今西家書院 書院(上段の間) 観音開きと半蔀

縁側には観音開きの戸と跳ねあがっている戸があるね～
跳ね上がっているには半蔀の上部なんだって～
上下ニ枚に分けられた蔀戸を半蔀と言い上部は上に跳ね上げ下部は濡れ縁に立て掛けているんだって～
蔀戸は日光や風雨をさえぎるためのものなんだって～
「うんうん！！生活の工夫が随所に見ることができるんだね！！」

今西家書院 書院(上段の間)

書院(上段の間)に戻ってきたよ～
書院は室町当初は一つの板敷きの間で接客や謁見・会議や書類の作成等他目的に使われていたそうだよ～
江戸以降は床の間を造り畳を敷きました（御殿敷き）が元の姿に戻せるよう鴨居も敷居も取り外す事ができるそうだよ～
ゆえに欄間が無いそうだよ～
「う～ん！！広々していて解放感がたっぷりだよ～」

今西家書院 式台付きの玄関 その２

ありゃ？？特徴のある天井だね？？
「まるで舟底のような天井だね？？」

今西家書院 式台付きの玄関

建物の北西の角は厠でそのすぐ南側のスペースだよ～
「かつてはここから出入りしていたのかな？？」

今西家書院 下段の間

さらに一段下がった下段の間だよ～
ここは駕籠を担ぐ人たちが控える部屋なんだよ～
「ありゃ？？でもそのスペースには廻わる机？？とその上に見事な絵が…ううん…でも何の絵なんだろ？？」

今西家書院 中段の間

中段の間から舞良戸の向こうには御庭や濡れ縁が見えるよ～
ここは主人が面談中に伴の者が控える間なんだよ～
「一段低くなっているけれど立派な部屋だね！！」