります。
ここは、数々のデール・カーネギー・コースが同時に開催されています。

今回は10月11日にスタートした、TOD634クラスが全12回を終え、無事
充実の修了式を迎えました。

12回にわたって、コース中、そして時にはコースの外で、本当に様々な体験をしていきますので、3ヶ月を終える頃には共に苦楽を共にし、釜の飯を食った仲間のような感覚になります。

それだけスピーチの内容の中にその人それぞれの人生観、仕事観が現れてきますので、共感ゾーンが広がるのです。

職場内にも企業派遣として、このデール・カーネギー・コースをデリバーしておりますが、コースを通していつも仕事で顔を合わせている人たちが、「こんな事を考えていたのか」、「こんな過去を持っていたのだな」、「こんな体験をしてきた人なのだ」などと人間的側面での共有が大いにはかれ、劇的に職場内コミュニケーションが高まり活性化していくのです。

パソコン時代に、こうした飾りのない本音での仲間意識は、今本当に組織内で作りにくくなりました。
このコースを経験することで、チームワークや一体感を組織の中に再び取り戻す事ができるでしょう。

是非、企業派遣としても、当デール・カーネギー・コースをご採択ください。

ホームページがリニューアルしております。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.dale-carnegie.co.jp/index.html

Human Unity LLC/ヒューマン・ユニティ合同会社
代表 網中 達也

◆ 12/06 ・OBS Year-End Party 2008 開催 

2008年12月06日 | 参加してきました

今年も、毎年恒例の財団法人日本アウトワード・バウンド協会の「OBS Year-End Party 2008」にご招待をいただき、参加をさせていただきました。

東京アメリカンクラブのクリスマスムード一色の中で、今年のコースの振り返りと参加者の皆さんからの感想、そしてこれからの財団法人日本アウトワード・バウンド協会(以下OBS)の担う役割を、理事の方々、そして評議員の方々が抱負を語られました。

理事で麻生総理の弟、麻生ラファージュセメント株式会社社長の麻生 泰氏は、明日の未来を創っていく青少年の人間的力を育むために、ぜひOBSのプログラムを体験しておくといい事を力説されました。



また、評議員で株式会社ワークショップリゾート、株式会社自然学校の社長である清水国明氏は、これから訪れるであろうサバイバルの時代では、OBSで培った精神力や自然の中で身につけた自活力が必要であること、そしてこれからの世の中は正しいことをやる人たちが成功する時代であることをお話しされました。



今回はなによりも、OBSのコースに参加した子供たちや参加を促した親御さんたちの活き活きした表情が本当に素敵でした。

また、生き方に悩む若い方々が自分自身と向き合うために21日間という厳しいコースを卒業され、逞しくある姿が印象的でした。

ロッククライミング、シャワークライミング、自転車(バイク)、マラソン、ソロキャンプに山登り・・・。

OBSのプログラムは本当の自然が相手。

自然はものを言いませんが、それに向き合っているときに、何かを教えてくれる素晴らしき教師です。

そして「本流を行く!」というのが合言葉。

決して易きに流されず、脇道にそれず、まっすぐに本流を進む。

頑ななその姿勢に心が揺さぶられます。

塾に通わせるのももちろん大事ですが、若い人たちに是非とも経験していただきたい素晴らしいコースです。

HU社では、こうしたすぐれた教育プログラムの普及の一助を果たすことを使命と考えています。

http://www.obs-japan.org/

◆ 10/06 ・ブリュッセルでトレーナー会議が開催されました

2008年10月10日 | 参加してきました

ブリュッセルにてトレーナー会議が開催されました

10月7日~9日の3日間、ベルギーのブリュッセルに、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本からデール・カーネギー・トレーナーの代表が集いました。

