タブレット型PCを考える

ポイントは、ネットブックをしのぎケータイ、PCの間に割って入ってしっかりと地位を確立するかである。

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『iPad』はUIをどう変えるか：アラン・ケイが夢見たビジョン | WIRED VISION

昔からあったジャンルであるということは確かである。ただし、Microsoft Windows Tablet PC Editionは、残念ながらiPadほどのインパクトは無かった。iPadの素晴らしさは、いらないものをすべて捨てたということである。

UIをどう変えるかではなく、タブレット型PCとしての「あるべき姿」の一つを提案したと言って良いだろう。

12型 ウェブタブレット JooJoo、iPad発表から予約増加

今後も似たようなコンセプトのものが発売されるだろう。

[N] Google「Chrome OS」搭載タブレットPCのコンセプト画像を公開

iPadはアプリケーション/コンテンツを内蔵してから再生するようにできている。iPod/iPhoneゆずりのOS/アプリケーションを用いるからである。一方Google Chrome OSは、ブラウザが機動しその上でサービスが実行される。この違いは意外と大きいはずだ。念のために言うと両方共ダウンロードもできるしオンラインのサービス実行もできる。しかし、得意分野は前述の通りである。

iPhoneがもりあがったのは、アプリケーション開発者が数百円のアプリをAppStoreで売るという形態があり、開発者がとびついたという面も見逃せない。GoogleのものではWebサービスという形で提供せねばならない。そのためには、自分でサーバを借りるなどの手を使う。Google Appsは無料でも始められるがある枠を越えれば有料だ。

この違いはサービス提供者、タブレットを使って利益を得ようとするものとしてははっきりと認識しておく必要がある。

さて、タブレットの未来はどうなるのだろうか。

アップルのタブレット「iPad」はカメラを搭載!? - iPhone・iPod touch ラボ

カメラが付いている？付きそうだという記事である。自分の顔写真をすぐにとれたり、ゲームで活用したりということに使われるだろう。

[N] 「iPad」でWindows 7が利用可能に！

タブレットのビジネスでの利用である。実はこれはすでに世に広まっている。コンビニエンスストアの商品補充注文、医療現場での電子カルテ、そして電子マニュアルなどだ。

Apple iPadは、スティーブ・ジョブスがあたかもリビングにいるかのように、カウチに座ってデモをしていたのだが、タブレットとしての新たな使い方を提示したとも言える。

2008～2009年はネットブックブームであった、2010年はタブレットの年になるのは間違いないだろう。

c.f.

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