これは、アメリカを本社に世界60ヵ国でビジネスを展開している、工業用フィルムを製造しているグローバルカンパニーの研修に向けたトレーナーズ・トレーニングでした。

“Credible Connections”=「信頼のつながり」を社内にどう形成していくか。

そして「成果を生み出す文化を加速させる」にはどうしたらよいのか。

そうした企業文化を長期スパンで形成していくためのプログラムとして、デール・カーネギー・コースが選ばれたのです。

鍵は「コミュニケーション」と「リレーションシップ」にあります。

デール・カーネギー・コースを企業向けにカスタマイズし、思いやりの企業文化醸成のために各国でトレーナーたちがトータル7日間をかけて取り組んで参ります。

この企業を通して感じるのは、「企業の人間的側面」です。

1960年にダグラス・マグレガーにより提唱されたX理論(権限行使による命令統制)、Y理論(統合と自己統制)。

これからのマネジメントスタイルとして、Y理論をただの理論としてでなく、本気でそれを取り組んでいこうという経営姿勢です。

Y理論では、企業が繁栄するよう、またそのビジョン、ミッションの実現に向けて従業員も一緒になって働くことで、その成果を報酬として分かちあうというもの。

従業員が企業の反映のために努力することによって、各自の目標も最高に成し遂げられるような条件を経営者側は整備するのです。

そのための統制方法(人の動かし方)は「権力」「説得」より、「援助」ということにあるでしょう。

デール・カーネギーの人間関係を築く原則は、まさに「援助」的な関わりを通し、人を動かすものです。

この時代にあって、いよいよ企業の次なるあり方は、その人間的側面にて築かれていくことでしょう。

世界をリードするグローバルカンパニーは、今まさに人間的側面に注目しています。

◆ 7/23 ・ヒューマンキャピタル2008にINA・インターナショナルが出展中

2008年07月23日 | 参加してきました

ヒューマンキャピタル2008にINA・インターナショナルが出展中

本日7月23日から25日まで日経BP社主催の「ヒューマンキャピタル2008」が東京国際フォーラムにて開催されています。

本日は弊社が応援している株式会社アイエヌエー・インターナショナルの羽賀社長が、ご出展されていると伺い、参加をして参りました。

INA・インターナショナルではこれまで「日本のビジネスシーンを変革するビデオ素材を提供し続ける」という理念のもと、2001年の創業以来700社を超える企業へそのコンテンツを提供してきました。

特に職場を活き活きと活性化させる「FISH」シリーズは、日本の医療現場や企業の中で数多く採用されてきました。

①仕事を楽しむ
②お客様を楽しませる
③お客様に向き合う
④自分で態度を選ぶ

という4つの「FISH哲学」は多くのサービス業の現場において必要とされていることでしょう。

今回、参加したワークショップ「ヨドバシカメラの人材活用・組織活性・顧客満足への取り組み」の中でも、常務取締役の藤沢和則氏は、その秘訣を以下のようにのべていました。

①「ヨドバシに買い物に行くのではなく、ヨドバシに行く」
 とにかく目的がなくてもなにか楽しみを求めてお客様に遊びに来てもらえるよう な場を作る  
②「どのテレビがお勧めですか?」と問われた時になにを勧めるか?
 お客様に向き合いニーズを聞き取り、安さだけではなく、求めるものを提案する
③「お客様の期待を上回るサービス」を提供する。「お客様の期待とは?」
 いつもお客様がなにを期待しているかを考え、それを超える工夫や努力をする

まさにヨドバシカメラは「FISH」実践の会社だなと思いました。

今回、羽賀社長が力をいれていたのが、新提案としてミーティングを開く際のオープニング映像と閉めるときのクローザー用映像です。

オープニングはスピードスケートで金メダルを獲得したダン・ジャンセンの不屈の精神を、クロージングではビジョンとその行動の重要性を深く印象付けるエピソード「ヒトデを投げる青年」の姿を通してやる気を高める効果を狙うものです。

確かに、くどくどと説明されるより、この映像を通すことで体の中に何かが湧き上がり、ストンと心に残ります。

その他にもサウスウェスト航空の奇跡「それはシンプル」や、アニメ「チーズはどこへ消えた?」など独自にアメリカのチャートハウス社、スター・スローアー社、CRMラーニング社などとライセンス契約を結び、魅力的なコンテンツを届けてくれています。

この「FISH」と弊社のトレーングを組み合わせて行えたら、本当に日本の職場はもっともっと明るく、楽しいものに変わっていくと思います!

これからも、INA・インターナショナルの活動にご注目ください。

◆ 7/12 ・CTIジャパン創立8周年記念イベント開催

2008年07月13日 | 参加してきました

今日は、弊社のコーチングの背景をなすCTIジャパンの創立8周年記念イベントが都内で開催されましたので、参加して参りました。

オープニングセッションの後は、4つの部屋にそれぞれわかれ、スペシャルワークショップが催されました。

特に興味を持って参加させていただいたのが、「組織とコーチングの未来を考える」というテーマでした。

このテーマでは、㈱富士ゼロックス総合教育研究所シニア研究員の橋本美博さんと、マースジャパンリミテッド人事部マネージャーの由佐美加子さん、CTIジャパン代表の島村剛さんの3名がセッションをファシリテートされました。

急激な環境変化の中で、組織のあり方そのものが変化と進化を迫られています。そうした環境下で、コーチングがどのような役割を果たすのか?
その可能性を参加者でディスカッションをしていこうと主旨です。

特に参考になったのは、橋本さんが引き合いにだされた、インドの経済学者スマントラ・ゴシャールが提唱している、21世紀型の組織モデルです。

経営観として-戦略から目的へ、組織からプロセスへ、システムから人間へ
人間観として-外的モティベーションから自発的意思、Willへ

というものでした。
この流れは、より有機的に人間ベースで組織を形成していくということを示唆していると思いました。

現在は多くの組織がサバイバル意識と成果主義という名の下で、人が組織構造の中の部品の一つとして見られる傾向が強まっています。
しかし、組織はそのリソースの大半が人から形成されているわけですから、そのコンテキサーとしての人間の思いや、感情、意味を無視しては、うまく機能していかないではないのでしょうか?そんなことをこのセッションを通して強く感じました。

より人が人として尊重されること、恐怖やサバイバルというエネルギーではなく幸福や可能性というエネルギーから組織が場として機能していくことが重要ではないかと思います。

コーチングはまさに可能性をひらいていくものとして機能します。可能性に開けた個人、可能性に開けたチーム、可能性に開けた組織が、社会にとって意味ある未来へのビジョン、目的を持って進むとき、新たな21世紀型の組織として機能し、そのプロセスの中で、人は生きがいをもって活き活きと働くことができるのだと思います。

「組織は人なり」
かつて日本の先人が示したこの言葉の重みを改めて実感します。

◆ 7/11 ・サーバント・リーダーシップの普及について

2008年07月12日 | 参加してきました

去る7月3日、蓼科にて「サーバント・リーダーシップ」普及に向けたプロジェクトミーティングを開催いたしました。

株式会社グリーンリーフセンター・ジャパンの石田社長を中心に4人のメンバーが研究員となって、このリーダーシップのモデルをそれぞれがどのように広めていくかを検証しました。

「サーバント・リーダー」とは貢献するリーダーのこと。
社員の幸福・夢の実現のために、そしてお客様の幸福・夢の実現のために、本気になって身を呈し、それをサポートすることに貢献するリーダーです。

どんな人でも自分が大切に思われたらうれしいものです。

人間関係論の大家であるデール・カーネギーも「人は皆、私を認めて!というプラカードを首からぶらさげている」との表現をしております。

そんなリーダーが職場に増えたら組織はどれほど活き活きとすることでしょう。

弊社では、どんな人材を育みたいかと問われれば、この「サーバント・リーダー」であると即座に答えます。

今後は、㈱グリーンリーフセンター・ジャパンの主席研究員としても活動していきます。逐次活動をレポートして参ります。